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新世代ミナスを牽引する2人、イレーニ・ベルタシーニとレアンドロ・セーザルによる双頭名義作が発売決定。ジョアナ・ケイロス、チアゴ・アムーヂもゲスト参加。
アントニオ・ロウレイロ、アレシャンドリ・アンドレス、フレデリコ・エリオドロ。ミナス連邦大学出身者を中心としたミナス地方の若手音楽家サークルが注目を集め、ひとつの派閥として日本でも愛好されるようになって久しいが、本作のイレーニ・ベルタシーニとレアンドロ・セーザルもまさにそんなサークルの中心人物である。もともとウルクン・ナ・カーラというグループで名を挙げた二人だが、その後の二人の活躍は目覚しい。イレーニ・ベルタシーニは自身名義の作品だけでなく、コレチーヴォ・アナ、エラス・ヂ・ミナスといったユニットを主宰。ミナス新世代のなかでも、レオノラ・ヴァイスマンやジョアナ・ケイロスといった女性アーティストの中心人物として八面六臂の活動を続けるシンガーソングライターである。一方のレアンドロ・セーザルはウアクチの創始者マルコ・アントニオ・ギマラエス門下生としてガラスのマリンバなどの独自の楽器を創作し現代音楽的な活動をすると同時に、フォークロアにも深い造詣を持ち、ミナス版コンテンポラリー・フォルクローレといった趣のイルミアラといったグループを主宰。他方でイレーニ・ベルタシーニの音楽的ブレーンとしても活躍し、彼女がプロデュースする作品に創作楽器特有のトーンを与えてきた。
本作はそんな二人の長年の共作のなかで実現を夢見ていたというプロジェクトで、テーマは言語を超えた音楽/感性の邂逅。レコーディングはポルトガルの地で行われ、ヂ・ソウザやジョアナ・ケイロスといったミナスのミュージシャンだけでなくベラルーシ、アルゼンチン、ベルギーからミュージシャンが参加するなど、ミナス新世代らしい洗練されたアコースティックなアンサンブルの中に様々な要素がうかがえる作品となっている。またアートワークはレオノラ・ヴァイスマン、ジュリオ・アブレウが担当。楽曲/詞提供者もベルナルド・マラニャオン、デ・ムッスリーニなどミナスの精鋭が並んでいる。
アルゼンチンとならびミナスもハンドメイド・ジャケットが魅力のひとつ。本作もこんな感じでブックレットが特殊な形状。
開けてみるとこんな感じ。ブックレットの表紙から裏表紙にかけて一本の赤い糸が通されています。
IRENE BERTACHINI & LEANDRO CESAR / イレーニ・ベルタシーニ & レアンドロ・セーザル