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「イギリス版エミネム」「UKガラージにおけるボブ・ディラン」と称され、たった1枚のシングル「HAS IT COME TO THIS?」でイギリス、ポップ・カルチャーの"未来"となったTHE STREETSことマイク・スキナー。 世界の目を新世代UK HIPHOP/ガラージ・シーンに向けさせ、UKの音楽シーンに風穴をあけた歴史的にも重要な2作が、2枚組アナログ・レコードで復刻!!
2002年にリリースされた『ORIGINAL PIRATE MATERIAL』、そして2004年の『A GRAND DON'T COME FOR FREE』のアナログはどちらも、オリジナル・リリース以降再発されておらず、長年入手困難となっていた。特に『ORIGINAL PIRATE MATERIAL』のアナログは、中古盤市場で100ポンド以上の値が付けられたこともあったという。まさに待望の復活と呼べるだろう。
ザ・ストリーツのデビュー・アルバム『ORIGINAL PIRATE MATERIAL』がリリースされたのは2002年。ドロップされるやいなや、このアルバムは、あらゆる層の間で物凄い反響を得た。どのメディアも、このアルバムを現代のクラシック・アルバムと称賛し、ラジオはこのアルバムからのシングルをOAし続け、最終的には世界中で100万枚近いセールスを達成し、近年における最も重要で最も革新的なアルバムのひとつとしての評価を確実なものにしたのだった。リリース後、彼は自分のバンドと共に世界中をツアーし、様々な賞(Brit AwardsやThe Mercury Prize、Shortlist Awardにノミネートされ、"ベスト・コンテンポラリー・ソング"としてIvor Novelloのソングライティング賞を受賞)を受賞するも、そのセレモニーの参加を拒否。UKのみならず、ヨーロッパや東南アジアでの評価を高め、特にアメリカにおいては、UKラッパーとして初めて多大な影響力を発揮したアーティストとして知られるようになった。ちなみに、同年サマーソニック02に出演、初来日を果たしている。
英国のDJ、ANNIE MACがTHE FADERに語ったこの言葉が、本作をよく言い表しているかも知れない:「このアルバムは、一級の名盤であり、今も尚、ポピュラー・ミュージックに反響を与え、あらゆるUKのアーティストに影響を与えている」
STREETS / ストリーツ
2002年、アルバム『オリジナル・パイレート・マテリアル』(Original Pirate Material)でデビュー。当時、アメリカを中心に世界的に全盛を迎えていたヒップホップシーンにおいて、アメリカ勢とは違った「英国のヒップホップ」を体現する存在としてストリーツの登場は大きな称賛をもって迎えられた。機知に富んだ歌詞とバラエティ豊かなトラック・メイクは高い評価を得ており、デビュー当時は「英国のエミネム」とも形容された。デビュー以降、英国を代表するラッパーへと成長すると同時に、後続のミュージシャン達を自身のレーベルに迎え入れたり、プロデュースを担当するなど英国ストリート界をリードする存在としても認知されている。 畑こそ違えど、ハード・ファイやジ・オーディナリー・ボーイズ、アークティック・モンキーズなどの気鋭のバンドで活況を呈した2000年代中盤のUKインディー・ロック・シーンへ与えた影響も大きいと指摘されている。