JPOP インディーズ・自主制作 2024年4月 おすすめ作品紹介!

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2024.05.01

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JPOP インディーズ・自主制作 2024年4月 おすすめ作品紹介!



◇4月上旬発売

・Kinderwalls/パンスペルミア

・壊れかけのテープレコーダーズ/楽園から遠く離れて

・東京荒野 /季刊誌東京荒野第36号(book)

・路面電車/あいている


◇4月中旬発売

・つはる/美しく在れ

・ante/beyond the ages(CASSETTE)

・DONUT/DONUT 15

・Penny Arcade /Land of Glacier


◇4月下旬発売

・fish/through being lame

・ZINE(nelll you/new you)/Vol.4

・マギーメイ/哀しみの湖(7インチ)






◇4月上旬発売


4/3発売 Kinderwalls/パンスペルミア

驚くべきスピードで移り変わる流行り・廃りの現況に、楔、若しくは弾痕となる1枚。


香川・高松スリーピースロックバンドKinderwalls。Ba./Vo.マナベナオト、Gt.カワノショウタ、Dr.ワタナベマコ。爆轟音サウンドに乗る情緒。うま味とエグ味、荒々しくも極めて繊細。相反する感性を両立させる尋常じゃないグルーヴ。やり切れなさ、諦めの悪さ、心が揺れるその一瞬を紡いだ詩世界。見るたびに増す興奮と涙腺を刺激してくるライブ。生活する中で見つけ、紡いできた、「これまで」と「これから」を鳴らすバンド。エモやオルタナティブ、といったジャンルに収まらずに突き刺す、驚くべきスピードで移り変わる流行り・廃りの現況に、楔、若しくは弾痕となる1枚。







4/3発売 壊れかけのテープレコーダーズ/楽園から遠く離れて

今年で結成17年を迎える壊れかけのテープレコーダーズの4年振り7thアルバム。


2022年には遊佐春菜が自身がサポートキーボードとして参加するバンド「Have a Nice Day!」のカバーにて全曲構成された異色の2ndソロアルバム「Another Story Of Dystopia Romance」を発表し大きな話題となる。そして2024年春、4年振りとなる7thアルバム「楽園から遠く離れて」が発表される。コロナ禍、相次ぐ戦争、気候変動、、、未曽有の禍が現前する2020年代という時代の中で生まれた全8曲。この現実と向き合いながら生きていくことへの問いと意志を、信じるロック音楽へと込め、鳴らす。







4/3発売 東京荒野 /季刊誌東京荒野第36号(book)

物語は時に出会う。物語は時に話す。


今年連載9年目を迎える、"季刊誌東京荒野"の最新号が到着。毎度お馴染みとなった面々は勿論、今回も千差万別の至極の作品群でお送りします。一人一人の物語は全てを語るなど難しいもの。そんな膨大な経験の中から、ちょっぴり笑えるお話や考えさせられるお話まで収録。各々の瞬間的なページを切り取り、想いを交えて小説や詩、時には絵として掲載。今回は表紙からちょっぴりテイストを変えて登場。新生・東京荒野として写し出した、幾多に及ぶファインダー越しの景色を隅々までご堪能ください。








4/10発売 路面電車/あいている

1人宅録ユニット・路面電車(Lomendensha)が2024年3月に発表したアルバム。


制作開始当初はリズムボックスのサンプルを活かしたSly Stone的密室ファンクを志向していたが、挫折。のち、Daevid AllenやKevin Ayersらのギターを中心とした酩酊感と開放感を併せ持つアンサンブルに触発され、制作を再開。1960〜70年代のCanterburyや狭山アメリカ村に思いを馳せながら、2023年末〜24年初頭の深夜に都内の自宅アパートで録音された。作詞・作曲・演奏・ジャケットデザインはすべて本人によるもの。












◇4月中旬発売


4/17発売 つはる/美しく在れ

多くの個の魂に届きますように。


あなたは何も悪くない。誰も死んでほしくない。生き残れ、生き残れ、生き残れ。性暴力、あらゆる理不尽な暴力に抵抗し抗議するために作られたつはるの3枚目自主制作CD-R。ロック、テクノ、ノイズ…ジャンルの枠にとらわれない、つはるだけにしか生み出せない音と言葉の12曲。「美しく在れ」は混沌の海を航海していく個の魂のドキュメントであり、普遍的な渇望を歌った物語だ。それはとても切実で美しい。多くの個の魂に届きますように。







4/17発売 ante/beyond the ages(CASSETTE)

配信リリースされた1st album "beyond the ages"初のフィジカル作品が発売開始!


2本のギターのアルペジオ/リフの絡みとグルーヴィなリズム隊がスリリングに織り成す清涼感あるサウンド。ジャケットデザインはdobashi isao(seamless CM)、マスタリング・エンジニアにはポストロックシーンを牽引するtoeの美濃隆章氏が参加。toe、LITE、miaou、american football、the album leafなどのポストロックシーンが好きな方は必聴!







4/17発売 DONUT/DONUT 15

ザ・クロマニヨンズ ツアー「HEY! WONDER 2024」のライブ写真で綴る25ページ超の特集


ザ・クロマニヨンズ ツアー「HEY! WONDER 2024」のライブ写真で綴る25ページ超の特集! そして、 a flood of circle 佐々木亮介の「ロックンロールが降ってきた日」を掲載!目次:特集=ザ・クロマニヨンズ ツアー HEY! WONDER 2024/ザ・クロマニヨンズ LIVE PHOTO(写真:柴田恵理)/2024年2月29日 渋谷 Spotify O-EAST ライブレビュー/ザ・クロマニヨンズ『HEY! WONDER』甲本ヒロト インタビュー/ロックンロールが降ってきた日 a flood of circle 佐々木亮介(写真:石井麻木)/暴動クラブ(写真:有賀幹夫)/Glimpse Group/THEティバ/菅谷晋一 ほか







4/18発売 Penny Arcade /Land of Glacier

35年ぶりと なる新曲が4月18日に7インチでリリース。DLコード付。


その瞬間は喜怒哀楽全ての感情が入り混じり確かにそこに存在したはずだが、時が経つにつれ「喜」と「楽」だけが増幅されていく。シーンとは後年、第三者が振り返って作るもの。重要なのは、今、自分たちは何を奏でたいか?そんなシンプルな衝動で2017年に長き冬眠から目覚めたPenny Arcadeの35年ぶりの新譜が4月18日にKilikiliVillaより7インチでリリースされる。コロナ禍を経て覚醒したギターポップの始祖鳥の今を現す瑞々しくもザクっとした切り口のギターサウンドと、ダークなメロディーを刻むベースラインが印象的なニューウェーブのカップリング。長らく音源化されていなかったこの2曲が2024年現在のPenny Arcadeの4人によって録音された意味は大きい。過去の伝説などではなく、2024年に活躍するバンドの1つとしてこの7インチがリスナーに届くことを切に願う。












◇4月下旬発売


4/19発売 fish/through being lame

1st album『through being lame』をPASSiON RECORDSより4/19(金)CD&各配信にてrelease!


今年結成10周年を迎えた名古屋のインディーロックバンド『fish』の1st album『through being lame』をPASSiON RECORDSより4/19(金)CD&各配信にてrelease!fishは2014年に名古屋にて結成。メンバーはvo/kwaji、gt/太田留補、gt/TKP、dr/バルガスの4名。また今作の録音にはサポートベースとして和田尚(スーベニア)が参加。録音.MIX.マスタリングは若杉厚介(TWO FOUR)、ジャケットイラストはメンバーのTKPが担当。なお、5/3(金祝)東京下北沢THREE&basementbar、6/8(土)名古屋金山ブラジルコーヒーで開催されるレーベル共催EVENTに出演。







4/24発売 ZINE(nelll you/new you)/Vol.4

Best Albums & Singles 2023 / MoritaSaki in the pool


最新刊となるVol.4は、「Best Albums & Singles 2023」と「MoritaSaki in the pool」を特集した二本立て。「Best Albums & Singles 2023」では、2023年にリリースされた日本国内のシューゲイザー/ドリームポップ/オルタナティヴ・ロックを中心に、nelll youの感覚でセレクトした作品を一挙にレビュー。アルバム/EP/シングルの全42作品を、鴉鷺(Sleep like a pillow)、内山結愛(RAY)、對馬拓(Sleep like a pillow)、宮谷行美の計4名のレビュアーで振り返る。また、特集アーティストとして、京都を拠点に活動する注目の4人組バンド、MoritaSaki in the poolをピックアップ。2023年の『Ice box - EP』リリース時にSleep like a pillowにて実施したインタビューや撮り下ろし写真を掲載。







4/27発売 マギーメイ/哀しみの湖(7インチ)

マギーメイ5年ぶりのリリースとなる今回はアナログの3rdシングル。


日本語詩を主軸にフォーキーでロックンロールで(気持ちは)パンクな普通のロックバンド・マギーメイ5年ぶりのリリース(遅!)となる今回はアナログの3rdシングル。A面の表題曲はオリジナル、B面のI LOVE YOUだが1972年に発表されたpico(樋口康雄)のカバーという内容。マギーメイがカバーをリリースするのは初。オリジナルのポイントはいつもと違って歌詞が前向きなところ。新しいことになかなか踏み切れない人に聴いてほしい!