2,750円(税込)
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CUBA/1950~60年代のキューバで、様々に花開いた“フィーリン”。
今回、そんなラテン歌謡の究極に洗練されたかたちを様々な音源を使用し、2枚のコンピレーションでご紹介します(8月と9月に1枚ずつ発売予定)。
本アルバムはその1枚目で、ドゥーワップやジャズ・コーラスなどを取り入れ、エキゾチックな装いを施されたフィーリンばかり22曲を収録しました。
●1940年代から、キューバのハバナで興ったモダーンな音楽ムーヴメント、フィーリン。ボサ・ノヴァの様な定型を持たない自由なスタイルだったため、様々なミュージシャンが、様々なスタイルでフィーリン的なものを感じさせる録音を残しました。
●本コンピは、そんな録音の中からコーラスを配した録音ばかり22トラックを集めて収録しました。多くは初CD化。当時シングル盤のみで発売されたものも多数で、LPにも収録されたことのないトラックも多く含んでいます。その多くは、当時、酒場やカフェに設置されていたジュークボックスで楽しまれていたようです。
●収録曲の一部をご紹介:フィーリンの名女性歌手エレーナ・ブルケがオルケスタ・アラゴンと録音したフィーリン・チャ・チャ・チャ。エレーナと並ぶ名フィーリン女性歌手、ドリス・デ・ラ・トーレやオルガ・リベーロが、男声コーラス・グループ、クアルテート・フォクサスと残した録音。プレ・フィーリンのピアニスト、ファクンド・リベーロが、自身のコーラス・グループ、ロス・リベーロスと残した数曲の名録音(その中の1曲は、セレステ・メンドーサをフィーチャーしたルンバ)。チリ出身で全ラテンアメリカで活躍した名ボレロ歌手ルーチャ・ガティーカが、若き日のオマーラ・ポルトゥンドやエレーナ・ブルケが参加していた女声コーラス・グループ、クアルテート・ラス・ダイーダと録音したトラック。ダンス系のコンフント,、ホーベネス・デル・カヨで活躍していたアルフォンシン・キンタナがフィーリンの名作編曲者ペペ・デルガドとコーラス・グループ、クアルテート・フォクサクを伴って録音したトラック。他にも、ルイス・ガルシア、フェルナンド・ゴンサレスなどのクルーナー系男性歌手の録音。ロス・モデルニスタス、ロス・サフィーロス、クアルテート・バラレロ、コンフント・キンターナ、ロス・ブカネーロスといたコーラス・グループの録音などなど、盛りだくさんです。
●1950~60年代にU.S.A.の音楽シーンとシンクロしながらも、独自の音楽的世界感を示していたフィーリン。今の時代ともリンクするその音楽的感性を十二分に感じていただける内容です。
V.A. / オムニバス (フィーリン・ハーモニー)