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*digipak仕様
★1935 年生まれ、80 歳を迎える超ベテラン・ピアニスト、ラン・ブレイクと、ポルトガル出身のヴォーカリスト、サラ・セルパとの世代を超えたデュオ作品。二人の共演は、サラがニュー・イングランド・コンサ
ヴァトリーの学生だったときにはじまり、2010 年に初録音。本作が3作目のレコーディングになります。
★ラン・ブレイクは、クリス・コナーを始め、ジーン・リーや、ドミニク・イーディといった数々の歌伴をつとめたピアニストであり、スタンダードからアヴァンギャルドまで幅広い演奏で知られるアーティスト。
一方サラは、ジョン・ゾーンやダニーロ・ペレスといったアーティストと共演。その経歴から、世代は違いつつも、両者とも個性的な鬼才ぶりがうかがえますが、この作品ではそんな2人の幅の広い活動がそのまま収められています。
★繊細で揺らめくように浮遊するブレイクの不思議なコンポジションを筆頭に数々のオリジナルも織り込みながら、エリントンの名曲<ムード・インディゴ>や、セロニアス・モンクの言わずと知れた<ラウンド・ミッドナイト> のようなスタンダードもフィーチュア。またセロニアス・モンクの娘に捧げる曲や、意外にもソウル・シンガー、カーティス・メイフィールドに捧げたというその名も<カーティス> などという曲も
交えています。またブレイク自身が長年インスパイアされてきた1940 年代50 年代のショーの音楽なども演奏。長年親しんできたそれらの曲は、ヴォイス・パフォーマンス的な要素が濃い楽曲も収録された中で、自然なメロディ・フローが印象に残ります。
★出会ったころから、感情的にも親密な親交を深めてきた二人だけあって、お互いのパフォーマンスのクセのようなもの、テイストも掴みあってきた模様。NYのキタノでのライヴ・レコーディングは二人にとってまた新たなマイルストーンといえそうです。(新譜案内より)
■Ran Blake(p), Sara Serpa(vo)
SARA SERPA & RAN BLAKE / サラ・セルパ&ラン・ブレイク