フィンランドとエストニア を代表する4バンドによる一回限りの特別ショーケース公演決定

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2018.03.13

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FINEST Sounds(ファイネスト・サウンズ) Jazz
フィンランド(FIN) とエストニア (EST) を代表する
4バンドによる一回限りの特別ショーケース公演!!

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両国から選りすぐったトップ・ミュージシャン達による現在進行形ライヴ
全バンドが初来日! これまで見られなかった北欧最先端音楽の秘密を覗く!

Weekend Guitar Trio ウイークエンド・ギター・トリオ - (エストニア)
Robert Fripp の Guitar Craft 参加ギタリストが始めたアコースティック・ギター・トリオ。クラシック、エレクトロニック、フリー・インプロヴィゼーションの背景を持つ三人のギタリストによる、アート・ギター・アンサンブル。Toyah Willcox とも共演。
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Robert Jürjendal - ロバート・ユリエンダル   guitar
Tõnis Leemets  - トゥニス・レーメッツ  guitar
Mart Soo - マルト・ソー  guitar

Weekend Guitar Trioは1993年、Robert Jürjendalがドイツでの Guitar Craft コース(King Crimson の Robert Fripp が主宰していた変則チューニング・ギターを使っ た演奏集団のレッスン)を終えた後にエストニアで結成された。メンバーの Robert Jürjendal はクラシック・ギターとGuitar Craft メソッド、Tõnis Leemets はエレクトロニック音楽、Mart Soo はジャズとフリー・インプロヴィゼーションのバックグラウンドを 持っていた。これまで数えきれないほどヨーロッパのジャズ・フェスティヴァルに出演した他、エストニアやドイツの作曲家によってバンドのために曲が書かれている。また、現代音楽フェスティヴァルでもオリジナル曲を披露している。

これまでバンドでアルバム 6 枚をリリース。バンドのためにエストニア・ラジオ放送局やエストニア国営テレビが番組を制作。イギリスのBBC 放送や他のヨーロッパのラジオ局でも数知れず曲が流れ ている。

エストニアやイギリスのトップ DJ、伝統音楽家(カンネルやバグパイプ)、歌唱隊(グレゴリアン・チャント・アンサンブル Vox Clamantis からエストニア男声合唱団まで)、多くの 著名なインプロヴィゼーション演奏家 – ノルウェーの Jan Bang (live sampling)、Jaco Pastorius の盟友 Brian Melvin (percussion)、 ドイツ生まれでバンド Stick Men のメンバーでもある多才な Markus Reuter (touch guitar)、アメリカの動物音楽家でジャズ・ミュージシャン/哲学者 David Rothenberg (clarinet) や Robert Fripp 夫人でもあるイギ リスの Toyah Willcox (vocals) とのコラボレーションで知られている。2011年、エストニアで開催された Punkt フェスティヴァル(元祖ノルウェー・フェスの「出張」)では Erik Honoré、Eivind Aarset と Arve Henriksen によってWeekend Guitar Trio のライヴ演奏が、演奏後直ちにリミックスされた。

いろいろなエフェクト類、様々なテクニック、選び抜かれた周辺機器を利用することにより、Weekend Guitar Trio は驚くべき音の世界を創り出す。メンバーは互いに気心知れ、 どのように演奏すればユニークなムードを楽器で作り出せるのか熟知している。ジャズ、ロック、伝統曲やエレクトロニック・ミュージックの壁を行き来し、オーディエンスを飽きさせない。会場、雰囲気、音の出方などにより、ライヴは毎回プログラムが変わる。

15年も一緒に演奏しているので、レパートリーはたくさんある。ただ、いつも自由にインプロヴィゼーションしたものや、或いは「自然にその場で作曲された」音楽を必ず演奏する。それは予め用意されたライヴ・エレクトロニクスだったり、逆に、まったく準備なしで「このボタンを押すとどうなるかやってみよう」的なノリで行われる。
 


 

Olli Hirvonen  New Helsinki オーリ・ヒルヴォネン ニュー・ヘルシンキ - (フィンランド)
ギターの神様ジョン・マクラフリンをして「すごい。大きな才能。」と言わしめた
ギタリスト率いるバンド。メンバーは凄腕ニューヨーク・ジャズ・ミュージシャン。昨年、Edition Recordsより第二作目アルバム “New Helsinki” をリリースし、自身の フィンランド・ルーツに回帰。

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Olli Hirvonen - オーリ・ヒルヴォネンguitar
Luke Marantz - ルーク・マランツ piano
Marty Kenney - マーティー・ケニー bass
Nathan Ellman-Bell - ネイサン・エルマン・ベル drums

「彼は凄い。大きな才能を持っている。彼には自然な能力が備わっている」John McLaughlin

Olli Hirvonen 経歴
フィンランド生まれ、ニューヨーク在住。ダイナミックかつ熟練のギタリスト。 ジャズ、ロック、実験的な音など異なるものによく通じながらも彼独自のスタイルを編み出す。2016年、John McLaughlin が審査員長を務めた モントルー・ジャズ・エレクトリックギター・コンペで優勝。イギリスのレーベル Edition Recordsより第二作目のアルバム “New Helsinki” をリリース。大きなヴィジョンと先を見据えた精神をもつ彼は才能溢れるギタリストで作曲家だ。

Olli Hirvonen 経歴詳細
フィンランド南東部にある湖畔の町 Lappeenranta に生まれる。9歳で地元の音楽学校にクラッシック・ギターとピアノを学ぶ。2008年、高校卒業後、ヘルシンキのシベリウス音楽院ジャズ部門で勉強を始める。そこで Tim Hagans、 Raoul Bjoerkenheim や Teemu Viinikainen に学んだ。2011年6月に学士として卒業。その年の8月にマンハッタン音楽学校で修士課程をとるためニューヨークに居を定めた。ここではRodney Jones、Dave Liebman、Jim McNeely、John Riley や Phil Markowitzといった偉大なジャズ・ミュージシャンに学んだ。音楽学校ではクラシック音楽やエレクトロ・アコースティック音楽の作曲も学んでいる。

2013年春に卒業すると、ニューヨークでフルタイムのフリーランス・ミュージシャンとして、多い時は週8回サイドマンとして、ソロやビッグバンドなど様々な形でコンサートに出演した。それと並行して自身のバンドを形にしていった。2014年にデビュー・アルバム “Detachment” をリリース、Finlandia 財団の「2014年アーティスト」としてアメリカをソロやトリオとしてツアーした。その頃よりベーシストの Marty Kenney 、ドラマーの Nathan Ellman-Bell とトリオを組んだが、それは最終的にはアヴァン・メタル・ジャズ・グループの RED REITER 結成につながった。その後、ニューヨークのアヴァンギャルド・シーンの切れ者 Brandon Seabrook をフィーチャーしたEPのリリースをし終わり、自身のルーツであるジャズに回帰することを決断、New Helsinkiというグループを作った。このバンドのリズム・セクションは以前と同じ二人で、これにピアニストの Luke Marantz を加えた。

2016年夏、John McLaughlin が審査員長を務めるモントルー・ジャズ・エレクトリックギター・コンペで優勝。過去には 2011年のフィンランドにおけるジャズ・シーンの最高峰であった Pori Jazzフェスの Artist of the Year にも選ばれている。

2008年より世界中を自身のバンドでツアーしている。この中にはアメリカ、フィンランド、イギリス、エストニアなどのフェスティヴァルも含まれる(Pori Jazz、アメリカの Kennedy Center Nordic Cool 2013 Festival、UCLA European Jazz Festival、 DC Nordic Jazz 2015、イギリスSounds NEW Contemporary Music festival 、エストニアTudengijazz )。ニューヨークのクラブまわりでは、Jazz Gallery、Cornelia St. Cafe、Bar Next Door、Bitter End、Stone Ponyや Rockwood Music Hallがある。

他のアーティストのサポートとして出演・録音に関わったのは、Donny McCaslin、Fabian Almazan、Walter Smith III、Alan Hampton、Adam Bellard、Andrea Wood、Lenny Pickett、 Adam O’Farrill、 NYC Jazzharmonic、フィンランドの UMO Jazz Orchestra や挾間美帆 の JCS Big Band などがある。


 



Peedu Kass Momentum ピードゥー・カス モメンタム - (エストニア)
大胆不敵なベーシスト率いるエストニアのトップ・ジャズ・グループ。同国開催の国際ジャズ・フェスティヴァルで「2017年ジャズ・アンサンブル」賞受賞、エストニア音楽賞において「2017年ジャズ・アルバム」賞ノミネート。
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Peedu Kass  Momentum ピードゥー・カス モメンタム - (エストニア)

 

「エストニアのベーシストPeedu Kass Momentumのアンサンブルは、わくわくする、複雑に編まれたピアノ・トリオ・フォーマットの新たな形だ」 - DOWNBEAT 誌 Josef Woodard

Peedu Kass のMomentum はベーシストが率いる大胆不敵なステージ・パーフォーマンスで知られるピアノ・トリオ。2016 年 4 月に同名のデビュー・アルバムをリリース。冒険的なリズム、光を放つ熟練の技、そして洗練された作曲。ドイツ・ブレーメンで開催された世界的なジャズの祭典 Jazzahead! がエストニアから一番最初に選んだのは彼らだった。エストニア国内はもちろん、これまでカナダ、ドイツ、イギリス、フランス、ベルギー、ルクセンブルグ、ロシア、ハンガリー、フィンランド、ラトヴィアでも演奏している。2017 年、恒例となっているJazzkaar 国際ジャズフェスティヴァルの 「今年のジャズ・アンサンブル」賞を受賞した他、エストニア音楽賞において「今年のジャズ・アルバム」賞にノミネートされている。

Peedu Kass はヨーロッパのジャズ・シーンで引く手あまただ。Seamus Blake、Django Bates、Tony Allen、Marilyn Mazur、Toenu Kaljuste、Hayden Powell らとも共演している。ピアニストのKristjan Randalu はエストニア・ジャズの大使の役割を果たしているミュージシャンで、Ben Monder、Ari Hoenig、Nguyen Le、Dhafer Youssef や Nils Petter Molvaer といった著名プレイヤーと定期的に演奏している。ドラマーの Toomas Rull はエストニア・ジャズ・ドラムの要となっていて、これまで 100 以上のアルバム録音に参加している。


 


 

Utopianisti ウトピアニスティ - (フィンランド)
マルチ楽器プレイヤー・作曲家・プロデューサー率いるグループ。プログレッシヴで何物にもとらわれない、時にはアヴァンギャルドな味付けをしてジャズとロックを探求する。現代のフランク・ザッパとも呼ばれる。聴いているだけで熱くなる音楽的爆発や、美しく、メロディックな極め付きハーモニーを作り出す。
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Markus Pajakkala - マルクス・パヤッカラ sax/flute/perc
Olli Helin - オリ・へリン trumpet
Antero Mentu – アンテロ・メントゥguitar
Anssi Solismaa – アンスィ・ソリスマー keyboards
Tuomas Marttila - トゥオマス・マルティラ marimba, perc
Jaakko Luoma – ヤーコ・ルオマ bass
Rolf Pilve – ロルフ・ピルヴェ drums

マルチ楽器プレイヤー・作曲家・プロデューサー Markus Pajakkala(マルクス・パヤッカラ)率いるフィンランド、タンペレを拠点とするグループ。評価の高い二枚のスタジオ・アルバムをリリースした後、ライヴで演奏するために7人のミュージシャンを集めた。最初、本国で一回も演奏していなかったにもかかわらずメキシコ・ツアーが決まったという曰くつき。三枚目のアルバム "The Third Frontier" がそのライヴ・メンバーで制作され、Pekka Pohjola (ペッカ・ポーヨラ)のレーベルPohjola Recordsより2016年5月にリリースされた。プログレッシヴで何物にもとらわれない、時にはアヴァンギャルドな味付けをしてジャズとロックを探求する彼らに限界はない。現代のフランク・ザッパ、或いはペッカ・ポーヨラと呼ばれる所以だ。聴いているだけで熱くなる音楽的爆発や、美しく、メロディックな極め付きハーモニーを作り出す。

伝説的な Pori Jazz Festival や Tampere Jazz Happeningといったフィンランドの名だたる会場やフェスティヴァルで演奏している。これまで Black Motor, Jon Ballantyne, Mr. Fastfinger, Stam1na, Waltari, Cosmo Jones Beat Machine, Pharaoh Pirttikangas, Ismaila Sane, Liljan Loisto やクラシック歌手 Waltteri Torikka や Suvi Vaeyrynen の他、フィンランドのポップ、ジャズ、フォーク、メタルのトップ・ミュージシャンとコラボレーションをしている。

Markus Pajakkalaは何千万人のユーザーがいるYousicianという音楽教育アプリのための作曲もしている。バンドのドラマーRolf Pilveはフィンランドのメタル・バンドStratovariusのメンバーでもある。


5/26(土) 16:00 開場 16:30 開演
東京新宿 Pit Inn 前売 4,000円 当日 4,500円 drink 込 入場時整理番号付

http://www.pit-inn.com/index_j.php

当日出演順

Weekend Guitar Trio
Olli Hirvonen  New Helsinki
Peedu Kass  Momentum
Utopianisti

チケット
ご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp)か電話(03 3728 5690)にて Real & True/Office Ohsawa までお願いします。
電話での聞き間違いなどをなくすため、できるだけメールでお願いいたします。必ず、お名前、住所(郵便番号)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。
注意事項http://www.bigstream.co.jp/music/tickets.htmlをご覧ください。折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。

主催:Music Finland, Music Estonia
制作:Office Ohsawa
協力:Disk Union
後援:フィンランド大使館、エストニア共和国大使館