70年代にリリースされた『SIRIO 2222』『YS』が現在でもプログレッシブ・ロックファンの間で有名、90年代の再結成以降はメンバーチェンジを経つつ今なお断続的な活動を続けるイタリアン・ロックバンドによる'23年作が限定アナログ仕様で登場!!'21年カバー作品『Balletto Di Bronzo Plays Beatles』を挟み、実に7年ぶりのオリジナル・スタジオ作品。メンバーは、御大ジャンニ・レオーネ(Vo/Key)、'21年作より参加のイヴァーノ・サルヴァトーリ(dr)、本作より参加のリッカルド・スピリ(ba)というトリオ編成。3000年代を見据えて制作されたという近未来的な雰囲気を備えつつ、ローマ神話における死霊を意味するタイトルの如く、どこか中世ヨーロッパを感じさせるゴシックかつヘヴィ・プログレッシヴなコントラストも同居した独創的なサウンドを展開。また、トリオとは思えない重厚感があるサウンドで、ジャンニ・レオーネのヴォーカル・シンセサイザーも際立ち、非常に聴き応えある作品となっている。イタロファン要チェックの一枚!!
