エルサレム讃歌 - アルフレッド・リード讃!

TATSUYA SHIMONO 下野竜也

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レーベル
ブレーン・ミュージック
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
BOCD7653
通販番号
CL-1008345070
発売日
2021年08月05日
EAN
4995751376534
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商品詳細情報

※こちらはタワーレコード様企画の限定販売商品です。弊社にて新品のお取り寄せを承ることは出来ませんので、何卒ご容赦ください。

生誕100年を迎える吹奏楽の巨匠アルフレッド・リードの作品集が発売。
下野竜也&広島WOの最新の演奏会と過去の貴重な音源から厳選。
静かに熱く歌い上げた、リード作品の新たな魅力が詰まった記念碑的アルバム!
吹奏楽の枠を超えた純粋なクラシック芸術と言えるリードの決定盤!
タワレコ/広島WO/ブレーン共同企画


★今年(2021年)に生誕100年という記念の年を迎える吹奏楽の巨匠、アルフレッド・リードの代表曲を含む作品集を発売します。タワー企画盤としては2019年と今年発売しました下野竜也氏と広島交響楽団とのブルックナー:交響曲第5番(OSBR36033)と第4番(OSBR37010)に続き、第3作目となるアルバムです。今回は当企画としては初めて広島WOとの録音を発売する運びとなりました。両者による、吹奏楽の枠を超えた純粋なクラシック芸術と言える、まさにリード作品の決定盤です。下野竜也&広島WOの最新の演奏会と過去の貴重な音源から厳選した全5曲をセレクトしました。静かに熱く歌い上げた真摯な演奏は、この記念碑的な節目にリード作品の新たな魅力を我々に伝えてくれます。

収録した5曲は、2010年4月と2014年4月、そして2021年5月のそれぞれ各定期演奏会の下野氏とのライヴ録音であり、うち3曲は最新のものです。アルバムのタイトルとなった「エルサレム讃歌」は、「アルメニアン・ダンス」の作曲をリードに勧めたアルメニア人の両親をもつ指揮者のハリー・ビジャン(1921-2010)が1976年の「アルメニアン・ダンス」全曲の初演直後にリードに次の作品として依頼した曲で、キリスト教を世界で初めて国教に定めたアルメニアの典礼音楽の魂を受け継ぐ、深い精神性をもつ音楽としてこのアルバムの最後を飾ると同時に、リードの生誕100年企画盤のタイトルとして相応しいと制作者一同が判断しました。尚、初演は当時ビジャンが勤務していたインディアナ州のパデュー大学吹奏楽学科設立100周年を祝い、1987年4月19日のイースター・サンデーにビジャンの指揮するパデュー大学シンフォニックバンドの演奏で行われています。

1曲目には録音自体が珍しい「金管楽器と打楽器のための交響曲(交響曲第1番)」を収録しました。交響曲は第2番の方が有名で多くの音源がありますが、この1952年の作品は当時としては元々プロやセミプロを念頭に書かれたためか技術的に難易度が高く、演奏機会がそれほど多くなかったこともその後の普及に影響したと思われます。今回の演奏ではもちろん安定感がありながらも当時のリードの内面的な状況が良く再現されており、この曲の再評価に繋がる完成度の高さを披露しています。2曲目の「オセロ」はリードの代表作のひとつであり、ファンも多い作品です。リードは文学作品にインスピレーションを得て作曲した作品があり、シェイクスピアの戯曲に基く吹奏楽作品は5曲あります。なかでもこの「オセロ」は3曲目の「"ハムレット"への音楽」と並ぶ劇的な作品として有名ですので、この記念盤には無くてはならない曲でしょう。このアルバムでは下野氏と広島WOの熱演が光ります。細部にわたって丁寧な音楽作りが劇的な場面と繊細な表現をそれぞれ引き立たせており、必聴です。4曲目の「春の猟犬」は1980年にリード指揮により初演された作品で、元々は若い初心者のバンド用に依頼されました。高校時代に知った英国の詩人スウィンバーンの瑞々しい詩を思い描いた上で作曲されており、それまであまり使っていなかった6/8拍子を採用しているのも特徴です。

音源収録は、広島に本拠を置き、これまでも広島WOと多くの録音を手掛けてきた、録音に定評があるブレーン株式会社であり、今回の素晴らしい音質も聴きものです。解説書には下野氏による文章「アルフレッド・リードを指揮するという事」を、曲目解説に加え村上泰裕氏による「生誕100年を迎えたリード その新たな魅力を発信」をそれぞれ掲載しました。

【収録内容】
《エルサレム讃歌》 アルフレッド・リード讃!
1. アルフレッド・リード:金管楽器と打楽器のための交響曲 (1952)
2. アルフレッド・リード:オセロ (1977)
3. アルフレッド・リード:"ハムレット"への音楽 (1971)
4. アルフレッド・リード:春の猟犬 (1980)
5. アルフレッド・リード:エルサレム讃歌 (1987)

【演奏者】
下野竜也(指揮) 広島ウインドオーケストラ

【録音】
第55回定期演奏会 2021. 5. 29 広島国際会議場 フェニックスホール (1,2,5)
第41回定期演奏会 2014. 4. 19 JMSアステールプラザ 大ホール (3)
第33回定期演奏会 2010. 4. 18 JMSアステールプラザ 大ホール (4)
以上、Live Recording

【原盤】
広島ウインドオーケストラ

【制作・録音】
Producer:Tadahiro Ogihara (Hiroshima Wind Orchestra) 荻原忠浩(広島ウインドオーケストラ)
Recording Engineer:Yoshiaki Matsubara (Brain Co.,Ltd.) 松原嘉昭(ブレーン)
Cover Design:Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.) 神原幸江(ブレーン)
Special Thanks:Kin Aoyama (API,Inc.) 青山均(エーピーアイ)