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今こそ、今だからこそオクノ修。アシッド・フォークロックの原点がここに!2000年、久保田麻琴のコーディネイトで72年に自主制作したアシッドフォークの傑作「ファースト」がリイシューされて以来、その先駆的な高い音楽性によってオクノ修の名は一躍全国区に。
しかしオクノのキャリアは古く、振り返れば60年代後半に高田渡と知り合い、生涯の師弟関係を結び、70年代に村八分、裸のラリーズ等と親交を深め、80年代に、アーントサリーや東京ロッカーズの面々と交流するなどなど、この国における音楽のオリジネーターたちと大きく関わっている。
本作はオクノの70年代から80年にかけての貴重音源を集成したもので、ディスクからは当時台頭してきたパンク/ニューウェーブ、パブロックのにおいが充満しています。熱っぽさと覚醒が同居する不思議なサウンド。
当時の「オルタナティブ・京都」を丸ごと捉えた、その音世界は、今聴いてもとても新鮮。オクノ修とその仲間たちにしか表現できなかった「アシッド・フォーク・ロック」の名演集。
オススメの1枚。
オクノ修