CLOSE TO ME / クロース・トゥ・ミー

JOS VAN BEEST ヨス・ヴァン・ビースト

  • CD
  • 売切
  • (注文不可)

2,619円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

ご注文できません
  • 試聴可能
レーベル
澤野工房
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
AS156
通販番号
1007438138
発売日
2017年08月04日
EAN
2299990383464
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

鍵盤の上に乗せては紡がれる愛すべきジャズのエスプリ。かならず大好きな一曲と出逢える。

ジャズの土壌に色とりどりの花を咲かせるオランダのピアニスト、ヨス・ヴァン・ビースト。彼のピアノはふとした瞬間に、どういうわけか本当の言葉のように聴こえてくることがある。これは私の勝手な想像なのだけど、彼の「ピアノ」は彼の「声」なんだと思う。また別のふとした時には、その愛しいメロディをつい口ずさんでしまう自分がいる。それがヨスの音楽だ。トリオとしては約4年ぶりとなるこのアルバムには、愛しいスタンダードやオリジナル、そしてザ・ビートルズのカバーという全11曲が綴られている。

ハリー・ウォーレンの作の“You’re My Everything”はオープニングに相応しいゴージャズなナンバー。憧れのジャズクラブに初めて足を踏み入れた時のような、ジャズの紳士らしい雰囲気がある。オスカー・ピーターソンの名曲“L’Impossible”は私のお気に入りだ。冒頭の旋律が紡がれた瞬間に明るい切なさがあふれ出し、泣きたいような何とも言えない気持ちになる。鍵盤に乗せられたメロディが舞っては消える儚さは、ボサノヴァのリズムが現れてからも一層、その美しさを際立てている。

選曲において“Just Friends”と“On The Street Where You Live”は全体の大切なアクセントになっていると思う。ジャズのエスプリと自由なモチーフが瑞々しく、どこかノスタルジックな感情を含みながら、誰もが胸躍る演奏を聴かせてくれる。別々の環境に生きてきた人が、何かに手繰り寄せられるようにヨスのピアノと出逢う。それはとっても素敵なこと。だってこのアルバムには、かならず大好きになる一曲が入っているのだから。(Text by 小島 万奈)

■メンバーJos van Beest - piano
Erik Schoonderwoerd - bass
Ben Schröder - drums

ソングリスト

  • 1.You're My Everything
  • 2.Lady Madonna
  • 3.Bossa Nova Do Marilla
  • 4.L'Impossible
  • 5.Just Friends
  • 6.On the Street Where You Live
  • 7.Medley: If / Feelings
  • 8.Moonlight Serenade
  • 9.Freckles
  • 10.Old Folks
  • 11.Medley for Sir Paul: Here There and Everywhere / Yesterday