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WOBBLERのAndreas Wettergreen Strømman Prestmo(vo/g/synth)、THE SAMUEL JACKSON FIVEのThomas Kaldhol(g)がメンバーとして参加するノルウェー産シンフォニック・ロックバンド:THE CHRONICLES OF FATHER ROBIN。ノルウェーの民話/神話/ファンタジー小説に着想を得てバンド結成当初から足掛け30年に及ぶ構想/作曲/録音の末に完成された、"Father Robin"と彼の"Airoea"への旅を描いた3部構成のコンセプチュアルな超大作'The Songs & Tales of Airoea'の第3部にして完結編となる'24年作が登場!

前2作品に引き続き、メロトロン/ハモンド・オルガン/アナログ・シンセなどといったヴィンテージなキーボード群による分厚い壁、カンタベリー・ミュージックらしいジャジーなタッチやアブストラクトな場面、GENTLE GIANTさながらの巧妙なリズムチェンジ、YES風味のコーラスワーク、ELPも脳裏に浮かぶ性急な展開/スピード感など、70sプログレッシブ/ブリティッシュ・ロックのありとあらゆる最良の点を繋ぎ合わせつつ、ノルウェーらしい冷涼とした抒情性/中世色など独自のカラーリングで染め上げた、WOBBLER/TUSMORKE/JORDSJO直系の濃厚なレトロ・シンフォニック・サウンドを展開。切々としたボーカルが染みるバラッドナンバー"Cloudship"から静かな幕開けから強力なボーカルパートを経て大団円を迎える"Lost in the Palace Gardens"まで、21世紀産らしいマルチな視点から70sアート/プログレッシブ・ロックを再訪した雑食性が生み出しためくるめくアルバム構成に圧倒される事間違い無しの、完結編らしい堂々たる出来栄えの傑作となっております!

JORDSJOのHåkon Oftung(synth/key)・TUSMORKE/ALWANZATARのKristoffer Momrak(synth)がゲスト参加。