【EVENT】2023年11月、Björn Meyer(ビョルン・マイヤー)エレクトリック・ベース・ソロ公演が決定

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2023.10.25

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Björn Meyer(ビョルン・マイヤー)

エレクトリック・ベース・ソロ公演が2023年11月決定!


photo: Laura Pleifer


出演
Björn Meyer – electric bass guitar

11/2 木 19:00 開場 19:30 開演 横浜 Airegin
11/3 金 19:00 開場 19:30 開演 東京 晴れたら空に豆まいて
11/4 土 19:00 開場 19:30 開演 金沢 もっきりや
11/5 日 18:30 開場 19:00 開演 新潟 Jazz Flash
11/6 月 19:00 開場 19:30 開演 稲毛 Candy
11/7 火 19:00 開場 19:30 開演 柏 Nardis

すべて前売 4,800円 当日 5,300円 drink 別

公演のご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛て)或いは電話(090 1691 7988)にてお願いします。
必ず、お名前(姓名)、住所(郵便番号も)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。
尚、電話は聞き間違い、書き間違いなど起こり得ますので、できる限りメールでお願い致します。電話はつながり難い場合があります。
メールでのご予約は、折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。
前売で売切れの場合は当日チケットを発行しませんのでご注意下さい。

チケットの注意事項(http://bigstream.main.jp/music/tickets.html)をご覧ください。

photo: Fotini Potamia

Björn Meyer ビョルン・マイヤー
ストックホルム郊外の家、ピアノの傍らで育った。スウェーデンの青年音楽プログラムでトランペットを学び、少年合唱団で歌い、地元のガレージ・ロックバンドでギターを演奏した。18歳になる少し前、ジャムセッションでエレクトリック・ベースに出会う。弾いた途端、音世界のドアが開いた。コンピューター科学とエンジニアリングで修士をとったが、「一年休暇をとって」ベースへの熱き想いを追求することに決めた。それがそのまま1989年より今へ続いている。

子供の頃、物がどのようになっていて、どうやればその通常の機能を変えることができるかについて大きな興味を抱いていた。「これだけが唯一の方法か」という質問は、ラジオから電気掃除機に至るまでそれらを改造しようとして恐ろしい結末を招いた。しかし、最初にベースを弾いたときからその同じ質問が音楽的想像力を推し進める強い力になっていた。何度も何度も音楽的アイデアを表現しようという気持ちがベースギターの新しい、パーソナルな使い方を見つけ出すのに役立った。

Meyerの独特の音楽は、音楽スタイル、演奏技術、エレクトロニクス、楽器の構造、そして弦の内部構造についての好奇心に多くを負っている。また彼は、演奏空間とベースギターのエレクトロニック要素との相関を音楽的経験の重要な一部と考えている。その結果、音のレンジと技法を拡大し続け、より繊細な音世界を作れるようになった。

Meyer は最も広範囲な状況、楽器が普通使われる環境の中と外の両方において独特の音をまとめることに成功している。例えばアコースティックかエレクトリックか、作曲か即興か、古風か現代風かといった昔からの区別を超えるような状況にしばしば置かれた。ペルシャのハープ奏者でシンガーの Asita Hamidi(アシタ・ハミディ)と仕事をし、チュニジアのウード・マスター Anouar Brahem(アヌアー・ブラエム)とは長い間コラボレートしている。スウェーデンのニッケルハルパ奏者 Johan Hedin(ヨハン・ヒディン)、パーカッション奏者の Fredrik Gille(フレデリック・ジレ) の二人とはバンド Bazar Blå (バザー・ブロー)で 20 年来活動を共にし、スウェーデンの現代フォーク音楽を一緒に作り上げてきた。また 10年以上、ミニマル・グルーヴのバンド Nik Bärtsch’s Ronin (ニック・ベルチュのローニン)のメンバーとして Zen Funk (禅ファンク)と呼ばれるようになった音楽を作り上げる手伝いをした。

最近では、Mats Eser(マッツ・エーザー)、 Chrigel Bosshard (クリジェル・ボサール)と Ania Losinger(アニア・ロージンガー:Xalaというユニークな楽器を使う) とともに NEN(ネン) というバンドを結成したり、ドラムの Samuel Rohrer (ザムエル・ローラー)やバス・クラリネット/ソプラノ・サックスの Klaus Gesing(クラウス・ゲーシンク)とバンド AMIIRA (アミ―ラ)を結成している。また Meyer はスイスの作曲家/管楽器奏者 Don Li(ドン・リー) とも活動を共にしている。ストックホルム、チューリッヒ、ベルン、ローザンヌ、ルツェルンの各音楽院で教鞭も時折とっている。

2017年、最初にエレクトリック・ベースに会ってから30年目に ECM レーベルより最初のソロ・アルバム “Provenance” (起源)をリリースした。今回は 2018年に次いで二度目の来日になる。


企画制作 Office Ohsawa
助成 Pro Helvetia、 Fondation Suisa、The Swedish Arts Grants Committee
協力 Disk Union
後援 在日スイス大使館、スウェーデン大使館