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鬼才ミケル・ボルストラップ2008 年の人気作『ELDORADO』と同メンバートリオによる圧倒的クオリティの新作!
アルバム毎に、次は何が飛び出して来るのか?全く予測不能なピアニスト、ミケル・ボルストラップ。前作、前々作と、ピアノ・ソロによるクラシカルな小品集を発表し、2008 年作品「エルドラド」の様な弾けっぷりは暫く影を潜めていましたが、今回またもファンキーなアプローチが復活!前述の「エルドラド」と同メンバー、エレクトリック・ベース奏者バウンデヴァン・ルーカスと、ドラマー、エリック・クーガーによるトリオ。ギタリストらを加えたアブストラクトなM-3 や、ピアノ・ソロM-5 などもあるものの、色々詰め込み過ぎて散漫さも感じられた「エルドラド」とは違い、殆どがトリオによるガチンコ・セッションの様相を呈している本作は、ファンク・ジャズ・アルバムとしても、ピアノ・トリオ・アルバムとしても、圧倒的に質の高い仕上がりになっていると思います。4 曲が完全トリオな他、ローズも効果的に使った演奏も実にハイレベルです。手数の多さで煽り立てるリズム隊に負けじと、高速タッチでバリバリと弾き倒すボルストラップの超技巧プレイの数々が聴きものですが、何よりも、彼のファンキーなフェンダー・ローズが聴きたいんだよ!と言う方は、M-6「Live DJ 」の1曲だけで充分止めを刺される事必至! 一方、ハン・ベニンク, エルンスト・グレラムとのアコースティック・ピアノ・トリオのヒット作『3』に、その昔、はまった方には、ラストが必チェック・チューン!強烈なファンク・ビートに、ブロックコードとめくるめくフレーズで、コール・ポーターの楽曲をメッタ切り!、かと思いきや、一転、スタンダードなテーマに回帰。しかも、ドラムが叩きだすのは、4 ビートの小気味いいスウィング・ビートだったりして・・・。そうそう、このボルストラップって、モンク的な演奏も魅力だったんですよね。今は、飛躍して、モーダルな色彩を強めつつ、このベーシックなスウィング感と、7-80 年代のハンコック的な切れ味を自在に行き来して、炸裂する演奏は正に圧巻!鬼才の鬼才たる才能を見せてくれる一作です。(新譜案内より)
■Michiel Borstlap (p , rhodes) Boudewijn Lucas (eb) Erik Kooger (ds) Ruud Breuls (tp M-3) Jerome Holl (g M-3)
MICHIEL BORSTLAP / ミケル・ボルストラップ