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★クロアチア、ザグレブ生まれのカウンターテナー歌手マックス・エマヌエル・チェンチッチ演出によるヘンデルの晩年のオペラ≪アルミニオ≫。2017年のヘンデル・フェスティヴァル(カールスルーエ)でのライヴ映像が発売となります。音楽一家で育ったチェンチッチは、幼少期より才能を発揮し、ウィーン少年合唱団でソリストを務め、現在はカウンターテナーとして活躍、さらには演出家としての手腕も振るっています。 オペラ≪アルミニオ≫の舞台は古代ローマ、アウグストゥス帝の時代。紀元9年、ローマ軍とゲルマン諸族軍のトイトブルクの森における戦いを題材としています。登場人物はゲルマン諸族軍を率いたケルスキ族の長アルミニオ、その妻のトゥスネルダ、ローマのゲルマニア総督ヴァロ、隊長トゥッリオ、トゥスネルダの父セジェステ、その息子でトゥスネルダの妹にあたるシギスモンド、彼の妻でアルミニオの妹のラミーゼの7人。それぞれの置かれた厳しい状況と、苦悩と葛藤を描いています。アルミニオは、1737年コヴェントガーデンで初演された際には絶賛されたにも関わらず、それから6回しか上演されず長らく"忘れられた"作品でした。チェンチッチは。自身が歌い演出することによって、ヘンデルの傑作を現代に鮮やかに蘇らせています。 チェンチッチは、豊かな声量と声を自在に操る卓越した技巧が持ち味。タイトル・ロールとして、また演出家として堂々たる歌唱がひときわ存在感を放っています。伴奏は、ギリシャのピリオド・アンサンブル、アルモニア・アテネア。ギリシャの若手指揮者ゲオルゲ・ペトルー率いる同アンサンブルは、1991年アテネ楽友協会により創設。現在は、モダンとピリオドの両方を演奏し、演奏会、録音と精力的に活動を行っています。チェンチッチは、アルモニア・アテネアとDECCAより同演目を2014年に録音していますが、今回は映像による日本語字幕付というのは歓迎されるところです。 (資料提供:キングインターナショナル) 【出演者】マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンターテナー:アルミニオ) ローレン・スノーファー(ソプラノ:トゥスネルダ) アレクサンドラ・クバス=クルク(ソプラノ:シギスモンド) ガイア・ペトローネ(メゾ・ソプラノ:ラミーゼ) フアン・サンチョ(テノール:ヴァロ) パヴェル・クディノフ(バス:セジェステ) オーウェン・ウィレッル(カウンターテナー:トゥリオ) アルモニア・アテネア,ジョルジュ・ペトルー(指揮) 演出:マックス・エマヌエル・チェンチッチ,舞台:ヘルムート・シュテルマー,衣装:ヘルムート・シュテルマー、コリーナ・グラモシュテヤヌ,照明:ヘルムート・シュテルマー、クリストフ・ハッカー,映像:エティエンヌ・ギョール、アルノー・ポティエ,映像監督:コランタン・ルコント,収録:2017年3月、カールスルーエ・ヘンデル・フェスティヴァル(ライヴ)
MAX EMANUEL CENCIC / マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
クロアチア出身のカウンターテノール歌手