【ポスト・ハード・バップ路線でのご機嫌な演奏が楽しめる】 豪快なブローで知られるテナー・サックス奏者ジェリー・バーガンジの最新作。ミュージシャンからは絶大な信頼を寄せられている彼だが、日本ではなぜか一般的な人気に結びつかない。しかし人気とは関係なく今回もこれぞ王道をいくモダン・ジャズといった風情で素晴らしいプレイを存分に聴かせてくれる。トランペッターと組んだ2管フロント・ラインが生み出すポスト・ハード・バップ的な響きも痛快無類。バーガンジはピアノも担当し、こちらのサポートもツボを得たもので心地よい響きを醸し出す。 【聴きどころ】Track(5)「Deek」バーガンジの持ち味である激しいプレイが魅力(jazzyellより) 【Member】 Jerry Gergonzi(ts,p), Phil Grenadier(tp), Will Slater(b), Karen Kocharyan(ds) ■Recorded June 11, 2012 at PBS Studios in Westwood, MA
