※デジパック 手首の怪我から音楽活動を離れ法律家の道を選んだ後、2010年にアルバム"Gone"で奇跡的なカムバックを果たしたピアニスト、デイヴ・ベースの最新作が登場! ベースは70年代はLAでラテンジャズ系のバンドを渡り歩いた経験があり、ラテン・ジャズのレパートリーには特別な執着があるようだ。今回も数曲ラテン系ナンバーを採り上げていて、タイトル名「No Boundaries」にもその想いが現れている。 本作品では、NYブロンクス出身ながらラテンの血を受け継ぎ、Wynton Marsalis SeptetやJazz at Lincoln Center Orchestraで活躍中の若き名手カルロス・エンリケ(b)と、S・ロリンズとの共演やC・マクブライド・トリオ参加で注目を浴びる俊英ジェローム・ジェニングス(ds)をリズムセクションに起用。さらに、LA出身で今やNYでも引っ張りだこのサックス/マルチリード奏者のテッド・ナッシュをフロントに据えて、正統的なスイングからラテンまで幅広い「No Boundaries」なレパートリーを展開しています。 1曲目でトリスターノの難曲"Lennie’s Pennies"をさらりと料理、最後はB・パウエルの名曲"Hallucinations"でまとめてしまう、流石です!
