クラシックWEB・2016年6月度チャート

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2016.07.11

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クラシックWEB通販での2016年6月度チャート(上位10タイトル)を発表致します。

★第1位
クラウディオ・アバド指揮 / マーラー:交響曲第2番 & 第4番
[ESOTERIC]




リリースのたびに好評頂いているESOTERICのSACDシリーズ。亡くなってから早くも2年が過ぎた巨匠アバドがDGに録音したマーラーのなかで比較的初期に録音したシカゴ響との「第2番」と、ウィーン・フィルとの「第4番」をカップリングした2枚組が選ばれました。今回もダントツの売り上げを記録しました。ご予約・ご購入くださりありがとうございます。なお、若干ではありますがWEB販売分は在庫がございます。ご購入はお早めにどうぞ!


★第2位
ショパン・コンクール・ライヴ2015・ケイト・リウ
[NIFC]

5年毎に開催されるショパンの故国ポーランドでのコンクールは、テレビ放送のみならずインターネット中継もおこなわれるようになり、これまで以上に私達の耳目を集めるようになっています。今回も世界中から若手実力派が参加し腕を競いました。ケイト・リウ(ケイト・リュー)はシンガポール生まれ、現在はアメリカで活動する21歳(コンクール当時)。優勝したチョ・ソンジンよりも、リウの演奏をおさめたこの2枚組の売れ行きが良かったのは驚きでした。


★第3位(1)
ニコラウス・アーノンクール指揮 / モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番(限定生産アナログレコード3枚組) ※完売しました
[SONY CLASSICAL]



今年1月に亡くなったアーノンクールの追悼企画として発売されたアナログレコードです。同率3位のベートーヴェンと併せ、近年メディアとして見直されているアナログ盤の復権を象徴するチャートインと言えます。


★第3位(2)
ニコラウス・アーノンクール指揮 / ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番(限定生産アナログレコード2枚組)
[SONY CLASSICAL]





★第5位
ショパン・コンクール2015 - チョ・ソンジン
[NIFC]

昨秋のショパン・コンクール覇者、韓国出身のチョ・ソンジンによるライヴ録音です。ひとあし先にDGからも独奏曲のライヴ録音が発売されましたが、収録曲の重複はありません。「ピアノ協奏曲第1番」がトリに収録されています。



★第6位
朝比奈隆 指揮 大阪フィル / ブルックナー:交響曲第7番 (アナログレコード2枚組)
[ALTUS]




このコンビが1975年に敢行したヨーロッパ公演のなかでも畢生の名演のひとつ、ブルックナーゆかりのリンツ郊外・聖フローリアン修道院の僧坊でおこなったライヴを収録したテープから、カットされた部分を完全復刻。先に発売されたCDとともに、2016年上半期の話題盤となりました。没後15年を経ても朝比奈人気の健在ぶりがうかがえます。


★第7位(1)
チョン・キョンファ / 衝撃の東京ライヴ 第2夜 (限定生産アナログレコード2枚組)
[KING INTERNATIONAL]




同率7位の「第1夜」とともに話題をさらった1作です。こちらもCDは既に発売されていますが、アナログ盤制作に際しあらたにアナログテープでマスターを作成しカッティングをおこなったとのことで、音質面でもアナログの長所が活かされています。完全限定生産品につき、発売元の在庫は完売、弊社在庫分もわずかです。完売の際は何卒ご了承ください。

★第7位(2)
チョン・キョンファ / 衝撃の東京ライヴ 第2夜 (限定生産アナログレコード2枚組)
[KING INTERNATIONAL]




★第9位
大植英次 / ストラヴィウンスキー:「春の祭典」 (限定生産アナログレコード)
[REFERENCE RECORDINGS]



大植英次がミネソタ時代に米REFERENCEに録音したアルバムは、そのどれもが現代的感覚に溢れる洗練されたサウンドで彩られています。そのなかでも評価の高かったストラヴィンスキー録音から、「春の祭典」が45回転盤としてアナログレコード化。通常の半分の速度でマスタリングとカッティングをおこなう「ハーフ・スピード・マスター」方式を採用し、クオリティの高い製品づくりをおこなっています。


★第10位
アリソン・バルサム / LEGENDE
[WARNER CLASSICS]



イギリスが生んだトランペットの才女、アリソン・バルサムによる新作は、ピアノ伴奏による近現代作品集です。過去のアルバムでも聴かせてきたテクニックを、ここでも惜しみなく披露しています。新作の発売に併せて、カタログ商品のご注文も多く頂戴しました。


というわけで、10タイトル中、6タイトルがアナログレコードということになりました。新録音でも、アナログ盤がCDと同時発売という例が珍しくなくなってきましたね。
7月のチャートにもぜひご注目ください! (©ディスクユニオン)