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◆前作、ローラ・ニーロへのトリビュート作、『マップ ・ トゥ・ ザ ・ トレジャー』が全米ジャズ・チャート1位を獲得し、収録曲“ニューヨーク・テンダベリー”がグラミーの最優秀編曲賞を受賞したのも記憶に新しい、作編曲家 ・ ピアニストとして世界的人気を誇るビリー・ チャイルズの、Mack Avenue移籍第一弾!!
◆ソロやクラシカル作品、またJazz-Chamber Ensembleなど、様々な編成での作品を世に送り出しているチャイルズだが、今回は、前作でも参加したアルト&ソプラノ ・ サックスのスティーヴ ・ ウィルソンを迎えたワンホーン ・ カルテット!!8 曲中 6 曲(共作含む)のチャイルズのオリジナルはもちろんのこと、即興演奏家としてのチャイルズも存分に堪能できる作品となっている。また、ゲストとして、タイトル曲“Rebirth”にはヴォーカル、トロンボーン、パーカッション、“Stay”にはヴォーカルが加わる。
◇ 80、90 年代のチャイルズのリーダー作に収録された曲、『Twilight Is Upon Us 』から“Backwards Bop”、『Take for Example This... 』から“Stay”、そして、『I've Known Rivers 』から“The Starry Night”が新たに録音されており、ファンにとっても嬉しい選曲だ。
◆チャイルズによると、スティーヴ ・ ウィルソンは今作の中心だという。1995 年に初めて出会い、「スティーヴが最初の曲を演奏したとき、“この男は誰だ?近頃のモダンジャズについてはわからないけど、これこそがモダンジャズだ!!”と言ったよ。私は自分のプロジェクトでスティーヴと仕事をしたいと思っていた。」とのこと。
◆タイトル曲を共同制作したヴォーカリスト、クラウディア ・ アクーニャとは、チャイルズがプロデュースした 2002 年リリースの彼女のアルバム、『Rhythm of Life』で共演している。「母が危篤状態で、私は辛い精神状態だった。母の死に際、私は多くの曲を書いた。それは治療的な意味もあった。だから私とクラウディアは、そのとき出来た曲を“Rebirth(再生)”と名付けた。」
◆そんな、2曲目“Rebirth”は、細かい符割での静かなピアノのリフから始まり、一斉にバンド全体が加わり疾走!ヴォーカルが入り幻想的に。編成が切り替わったり、早いパッセージのユニゾンがあったりと、目まぐるしく変化するアンサンブルはチャイルズの真骨頂!タイトル曲だけあって、まさに目玉曲だ。
◆ 1970 年代後半から 80 年代にかけて、J.J. ジョンソンやフレディ・ ハバードのバンドのピアニストとして注目を集めたチャイルズは、「私のジャズの血はJ.J.とフレディによって作られている。」と語る。「フレディからは、実用的なコンピングを教わった。それは、“I'll be green; you be blue”ということ。つまり、彼の音を聴けなければ、何を演奏するかもわからない、ということだ。」とのことだが、3曲目“Stay”での伴奏は、ヴォーカルとの絶妙な駆け引きによる相乗効果で、その魅力を何倍にも増幅させている。
◇また、ミシェル・ルグランの“The Windmills of Your Mind”あり、ホレス・シルバーの“Peace”あり。
◆「私の演奏は、より新しい音楽のトレンドの影響を受け、より進化している。」と語る。現在 60 歳、年を追うごとに勢いが増していくビリー・チャイルズは、今もまた進化の途中なのだ。
■Billy Childs(p),
Steve Wilson(ss, as),
Hans Glawischnig(b),
Eric Harland(ds),
Claudia Acuna(vo 2),
Alicia Olatuja(vo 3),
Ido Meshulam(tb),
Rogerio Boccato(perc 2)
BILLY CHILDS / ビリー・チャイルズ