<予約>ウォルフガング・ムースピール率いる黄金トリオ作「Dance Of The Elders」発売決定

  • JAZZ
  • 新着ニュース

2023.08.15

  • LINE

  • メール


今年4月の来日公演が全公演ソールド・アウトとなり、大好評だったウォルフガング・ムースピールと、ベースのスコット・コリー、ドラムのブライアン・ブレイドとの黄金トリオによるECM2作目!
このアルバムは、米国タイムズ誌が「ムースピールの流麗でメロディアスな演奏スタイルを際立たせた静かで印象的なアルバム」と絶賛した前作『Angular Blues』以来、3年ぶりの作品。


ウォルフガングのユニークな作曲の特徴は、これまで同様フォークに大きく影響を受けているが、今回はさらにクラシック音楽からもインスピレーションを受けており、他方ではトリオの仲間たちとの生き生きとした交流もさらに活発になり、ブライアンの浮遊するようなパーカッシブ・プレイとスコットの軽快なベースが、複雑なポリリズムと冒険的なハーモニーの風景の上で、ギタリストのアコースティックとエレクトリック・プレイを流動的な相互作用で引き立てている。


「テクニックや楽器はもとより、ムースピールのジャズに対する深い愛情と熟練の技は、オリジナルとスタンダードの両方でブレイドやコリーとの相性と同様に輝いている」とJazztimes誌は2021年に書いているが、ウォルフガング・ムースピールは、「私たちはお互いに絶大な信頼関係を築いています」とコメントしている。
「2022年2月、ヨーロッパ、アメリカでの大規模なツアーの後、『Dance of the Elders』がレコーディングされました。ブライアンとスコットから常に学ぶことがあります。新しい音楽を持ってきて、彼らがどうアプローチするのか見るのはいつもエキサイティングです。彼らのサウンドを思い出しながら作曲することが、最終的な音楽のインスピレーションになっているのです」とも付け加えている。


キース・ジャレットやブラッド・メルドーなどからのインスピレーションを受けたオリジナル楽曲に加え、クルト・ヴァイル、さらにブライアン・ブレイドが数々共演してきたジョニ・ミッチェルが1976年にギタリストのラリー・カールトンと、1979年にはパット・メセニーと録音したバラード曲「Amelia」などを収録。


2023年3月、ステュディオ・ラ・ビュイソンでマンフレート・アイヒャーとウォルフガング・ムースピール、ジェラール・ド・ハロがミキシングし完成させた。


■Wolfgang Muthspiel(g)

Scott Colley(double-b)

Brian Blade(ds)