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ONJやルイ・スクラヴィスのナポリズ・ウォールズに参加している異能のコルネット奏者兼ヴォーカリスト、メデリック・コリニョン率いるエレクトロ・クロスオーヴァー・ユニット。
ドラムン・ベース等もありますが、いわゆる「ひと昔前」のビート・・・'80年代のニューヨーク・ダウンタウンで流行ったフュージョンに近いファンク・サウンドみたいな・・・一歩間違うと大変ダサくなる危険なサウンドなのに(笑)その上に、イヴァン・パーカーみたいだがフュージョンぽさも少々感じる不思議な存在感のリード奏者LAURENT GENIEZの畳み掛ける様な演奏やら、コリニョンが何やら叫んだり音を発したり等が重なると、現代的とも懐古趣味ともつかない絶妙なカッコ良さのクロスオーヴァー・サウンドに仕上がってしまうのが不思議。コリニョンを筆頭に演奏も巧い連中が揃っているので聴き応え充分。
MEDERIC COLLIGNON(cor,vo,effect),LAURENT GENIEZ(ss,as,fl),MAXIME DELPIERRE(g),ALEXANDRE HIELE(b),DAVID AKNIN(ds)etc.
COLLECTIF SLANG