98年にCarl CraigのレーベルPlanet Eからのデビュー作「So This is the Dining Room」、続く「Spelunking EP」』(99年)と「Can't Take It(00年)のリリースで世界中のクラブシーンへ衝撃を与えたRecloose。元々サックスプレイヤーとしての経歴を持ち、大胆にジャズやワールドミュージックを取り込んだ作品はMatthew Herbert、Theo Parrish、Isoleeにもリミックスされることで更に名を広め、Studio !K7 、Peacefrog、Rush Hour、Sonar Kollektivといった名門レーベルからシングルやアルバムのリリースを果たすこととなる。 本作『Early Works』はそのタイトルどおりの初期ベストで、デトロイト~エレクトロニックな嗜好の強いトラック郡はそのどれからも強い実験性が伺える。また7曲もの未発表を音源したファンにはたまらない作品となっている。
