ビートルズ ’66

スティーヴ・ターナー

彼らが「アイドル」を辞めた年

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ISBN
9784866472102
発売年月
2023年10月
版型
A5
ページ数
504ページ
製本
並製
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商品詳細情報

ビートルズにとって、すべてが変化した年、1966年。
その新時代の幕開けとなる年に、何が起こったのか。4人が何を考えどう行動していたのかを、関係者への詳細なインタビューや文献から、1か月ごとに丹念に読み解いて積み上げた、新事実を含む12か月の実録。アイドルから、後世に残るアーティストへの変化の萌芽がここにある!


レコード・コレクターズ」(2024年1月号)にて、書評が掲載されました! 評者は宮崎貴士さんです。

レコード・コレクターズ」(2024年1月号)特集「ザ・ビートルズ『赤盤』『青盤』新装版」にて紹介されました!

 

この画期的な年から50周年を迎え、音楽ジャーナリストでザ・ビートルズの専門家であるスティーヴ・ターナーは、1966年の間に彼らに起こった大きな変化を詳細に調査した。

各メンバーをはじめ、ジョージ・マーティン、ティモシー・リアリー、ラヴィ・シャンカール、パティ・ボイドなどの主要人物へのインタビューから、激動の年、1966年の12か月に何が起こり、何を考えどう行動していたのかを完璧に再現。

その一挙手一投足をつぶさに追った全記録。

ジグソーパズルのピースが、今、ひとつずつ埋まっていく──!


◆ロックの未来を変えた年、1966年。ビートルズに何が起きたのか

ラスト・コンサート開催

ライヴ・パフォーマンスを念頭に置いていない最初のアルバム『リボルバー』発売

異なる意識状態を探求する楽曲をレコーディングし前衛的なアイデアを実験

政治・戦争・宗教の問題について自分たちの考えを語ることで人気を危険にさらす

ジョンによる「ビートルズはイエス・キリストよりも人気がある」コメント&アメリカで彼らのレコードが燃やされた

ジョンとオノ・ヨーコの出会い、ポールが『サージェント・ペパーズ』のアイデアを着想 etc

◆タイムライン、メンバーのジュークボックスプレイリストや貴重な図版資料も多数掲載。


「『ビートルズ’66』を読んでいると、ぼくはまるで、その場にいるみたいだ——音楽好きなら、それ以外のどこにいたいと思うだろう?」
——ボノ(U2)


「1966年は、イカした4人(ファブ・フォー)からサイケデリック王国の王子となったザ・ビートルズの驚くべき旅路のなかでも、とりわけ重要な1年だった。あんなにも短いあいだに、あんなにも多くのことが起こった時期はほかにない。この1年だけに集中することで、スティーヴ・ターナーはすべての影響を吟味し、すべての細部を記録して、ジグソー・パズルをみごとに完成させた。すばらしい偉業だ」
——バリー・マイルズ(『ポール・マッカートニー:メニー・イヤーズ・フロム・ナウ』の著者)



<目次>

序章 なぜ彼らは芸能人から芸術家に変貌できたのか?
1965年12月 最後の全英ツアー
1966年1月 最長のオフ期間
2月 新境地の開拓
3月 曲づくりのスタート
4月 レコーディング開始
5月 ボブ・ディランとザ・ビーチ・ボーイズ
6月 LPの完成と最後のワールド・ツアー
7月 フィリピンでの災厄
8月 「またアメリカ人に叩きのめされに行く」
9月 個人的な関心
10月「落ち目になればいい」
11月 ヨーコ・オノとアレン・クライン
12月 レコーディング三昧の日々
終章 「ポップの限界の向こうに」
付録A タイムライン
付録B ザ・ビートルズのジュークボックス
出典
掲載写真クレジット
索引



著者について
スティーヴ・ターナー
音楽ジャーナリスト、詩人、作家。マーヴィン・ゲイ、ビートルズ、ジャック・ケルアック、ヴァン・モリソンなどに関する著作があり、「ローリングストーン」「Q」「ロンドン・タイムズ」などで執筆。ロンドン在住。


訳者略歴
奥田祐士(おくだ・ゆうじ)
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『スヌーピーとチャールズ・M・シュルツの芸術』『ポール・マッカートニー 告白』『ヒップの極意』『スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法』『ザ・ビートルズ・アイテム100モノ語り』『ルー・リード伝』などがある。


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