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<内容>
日本陸軍第14師団衛戍で繁栄する県都の酒場からはジャズが流れていた。
敗戦後、進駐軍の慰問楽団として腕を磨く市井のミュージシャンたち。
渡辺貞夫ら名プレーヤーを輩出する土壌が宇都宮にはあった。
ジャズ喫茶・カフェバーが立ち並んだ高度経済成長期には、プロ・アマたちがセッションで街をスウィングさせた。
やがて、市民らはジャズを通じての街おこしに立ち上がっていく。
戦前から現在まで、関係者の証言や記録で綴る、“ジャズの街”誕生の物語。
<目次>
序 章:宇都宮とジャズ
第1章:終戦までの宇都宮小史
第2章:終戦と米軍進駐(1945~1950)
第3章:ジャズは自由と平和の証(1950~1975前後)
第4章:まちにジャズが木霊して(1975~2000前後)
第5章:ジャズの街 宇都宮(2000~2023)
終 章:これまでの、そしてこれからの“ジャズの街・宇都宮”
うつのみやジャズのまち委員会