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驚愕!! ルー・リード最大の問題作にして、“ルーの忘れたい過去” として知られるノイズ大名盤 “Metal Machine Music” を室内アンサンブル Zeitkratzerがカヴァー!!
『メタル・マシーン・ミュージック』 は、ロック・スターのノイズ作品というセンセーショナルな話題 (だったかは知らない) に隠れてしまっている感もあるが、当時の邦題 『無限大の幻覚』 を地で行く昇天系虹色ノイズはマニア以外にも聞かれるべき名作。ルー・リードという冠を外しても名盤と言えるアルバムであるが、このノイズ作品を室内楽アンサンブルでカヴァーしようという未知の実験に挑んだのが、実験や即興、現代音楽の作家が集ったスーパー・ユニットZeitkratzerである。ヴァンデルバイザー楽派の創立メンバーであるブルックハルト・シュロットハウアーも参加するZeitkratzerは、それぞれのメンバーがクォリティの高い作品を発表していることで知られている。
本作は2002年3月のコンサートを収めた作品。ヒステリックに弦を反復する弦楽隊やドローンや短いパッセージを矢継ぎ早に繰り出す管楽隊、ピアノの内部演奏やプリペアード・パーカッションは奇怪な響きを付け加える…。音のカオスが全編を支配する様は、まさに 「メタル・マシーン・ミュージック」 の再来と言える過激な内容。最後、ルーが歪みきったギター・ノイズで参加、ソロを挟み手招きでZeitkratzerを加え短いセッションを披露。フィードバック・ノイズが荒れ狂う最後の場面で、この奇妙な試みは見事に完結をしている。
この日の映像を収録したDVDもセットになっており、この歴史的な (?) コンサートを映像で体験することができる。合わせてコンサートの時に行われたルー・リードへのインタヴューも収録。
* DVD/NTSC 0/Stereo/5.1ch
LOU REED / ルー・リード