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【国内盤】
【2019年11月13日発売】
ベルギー人ギタリスト、ダッシャン・ペトロッシ率いるメロディック・パワー・メタル・バンド「マジック・キングダム」の3年振り通算5枚目のスタジオ・アルバム。
ダッシャンはイングヴェイやストラトヴァリウス等の北欧メロディック・メタル・バンドを敬愛し、そこから影響を受けたクラシカルな要素を含むメロディックなメタルの作曲に長けており、今作はマイク・ヴェセーラを起用することによって、更に彼が理想とするメロディック・メタルの形を達成できたアルバムと言える。
ダッシャンはこのバンドともう1つ「Iron Mask」というバンドも並行して活動しており、こちらも日本人好みのメロディアスな楽曲をウリにしている。「Iron Mask」好きのファンにもこのアルバムは充分アピールできるアルバムである。
マジック・キングダムは1998年に結成され、1999年にベルギーのブリュッセルに本拠地を置くレーベル「ミュージック・アヴェニュー」からアルバム「The Arrival」でデビュー。このアルバムはメンバーの演奏力やサウンド・プロダクション等に未熟な部分があったものの、彼らのポテンシャルを感じさせる楽曲が詰め込まれていた。デビュー当時のメンバーはマックス・レクラーク(Vo)、ヴァッシリ・モルトチャノフ(Ba)、クリストフ・ホフバウアー(Dr)、フレデリック・ドンヘ(Keys)とダッシャンの5人編成であった。続いての2nd「Metallic Tragedy」も若干のメンバー交代があったものの1stアルバムの延長上にある作品であった。このバンドに変化が訪れたのは3rd「Symphony of War」からである。ダッシャンとヴァッシリ以外のメンバーが全交代となり、今まではバンドの弱点であった部分、特にヴォーカルやプロダクションが劇的に変化したのである。新メンバーの1人ヴォーカルのオラフ・ヘイヤーは、ルカ・トゥリッリやシンフォニティー等で活躍していた人物であり、彼の広い音域はこのバンドの表現力を格段に広げる結果になった。4thの「Savage Requiem」ではダッシャンとヴァッシリ以外のメンバーがまたもや交代するものの、音楽性に大きな変化は無く、ネオクラシカル路線を踏襲した作品である。そして最新作ではダッシャンが敬愛するイングヴェイのヴォーカルであったマイク・ヴェセーラと遂にタッグを組み、彼が理想とする音楽に近づいたアルバムを実現することとなった。
※メーカー・インフォメーションより
MAGIC KINGDOM / マジック・キングダム