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1943年生まれ、ニューヨークを拠点に現在も活動を続けるニューエイジ/アンビエントの生ける伝説、ララージ。
ワシントン・スクエア・パークで演奏する彼を見たブライアン・イーノの誘いを受け、1980年にリリースされたイーノによるアンビエントシリーズ第3弾『Ambient 3: Day of Radiance』に参加し脚光を浴びることとなった。
その後はジョン・ケイル(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、ハロルド・バッド、ビル・ラズウェル、ファラオ・サンダース、細野晴臣らとのコラボレーションをするなど幅広い活動を行い、オーディオ・アクティブとのアルバム『The Way Out Is The Way In』のリリースでも注目を集めた彼が、7月にリリースされた3部作の1作目、『Sun Piano』に続く最新作『Moon Piano』を〈All Saints Records〉よりリリース。
前作『Sun Piano』と同様に『Moon Piano』は、ルックリン・チャーチで録音された。
前作では高揚した即興演奏が中心であったのに対し、今作ではカート・ヴァイル、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、メアリー・ラティモアらを手がけるジェフ・ジーグラーとクリスチャン・ハヴィンス(Dallas Acid)が編集に携わり、より内省的でミニマルなピアノ作品に完成した。
『Sun Piano』が昼間の陽気さを表現しているとすれば、『Moon Piano』は対照的な夜のメランコリックな雰囲気を表現している。
LARAAJI / ララージ
2024.05.17
NOISE / AVANT-GARDE
予約♪ LARAAJI ララージ / GLIMPSES OF INFINITY ニューエイジ・レジェンド 初期ワークス & スタジオ・セッション音源集