2,310円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
日本でも大人気のアルゼンチンの音楽家フェデリコ・デュランドの新譜が登場!
本人も「かなりのお気に入り作品」と話すように、これまでのどの作品よりも静かでありながら、どの作品よりも情緒を感じさせる、もの凄い境地に達しております!「昼寝のための音楽集」から始まったフェデリコの音の旅は、まるで天国に辿り着いたかのようです。アートワークは同郷アルゼンチンの人気イラストレーターCecilia Afonso Estevesによる描きおろし。
スペイン語で「冬のガーデン」と名付けられた本作は、大自然の中へと引っ越しをしたフェデリコの新しい(音楽の)環境を表しており、壮大な凍てつく大きな家の中にスタジオをこしらえ、変わりゆく景色を背景に創作に取り組んだ。そして、全ての楽曲にはその情景を現す、自然にまつわるタイトルが付けられている。本作の特色は、その場の空気感を捉えるために、僅かなサウンド・パレット(カセットやオルゴール、シンセなど)を机の上に並べ、1回のテイクによって全て録音されており、後ほどの編集やミックスも行われていない。そうして大自然の中で放たれた雪の結晶のような小さな音の連なりは、ひんやりとした空気の中へと消えてゆき、本人が語るようにアルバム全体に山の中の古い家の魂が宿っている。マスタリングはフェデリコとの共演経験も持つ畠山地平氏。
『この作品はFederico Durand の数ある作品の中で最も静謐である。素晴らしく愛らしい細やかなメロディがサウンドスケープの合間から溢れ出し、その様は天使の歌声を聞くようである。恐らく天国というものがあるとしたら、このような音楽が鳴っているんじゃないだろうか。そして、この作品を作る精神、想像力に驚嘆した。研ぎすまされた精神は剣の達人、例えば柳生石舟斎のような音の振る舞いを生み出すものなんだなと改めて思った。ある意味、ここに音は鳴っているのだけど、鳴っていないというか、このCD の中に入っていない音も想像して楽しめる傑作だ。』
Chihei Hatakeyama
FEDERICO DURAND / フェデリコ・デューランド