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'79年唯一作『BLA VARDAG』が北欧ロックファンの間で知られるスウェーデン産シンフォニック・ロックバンド、ATLASのメンバーとして活動していたマルチ・プレイヤー:Janne Persson(g/key/fl/b)を中心として'80年に結成されるも、短期間の活動で解散したスウェーデン産プログ・フォーク~シンフォニック・ロックプロジェクト:MOSAIKが'82年に残した唯一作が'23年フランス:Museaより初CD化!

Janneが全トラックで演奏('Ett Oskrivet Blad''Mosaik: Gul, Röd, Orange'の2曲は一人多重録音)している他、同じくATLASのErik Björn Nielsen(key)・Uffe Hedlund(b)・Micke Pinotti(drs)もサポート的な形で数曲に参加しており、本作は実質的にATLASの後継作といえる作品となっております。また『BLA VARDAG』再発盤には、ATLASのメンバーが勢揃いした楽曲'Björnstorp'が本作からボーナストラックとして追加収録されており、この曲に関しては既に親しまれている方も多いものと思われます。
前記した'Björnstorp'や'Re-Båpp'などATLASの作風を引き継いだジャズ・ロック色の強いナンバーから、デリケートなピアノとサックスがECMの諸作にも近い立体的な音空間をもたらすアンビエント・タッチのジャズナンバー'Kirstens Rum''Trio'、北欧フォークからの影響をダイレクトに反映させた'Pappa Har Gått Vilse'など多彩な曲想/アレンジが本作の魅力となっており、Janneの才気が溢れる内容となった一作です。特に今回初CD化となる、14分に及ぶジャズ・ロックの大曲'Re-Båpp'は北欧ロックファンの方々には是非ともお勧めしたい一曲!今回の再発に際していくつかのパートは新録されているとの事で、オリジナル盤を所有しておられる方も要チェックです!

【Digital Remaster/Digisleeve仕様】