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【国内盤】
【2017年9月20日発売】
イタリアはアレッサンドリア出身のハードロック・バンド「ヘル・イン・ザ・クラブ」によるニュー・アルバム(マーキー移籍第一弾)。
ボーナストラック追加収録予定。
ミラノとトリノのちょうど中間あたりに位置し、BE THE WOLFを輩出したトリノを抱えるピエモンテ州の都市アレッサンドリア。イタリアを代表する名サッカー選手ジャンニ・リベラを輩出し、アラン・ドロン出演の映画『ボルサリーノ』でお馴染みのボルサリーノ帽の製造元として知られるボルサリーノ社が本拠を置くこの街は、古くは巡礼者達の通行地として栄え、多くの森林道、美しい渓流の水と、自然にあふれている。"美食の地"としても知られ、きのこ類とトリュフをはじめ、今日忘れかけている自然の味と香りを思い出させてくれる地でもある。また、イタリアで最も有名なテルメ(温泉)のひとつを抱え、町の中心広場に湧き上がる水"ボレンテ"は、1分間に75度の水が560リットル湧き出ることで有名。
そんなアレッサンドリアに生を受けたHELL IN THE CLUBは、ダヴィデ “デイヴ” モラス (vocals、guitars)、アンドレア “ピッコ” ピッカルディ (guitars)、アンドレア “アンディ” ブラット (bass)、マルコ “ランクス” ランシオッティ (ds)の4人によるロック・バンド。2011年にデビュー。BON JOVI、MOTLEY CRUE、SKID ROW、DEF LEPPARD等のアリーナ・ロック勢、HARDCORE SUPERSTARやBACKYARD BABIESといったハイエナジーなロックンロールをベースに、QUEENからの影響を感じさせる重厚なコーラスをフィーチュアした音楽性は、さながらミュージカル的なエンターテイメント性に満ちている。
エリック・マーティンを彷彿とさせるデイヴの情熱的な歌声を軸に、豊富なアレンジで彩られたメロディックでエナジェティックなロック・チューンを収録。
スパイダーマンの主人公ピーター・パーカーをテーマに、カートゥン時代のアニメーションへのオマージュともいえるビッグ・バンド風のブラス・セクションを大々的に導入した“I Wanna Swing Like Peter Parker”をはじめ、独創的なアレンジ・センスが遺憾なく発揮された意欲作。
HELL IN THE CLUB / ヘル・イン・ザ・クラブ