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フランスの名指揮者ルイ・フレモー(1921-)は近年の活動が伝わってきませんが、如何にも瀟洒な音楽を聴かせてくれたものです。活動の本拠地は英国でラトルの前任としてバーミンガム市立響の演奏技術向上に尽力、録音も多く同地で行われております。COLLINSによるロンドン・フィルとのスタジオ・セッションは、まさに「おフランス系ロシア音楽」の雰囲気濃厚なもので、チェリビダッケのような荘重でブルックナーのような音楽と対極にあるお洒落で、軽やかな演奏です。ロンドン・フィルも全盛時故に妙技集団と呼ぶに相応しい仕上がりを聴かせてくれます。見事なヴァイオリン・ソロは表記はないものの、恐らくデイヴィッド・ノーラン氏と思われます。
COLLINSのロンドン・フィル録音は、「テンシュテットが持たないレパートリー、もしくはテンシュテットが他のオケと録音したレパートリー」に絞られている感があり、その企画性も甚だ興味深いものがあります。 (資料提供:東武ランドシステム)
LOUIS FREMAUX / ルイ・フレモー