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ジャコモ・マイアベーア(1791-1864):歌劇《イェフタの誓い》
全3幕とバレエ
台本:アロイス・ヴィルヘルム・シュライバー(1761-1841)
この《イェフタの誓い》はマイアベーアが作曲した初の歌劇。旧約聖書の時代に、アンモン人の隷属の身になることを拒否したイスラエルの人々の指導者イェフタと、その娘スリマを巡る『士師記』のエピソードを元にしたこの作品は、1812年12月23日にミュンヘンで初演され、一応成功したものの、マイアベーアはイェフタ役の歌手の出来には満足していなかったようです。作品には高度なライトモティーフの使用と登場人物たちの絶妙な心理描写が施されており、歌手たちのアリアと、アンサンブル、そして壮大な合唱が聴きどころとなっています。演奏はイェフタ役に1989年ハンブルク生まれのバス・バリトン、ゾンケ・タムス・フライアー、スリマ役にはベルリンで活躍するソプラノ、アンドレア・チュダークを配し、オーベールやマイアベーアなど19世紀歌劇の序曲・舞台音楽の録音が高い評価を受けるダリオ・サルヴィと、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団がバックを務めます。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
ジャコモ・マイアベーア(1791-1864):歌劇《イェフタの誓い》
【演奏者】
イェフタ...ゾンケ・タムス・フライアー(バス・バリトン)
スリマ...アンドレア・チュダーク(ソプラノ)
ティルツァ...ジアザン(メゾ・ソプラノ)
アスマヴェット...マルクス・エルゼッサー(テノール)
アブドン...ローレンス・カライジャン(バリトン)
部族の長...イヴァイロ・ヤーネフ(語り)
幼年時代の友...キャロライン・ブルカー(語り)
第1の僧/使者...ニコライ・イヴァノフ(テノール)
第2の僧...イヴァン・アンゲーロフ(テノール)
第3の僧...オルフェイ・ペトロフ(テノール)
第4の僧...リュボミール・チェルネフ(バス) 他
ローセン・バルカンスキ/ヴァシル・イグナトフ(ギター)...CD2:13
ヴァセラ・トリチコヴァ(ハープ)...CD2:13
ソフィア・フィルハーモニー合唱団
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団
ダリオ・サルヴィ(指揮)
録音: 2019年7月1-4日 Bulgaria Hall, Sofia(ブルガリア)
総収録時間:157分
DARIO SALVI