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国分寺の孤高の ヴィンテージショップ〈 Anouchka〉(アヌーシュカ)店主が
現地に通い詰め、見て、聴いて、着て、買った、愛してやまない、
‘60-‘70sロンドンのファッション/音楽/カルチャーを、
当時の雑誌やパンフレット、ドレスの実物など、貴重な秘蔵ヴィジュアル資料の数々とともにフルカラーで網羅。
「本チャンネル」にて、著者 金子美雪さんのインタビューがアップされました!
‘60-‘70sのロンドンを語るときに絶対にはずせない、ツイッギー、ミック・ジャガー、
マリー・クワントなど31のキーワード
A:Apple Boutique わずか8カ月で終わった極彩色の夢のような店
B:Biba デカダンでノスタルジック 一度でも袖を通せば虜に
M:Marianne Faithfull ブロンドの堕天使から美しきサバイバーへ
G:Granny Takes A Trip ジョージ・ハリスンが着たジャケットが記念切手に
筆者まえがきより抜粋
「72年3月20日、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」でローリング・ストーンズのハイド・パークでのフリー・コンサートがオンエアされた。1969年7月5日に行われたブライアン・ジョーンズの追悼ライヴである。私は13歳で洋楽ファン。この日を境に、違う人間になった。 白いふんわりとしたチュニックに白のフレア・パンツ。この衣装で激しく歌い踊るミック・ジャガーの両性具有的な魅力の虜になってしまった。お小遣いから捻出してレコードや洋楽雑誌を買い、ベッドのヘッドボードの上とレコード・プレイヤーの上には輸入もののビッグ・サイズのミックのポスターを飾った。なぜなら、そこは神聖な場だから。ローリング・ストーンズと彼らのガールフレンド、マリアンヌ・フェイスフルやアニタ・パレンバーグは私にとっての神々となり、どんな風に服を着るか、どんな態度をとるのがクールなのか、を学んだ。いつの間にか部屋は彼らのレコード、雑誌、本で埋め尽くされた。こうして開いた第3の目――それは万華鏡(カレイドスコープ)のような目である――で見た英国の“デケイド(1963-1973年)”について綴ったのが、この本だ。」
ブックデザイン:三浦瞳
金子美雪
かねこ・みゆき かねこ・みゆき 慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。ライターを経て1987 年、東京きってのボヘミアン・エリア国分寺にヴィンテージ・ショップ〈Anouchka〉をオープン。Biba やOssie Clark など、いまでは熱狂的コレクターも多い英国ヴィンテージを仕入れる。『BIBAをつくった女 バーバラ・フラニッキ自伝』(ブルースインターアクションズ)を翻訳、『GIRLY PHENOMENON 60/70 キュートでオシャレなガールズ・ファッションイラスト』(毎日コミュニケーションズ)に寄稿。60&70 年代のカルチャーへの愛情あふれるインスタグラム(@anouchkavintage)には国内外にファンがいる。