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まるで世界の苦悩を一身に受け止めているかのような 暗く深刻な作品……。 【演奏】 フルトヴェングラー(指揮) 1)ベルリンフィル、エドヴィン・フィッシャー(P) 2)ハンブルクフィル 【録音】 1)1939年1月19日 2)1948年10月18日 交響的協奏曲は懊悩そのものという曲調で、聴いていて気が滅入る位です。しかしこ の徹底振りは抗し難い魅力があります。当演奏の前年にドイツはオーストリアを併合、日本では東京オリンピックを返上。年明けには、日中戦争の泥沼化を招い た第一次近衛内閣が瓦解。こういう不穏な空気をフルトヴェングラーが肌で感じたに違いありません。厳寒のこの季節のベルリンで、オーケストラ、独奏の フィッシャー共々、救済を求める悲鳴のような強烈な演奏が展開されております。既出盤がエコー過多であったので、こちらのストレートな音像も喜ばしい限り です。交響曲第2番は、かつては駄作の一言で片付けられていた時代もありましたが、聴衆も成長し、今や着目すべき20世紀のシンフォニストとして復権を果 たしたと言えそうです。フルトヴェングラー数種の録音の中で最も若い演奏です。一枚に収まっているのも歓迎されることでしょう。 |
WILHELM FURTWANGLER / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ドイツの指揮者 (1886-1954)
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FURTWANGLER: SYMPHONY NO.2 / SYMPHONIC CONCERTO
680円(税込)