ケリーチャンドラー主宰よりテクノ界貴公子Tony Lionni2作目!コミカルなシンセとダヴィーなサンプリング、そして太いベースラインが、これまでのTony Lionniのイメージを変えるともいえるディープエレクトリック“Just A Little More”、デトロイティッシュな黒さを随所に感じる、美しいストリングスと腰に響く重低音が超グルーヴィーな“Black Orchid”、フィーチャリングにあのRobert Owenを起用することで独特のグルーヴ感が加わり、なんとも黒光りしたテクノトラックに仕上がった“Time Stands Still”、往年のNYハウスを思い起こさせる、低音、高音、そしてダヴィーなヴォーカルの素晴らしいハーモニー“Time Me With You”、このトラックはKerriっぽい、これぞハウスといった音の出方で90’sなベーシックな作り“Keep Me Hanging On”、ディープ・ハウス好きにはこれがフェイヴァリットになるであろう、ユルいビートと水っぽいシンセ、そしてMaria Marcialのキュートなヴォーカルがそこに乗る、午前5時の哀愁ソング“Do You Belive”、そして最後は壮大なスケール感を帯びたシンセとゆったり、そして重く打ち込むアフター午前5時的トラック“Shelter From theRain”。このアルバム、出音がまさにハウス!こういうベースラインを聴きたかった!