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英エクスパンションがお送りするニューフェイス。オールド・テイストとモダンさの融合が心地よい3人組。SOUL TALKデビュー作です。
そっけないジャケットが余計に興味をそそるこの新人3人組。リード・ボーカルを務めるGARY PEOPLEはボーカル・グループTROIでアルバム2作をリリース、MICHEAL JACKSONやPRINCEのサポート経験あり。ギター&ベースのTOBY BAKERはUKファンク・シーンで活躍し、B.B.KINGやERIC CLAPTON、CHAKA KHANらとの共演経験が。主にドラム担当のERNIE McKONEはプロデューサー的立場でもあり、90年代UKソウル・シーンの影の実力者。MARLENA SHAWやCANDI STATONらのミュージカル・ディレクターも務めたことがある。そんな3人が作り出す音楽は無論100%生音のソウル・ミュージック。リスナーの方々が持っているUKソウルのイメージとは一味違う、エクスパンションとしては珍しいタイプの新人ユニットです。
オープニングからいつものエクスパンションの音では無い。どっしりとした南部の味を意識したリズム、ブルースを感じさせるリード・ギター、そして何よりもかなり本格ソウル・テイストを醸し出すGARY PEOPLEのボーカル…。続く「Fire & Rain」のソウル・バラッドで更にその色は濃く出る。しかし3曲目「Really Don't Mind」では一気に気配に変化が。洗練されたモダン・ソウル然の風体はこのユニットの底力をアピールするにはもってこいの楽曲で、幅広くソウル・ミュージックを理解している証のような極上モダン・ダンサーだ。(ボーナスとしてこの曲のCOOL MILLION MIXを収録。この組み合わせだけでもこの曲の上質さが伝わるのでは。)続く「Loving You 」、7曲目の「I Want it」も同系統。その後もモダンさと土臭さをブレンドさせ、新録物としては異例ともいえるクオリティで全方位ソウル・リスナーを納得させるであろう内容を完成させています。
今までのエクスパンションではあり得なかった新録物と言ったら言い過ぎかもしれませんが、このレーベルの懐の深さ、今後の動向など様々な想像が働く今回の『SOUL TALK』デビュー作。何よりもこの実力派ユニットの今後にも期待したいと思います。
SOUL TALK / ソウル・トーク