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いまでこそ大人の音楽として親しまれるジャズは、大正末期から戦前・戦中に若者を中心に一大センセー ションを巻き起こした。その熱狂の理由は何だったのか。
識者やマスメディアからは「低俗」と評価されたジャズだが、浅草オペラや宝塚歌劇、ダンスホールなどの大衆文化に溶け込み、さらにレコードやラジオなどのメディアを通じて自由でモダンな空気、新鮮な響きや刺激を人々に与え続けた。
そして、戦時下には戦局の悪化とともに自由主義の象徴として排撃の対象になったが、敗戦をへて、ロックミュージックの登場によってジャズは「大人の音楽」に位置づけられていった。
演奏者や歌い手、楽曲を中心に語られたこれまでのジャズ史からは距離を取り、「人々はどう受け入れたのか」「なぜ熱狂したのか」という視点からをジャズ受容を問い直して、当時の人々にとってジャズがいかに魅力的な音楽だったかを照らし出す。
青木学
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近代日本のジャズセンセーション
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