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※初SHM-CD化 / 新規ライナーノーツ
2016年にリリースされた孤高のギタリストが執行のサンサンブルと共に奏でた美しいECM3作目。
2016年に録音して大好評を博した『ライジング・グレース』のストーリーを継承し、ブラッド・メルドー、アンブロース・アキンムシーレ、ラリー・グレナディアという重鎮たちを再会させ、ドラムに偉大なるエリック・ハーランドを迎え入れた名作。
オールスターの集まりというよりも、独自のアイデンティティを持ったアンサンブルとして演奏しており、それはムースピールの作品の解釈にもアンサンブルの演奏にも表れている。インプロヴィゼーションも美しい。
録音年 2018年2月
録音場所 フランス、ペルヌ・レ・フォンテーヌ、ステュディオ・ラ・ブイソンヌ
演奏者 ウォルフガング・、ムースピール (g) アンブローズ・アキンムシーレ (tp) ブラッド・メルドー (p) ラリー・グレナディア (double-b) エリック・ハーランド (ds)
21世紀のECM
1969年にマンフレート・アイヒャーがドイツのミュンヘンに創設したレーベル、ECM.(「Edition of Contemporary Music」の略)。その透明感のあるサウンドと澄んだ音質、洗練された美しいジャケット・デザインなどが特徴的で、キース・ジャレット『ザ・ケルン・コンサート』(75年)やチック・コリア『リターン・トゥ・フォーエヴァー』(72年)、パット・メセニー『ブライト・サイズ・ライフ』など数多くのジャズの名盤を輩出。’84年には現代音楽にスポットを当てた「ECM New Series」をスタートさせ、ジャンルの幅をさらに拡げている。
創立53年経った今なお、創立時から一切変わることなく“静寂の次に美しい音” を作り続けるレーベルの21世紀の注目作品をアップデイトできるシリーズ。
WOLFGANG MUTHSPIEL / ウォルフガング・ムースピール