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82年にUKのJAHMANIからリリースされたGLADSTONE ANDERSONによる激渋ルーツアルバムが現在もっとも熱いルーツ音源発掘レーベル、フランスのONLYROOTSとUSのDIGIKILLERのコラボレーションとして発売!LP1にはオリジナル盤同様『SINGS SONGS FOR TODAY & TOMORROW』を収録。そして目玉はLP2の『RADICAL DUB SESSION』。全盛期のROOTS RADICSによる極上のダブが収録されています。ゲートフォールド・カバー、限定プレス。
GLADSTONE ANDERSON / グラッドストーン・アンダーソン
ジャマイカのセント・アンドリューで生まれトレンチ・タウンに移り、50年代末期から伯父のオウブレイ・アダムスの手ほどきでピアノを習得しカリプソ、メント、R&R、R&Bなどをプレイし、愛称はGladdyと呼ばれた。彼の才能を見抜いたデューク・リードが主宰したトレジャー・アイル・レーベルを始めとして、コクソン・ドッドのスタジオ・ワン、レスリー・コングのビバリーズ、ソニア・ポテンジャーのゲイ・フィートなどで数えきれないほどのセッションをしたピアニスト、シンガー、プロデューサーである。盟友ストレンジャー・コールは「60年代のレコーディングの80%はグラディが参加していた」と言う。スカタライツやドラゴニアーズがツアーなどを始める前のオリジナル・メンバーでもあり、ドン・ドラモンド、トミー・マクック、ジャッキー・ミットゥ、ローランド・アルフォンソ、リン・テイト、ボブ・マーリィ、ジミー・クリフ達ともレコーディング、さらに70年代後期から80年代にレゲエの時代を作ったレボリューショナリーズ、ルーツ・ラディックスなどでも活躍。文字通り′′ジャマイカン・ミュージックの父′′であり、ジャマイカ音楽の黎明期に絶大な貢献を果たした伝説のキーボーディスト。 彼をメインにしたドキュメント映画『ラフン・タフ』(監督:石井志津男 2006年制作)がある。こだま和文が在籍したMute Beatとはジョイント・ライブ(DVD『Gladdy meets Mute Beat』)とレコーディング曲「Something Special」もある。来日は4回。