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阿部海太郎が音楽を手掛け、2020年に上演、2023年に再演されたKAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」の2枚組オリジナルサウンドトラック。人間の感情と自然の現象が織りなす世界の機微が豊かに奏でられ、不朽の名作の新たな地平を開く。
舞台や映画、ドラマなどの音楽を手掛ける傍ら、独創的な演奏会やイベント企画、楽譜集の刊行など、音楽の有り様への好奇心と探究心を持って活動する作曲家、阿部海太郎。7作目のアルバムとなる新作は、ダンサー・振付家の森山開次の演出・振付、KAAT神奈川芸術劇場プロデュースで、2020年に上演、2023年に再演されたKAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」の2枚組オリジナルサウンドトラック。
12人の至高のダンサーたちの悠々とした身体表現を通してこの舞台が浮かび上がらせたのは、サン=テグジュペリの言葉の原風景。阿部はそこに立って耳を澄ませ、聞こえてきた音をすべて大事に掬い上げて、音楽に紡ぎ直しました。その音楽を託された坂本美雨の幻想的なヴォーカル、佐藤公哉と中村大史の優れた即興性が、人間の感情と自然の現象が織りなす世界の機微を豊かに奏で、不朽の名作の新たな地平を開きます。2020年の初演をライブ録音した音源を中心に構成され、舞台の抑揚が見事に再現された臨場感のある音楽集です。
*収録曲公演 KAAT DANCE SERIES「星の王子さまーサン=テグジュペリからの手紙ー」(2020)
▶プロフィール
作曲家。1978年生まれ。すぐれた美的感覚と創造力から生まれる独特で知的な音楽表現に多方面より評価が集まる。2007年にフィールドレコーディングを採り入れた実験的なファーストアルバム『パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地』を発表して以降、蜷川幸雄氏に見出されその劇音楽を数多く手がけたほか、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。近年はクラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器が持つ根源的な表現を追求する。音楽を手掛けた主な作品に、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出『100万回生きたねこ』『WALLFLOWER』、小野寺修二演出『竹取』、長塚圭史演出『イーハトーボの劇列車』、NHK『日曜美術館』テーマ曲、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』、アニメーション映画『雨を告げる漂流団地』など。
UMITARO ABE / 阿部海太郎