V.A. (DISCOMODA SALSA DE VENEZUELA) オムニバス
数々のベネズエラ産サルサ最高傑作を産み出してきた名門Discomodaレーベルより1964-1977年にリリースされた名曲群をコンパイル!
V.A. (DISCOMODA SALSA DE VENEZUELA) オムニバス
数々のベネズエラ産サルサ最高傑作を産み出してきた名門Discomodaレーベルより1964-1977年にリリースされた名曲群をコンパイル!
4,950円(税込)
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数々のベネズエラ産サルサ最高傑作を産み出してきた名門Discomodaレーベルより1964-1977年にリリースされた名曲群をコンパイル!
1948年に設立されたDiscomodaは、ベネズエラで最も古いレコード・レーベルのひとつであり、同国で最も古い家族経営のレーベルだ。60年代から70年代にかけて流行したアフロ・カリビアンやトロピカル・リズムに多大な投資を行ったことで有名。
サルサの時代が本格的に始まる前の1960年代、ベネズエラではダンス・オーケストラやビッグ・バンドの活動が盛んだった。海外作品の販売に専念していた地元のレコード会社とは異なり、Discomodaは、Los Megatones De Lucho、Orquesta Sonoramica、Super Combo Los Tropicalesなど、このコンピレーションに収録されている重要な国内バンドを録音することで、主導的な地位を獲得した。
その後、1967年のカラカス建都400周年を迎えたあたりのころから、「サルサ」という言葉が、ベネズエラ国内外で人気が高まっているアフロ・カリビアン音楽のスタイルを示すものとして正式に使われるようになった。そのころには、ベネズエラは世界の音楽市場のトップ20に入っており、地元のレーベルDiscomodaは、ベネズエラで売れたレコードの5枚に1枚を担当するまでになったという。
建都400年祭が長引くにつれ、Discomodaをはじめとするレーベルは、ネルソン・イ・ス・エストレージャス、ロス・ケニア、プリンシペ & ス・セステット、ロス・サテライツといった地元出身の新旧バンドを起用、この新しい音楽スタイルを利用し始めた。その結果、ベネズエラのサルサの黄金時代といえる時代が始まり、それは70年代半ばまで続いた。
80年代に入り、新しい音楽スタイルや、より大きな資金を持つ多国籍レコード・レーベルの出現に伴い、それまで人気を博していたバンドの多くが解散したり、国外に出ることを選んだりするようになる。それでも、ラ・レノヴァシオン、Rodrigo Mendoza、Grupo Yakambuといった数組のアーティストたちは、まだ質の高い音楽を世に送り出していた。
今作は、ベネズエラ、そして同様にラテンアメリカで最も重要なレコード・レーベルを祝福し、ベネズエラ産サルサ音楽の素晴らしさに興奮できる好コンピレーションだ。
*Restored and Mastered by Frank Merritt at The Carvery, London
V.A. (DISCOMODA SALSA DE VENEZUELA) / オムニバス