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カナダ/モントリオール生まれのジャン・ピエール・クーサノウ(以下JP)は、66年にヘイヴンズとの出会い、JPの才能を見抜いたヘイヴンスは、67年のサード『ミックスド・バッグ』でJPのオリジナル「サンディ」を取り上げるなど、積極的にバックアップする。本作では、プロデュースの他、シタールと琴でクレジット。バックは他に、ジャズ・フルート奏者ジェレミー・スタイグ、ジョン・セバスチャンの名曲「マジカル・コネクション」でのプレイが印象的なバズ・リンハート(ヴィブラフォン)、60年代半ばのパリでジャズ修業を積んだスキーター・キャメラ(ドラムス、パーカッション)。フォークとジャズとのあいだを漂うように美しい女性ヴォーカル、そしてアコースティックギター/ピアノ/ダブル・ベースが全体のサウンドの骨格を作り、ロマンチックなラウンジ/ラテン・ジャズのテイストや、幽玄なアシッド・フォークの感覚など、曲ごとにゲスト・ミュージシャンがカラフルな色彩感を付け加えている。
MONTREAL / モントリオール