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『Back In Black』が大ヒットを記録する中で行われたBack In Black Tourから、初の来日公演の最終日、81年2月5日の日本青年館公演を収録!
AC/DCの初来日公演となったBack In Black Tour"から、81年2月5日の日本青年館公演を収録。バンドがブレイクした『Highway To Hell』(79年)のツアー終了から1月も経たない2月19日、ボン・スコットが急逝。バンドは解散か存続かを迷ったが、元ジョーディーのブライアン・ジョンソンをヴォーカルに迎えて復活。生前のボン・スコットが認めたシンガーだったことと、スコットと全く違うタイプだったことが決め手になったようだ。そして、リリースされた『Back In Black』(80年)が空前の大ヒット(アメリカ国内の売上で歴代4位)。"Back In Black Tour"は、アルバムがリリースされる1ヶ月前の80年6月29日にベルギーから始まり、3ヶ月に渡って北米を回った後、3ヶ月をヨーロッパ、そして81年2月1日から5日までの4日間の日本公演が行われ、母国オーストラリアで終了。5レッグス、140本を超える過去最大のツアーとなった。日本公演は吹田、名古屋、そして東京が2公演で、2月5日は最終日。ツアーの終盤とあって、ブライアン・ジョンソンも既に半年を演奏して回った後で、バンドの音に溶け込んでいる。セットリストは他国での公演とほぼ変わらず、『Back In Black』のオープニングと同様に「Hells Bells」の鐘の音で始まり、その後はこれまでの各アルバムから代表曲が演奏されていくという構成。「Whole Lotta Rosie」のイントロのリフの間に、観客が"アンガス!"と叫ぶコール&レスポンスが既に行われているなど、意外と情報が伝わっていることが興味深い。演奏はレコードよりもテンポ早めのイケイケで、余裕どころか常に全力の出たとこ勝負感がすごい。ファン必聴の音源だ。
【仕様】
・直輸入盤国内仕様
※メーカー・インフォメーションより
AC/DC / エーシー・ディーシー