Spotifyで多くの海外プレイリストにオンリストし再生回数を積み上げているNOA NOA。7inch化第2弾では、Tears For FearsのAORクラシック「Everybody Wants To Rule The World」のJazz Bossaカバーを披露。カップリングには、Hip Hop, Nu Jazzシーンで根強い人気のBobby Hutcherson 「Montara」をベースとした美しいアンサンブル「Toucan」を収録。PopsとRoots musicを持ち前の絶妙なバランス感覚でクロスオーバーする1枚。
ロバート・グラスパーも『Black Radio III』でカヴァー曲として取り上げた、ティアーズ・フォー・フィアーズの名曲「Everybody Wants To Rule The World」。本NOA NOAによるヴァージョンがそれとタイミングを同じくしてリリースされたことは、全くの偶然だという。一方で、「Toucan」はサンプリング・ソースとしても知られるボビー・ハッチャーソン「Montara」を下敷きにした、秀逸なインストゥルメンタルだ。この7”EPに収録される2曲は文字通りの表裏一体、ボサノヴァ経由のポップフィールドにおいて必然的にヒップホップとジャズに導かれ、恒久の輝きを放っている。
