1,466円(税込)
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■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
Músicos:
Daniel Melero: voz, etc.
Miguel Botafogo: guitarra
Diego Vainer: piano
Gabo: bajo
Leonardo Santos: batería
Enrique Londaits: arreglos
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ある時は物憂げなニューウェイヴ、ある時はエレクトロニカの先駆者と、まるでカメレオンのように変化目まぐるしいマッドなクリエイター。80年代にソーダ・ステレオを率いるグスタボ・セラティとのコラボレーションで一躍脚光を浴び、ダークなエレクトロ・ポップで評価を得たが、ここではなぜかアメリカン・ロック風のサウンドに接近。豪快なスライド・ギター、アーシーに響くペダル・スティールやハモンド・オルガン、そしてカントリー・タッチのコーラスが大々的に取り入れられている。ただ、この人のメランコリックなセンスは、こういうロック的なものでは語れない。後半を占める「El Mundo Será Nuevo」や「Ví El Amanecer」のようなミディアム・バラードこそ彼の真骨頂。90年代に残した名盤『Rocio』にも通じる儚さを感じられる。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
DANIEL MELERO / ダニエル・メレーロ