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アンドレ・マルケスも賛辞を送る今作は、1989年ウルグアイ生まれのジャズベーシスト、マルコス・エスポシトの1作目。とはいえ冒頭からブラジル的なサンバジャズが奏でられ、そこで歌っているのはブラジル在住アルゼンチン人という越境ぶりだ。ウルグアイでは「Melchaka」というジャズロックグループで活動する彼だが、サンパウロの音楽大学で学び、今作のメンバーもブラジル人が多く参加している。すべてマルコスの筆による曲だが、中でも白眉の出来なのが静けさの中でピアノが展開する2、そしてウルグアイの伝統リズムであるカンドンベのリズムとギターがユニゾンする8だろう。タイトルの「ニャンデ」は南米の先住民族グアラニーの言葉で”我々”。マラカトゥのリズムとカンドンベのリズム、そしてジャズ、ブラジル音楽がひとつに結実したこのアルバムは越境する汎南米音楽の今を伝えてくれる。
MARCOS EXPOSITO GRUPO