2008/07/16 | INFORMATION | 新世代アーティスト、PAX JAPONICA GROOVEファースト・アルバム・リリース記念スペシャル・インタビュー!
「和の精神を持つ日本から,世界へ広げていくPEACE」 というコンセプトのもと始動するPAX JAPONICA GROOVE(a.k.a 黒坂修平)。
2007年4月、STUDIO APARTMENT主宰レーベル"Apt."からリリースされた12INCHアナログ「SHOUーRYU/STAR CHAMBER」がスマッシュヒット。 今年3月には新曲“Ascension”が航空会社・STAR FLYER社のキャンペーン・ソングに選ばれた他、ハウス・コンピレーション 「LYRICAL HOUSE」や「PROJECT GREEN VOL.1」に楽曲提供。鍵盤奏者としても長年のキャリアを持ち、演奏者として培われた音楽感と創造力で「独自のグルーヴ(世界観)を奏でる」今、最も注目すべき新世代アーティストです。
今回は満を持してリリースされたファースト・アルバム「PAX JAPONICA GROOVE」の記念インタビューとして、このコーナーでは2度目の登場となるPAX JAPONICA GROOVE/黒坂修平さん(以下P)に話を伺いました。
■前回の12inch“Shou-ryu/昇竜/Star Chamber”のリリースから約一年、遂にフル・アルバムのリリースです。改めて完成したアルバムをご自身で手にしてみた感想は...
P:まずは、この環境を与えてくれた皆さんに 本当にありがとうございますという感謝の気持ちが大きいです。ずっとやりたかったことなので、とても嬉しく思っています。そしてやっとスタートラインに立てたという気持ちで今後が自分でも楽しみです。
■実際、アルバムを聴かせて頂いて思ったことなんですが、その内容が映しだされたジャケット・デザインになっていますね。
P:ジャケットはもう大満足です。自分の出したかった方向性を、見事に 形にして下さって凄いと思いました!
■これまでは、先ほど挙げた“Shou-ryu/昇竜/Star Chamber”の12inchや、航空会社・STAR FLYER社のキャンペーンにも使用された”Ascension”と所謂「インスト主体」でしたが...
P:そうですね、むしろApt.から出す前は、歌モノしかやってなかったので、逆にインストは難しかったのですが...めちゃくちゃ勉強になりましたし、自分の新しい側面を発見することが出来ました。
■STAR FLYER社のキャンペーンにも使用された”Ascension”(5曲目)はドリーミーなプログレッシヴ・ハウス的トラックですね。
P:“Shou-ryu/昇竜”をリリースして、その後どうしようと結構考えた時間が長くて。何をやればいいんやろと色々悩みに悩んで頭がグチャグチャになってた時期に出来た曲です(笑)。でも意外と自分の引き出しの大きなひとつになった気がして、またチャレンジしたいと思います。
■そしてアルバムではMonday 満ちる、Lori Fine(COLDFEET)、JUJU、Lisa Millettといった実力派ゲスト・ヴォーカルを迎えた曲を披露しています。まずは2曲目“Turn Me On Feat. Monday 満ちる”について聞かせていただけますか?
P:皆さんそうなんですが、Mondayさんはまさかやって頂けるなんて考えてもなかったので、本当に光栄です。先日Mondayさんの生のライブを見させて頂いたんですが、本当に素晴らしく色々考えることがあったのですが、1つにはやっぱり、もっともっと音楽を楽しめるよう、表現できるよう自分自身修行していきたいと思いました。
■どうやらこの曲はアナログ12inchでのリリース予定もあるようですが...(アルバム13曲目、スタジオ・アパートメントRemixも収録)
P:懐かしい感じのアッパーハウスをやろうと思って作ってみました!それにMondayさんの声が入ったことで、とても個性ある曲となったことを嬉しく思います。
■4曲目“Keep The Dream Feat”Lori Fine(COLDFEET)について...
P:自分でもなかなか掴み所がなかった曲で、当初は結構硬めをイメージしたトラックやったんですよね。色々やっていくうちに出来上がった感じで。ポイント的には、Loriさんに作って頂いたコーラスで一気に雰囲気が出てきて、見えてきたなと。歌も疾走感が出て、こんなに歌う人で大きく変わるもんなんやなと感動したのを覚えています。
■7曲目“ Come To Your Senses Feat. Lisa Millett”について...
P:海外でも鳴らせるような骨太な音を作ろう!と思って作った曲です。現状、自分の新しい試みとしては結構やれたんではと満足はしています。ボーカルのLisaですが、ATFCの曲が好きで、そのfeatでLisaを知ってたんですが、イメージにピッタリやったんです。黒人に歌ってもらうのが夢だったのですごく嬉しかったです。
■そして、11曲目“Funtime Feat. JUJU”。これはPAX JAPONIKA GROUP時代からの楽曲のようですが...
P:そうなんです!PAXという名前で活動してから、もう7年ほど経ちますが、ライブでも1回も欠かしたことがない曲で。もともとはもっとダウンテンポのハーフシャッフルなんですが、今回テンポを上げてノリの良い感じにしてみました。昔からやってただけあってイメージやら何やら出来上がってしまってたんですが、JUJUさんの歌声があまりにイメージにピッタリで...僕はもちろん、昔から参加してくれてたメンバーもみんな感動でした!思い出深い曲にすばらしい歌が入って本当嬉しいです。
■これらの楽曲(歌モノ)は、ヴォーカルとトラックのハマリ具合が絶妙で、グルーヴ感もうまく出ていると思います。
P:そこはやっぱりヴォーカリストさんは凄いですよ。個々のトラックに対する解釈やら表現に完全にオリジナリティがありますからね。歌が乗っかってるだけのレベルとは全く違うので。とても勉強になりました。
■アルバム全体の展開を見ても9曲目“Elephant Notes”からシーンが変わり始めますよね。
P:まあ色んなことをやりたいってのが音楽をやる上での自分のコンセプトってことと、あと、メリハリ的な意味も含めて。“elephant〜”は自分でも非常に自信のある作品でして、是非じっくり聴いて頂きたいです。
■象からインスピレーションを!?
P:象という大自然で生活する神秘の動物をイメージして描いた作品なのですが、音楽的にも映像的にも非常に上手く表現できたと気に入っています。
■何か大きくて優しい、温もりあるフィーリングですね...
P:すごく興味深くて、前々からやってみたくて。もう勝手なイメージすぎるんですが(苦笑)朝昼夜、静と動、喜怒哀楽、後は未知の象独自の精神世界・・そういうのを自分なり表現してみました。
■10曲目“Farmer's Day”では、それまでの四つ打ちから一変してジャズ・フュージョン的な楽曲も聴くことができますね。
P:フュージョン好きなのでもっとエッジが利いたモノも今後やっていきたいです。
■アルバム全11曲(オリジナル楽曲)の曲順には何か流れを感じます。
P:そうですね、頭・“昇竜/Shoryu”は、ああいう始まりですし、当時自分の持ってるものを全部吐き出した曲なので一発目にこれが俺や、みたいな(笑)2曲目はアルバムのリード曲ということで。その後は、勢いのあるエレクトロ色のあるグルーウ゛、そしてディープになり、オーガニックさが少しづつ出てくるグルーウ゛、最後、リスニング的要素が大きくなるグルーウ゛ということで、自分なりの起承転結をつけています。
■今回の制作途中に意識したことや、新たに発見したことがあればお願いします。
P:まあ今回ってわけでもないんですが、改めて、休んだらアカンなと。スポーツも勉強も楽器の練習もそうですが、曲作りもそうで、ずっと自分の中で流してないとダメですね。なので鍵盤練習と曲作りは、まさに継続は力なりです。僕の大好きな尊敬するアーティストの一人、上原ひろみさんも言ってますが、音楽は努力と気合ですね。
■12/13曲目には“Ascension”のダイシダンスRemix、そして“Turn Me On Feat. Monday 満ちる”のスタジオ・アパートメントRemixが収録されています。ご自身のRemix音源を聴いてみていかがでした?
P:自分の音の別アレンジってすごい興味があってお忙しい中やって頂けたのはすごく嬉しくもあり、出来上がりを聴くと楽しかったです。自分の曲にそのアーティストの個性が入ってくるわけですよね。すごくそれは楽しいことやと思います。
■これは前回もお伺いしたんですけど、最近音楽以外でハマってるものってあります?
P:サイクリングですかねぇ(笑)多摩川を散歩してます。“a farmer's day”(10曲目)はそのイメージなんですよ。
■前回のインタビューで、「創り手としてどんな事が自分の世界観に反映されていますか?」という問いに「それはもう日常的なもんです」と答えてくれてましたが、まさにそういった“日常”から生まれた音楽なわけですね。
P:そうですねぇ。やっぱり基本的にはそうだと思います。別に特別な何かが起こるわけでもないですし(笑)ただやっぱり曲を作ることは本当楽しいですし、やはり自分はコレが好きやなと思います。
■7月26日(土曜日)新木場ageHaにて開催される"WORLD MUSeUM"では、STUDIO APARTMENT Bandの一員としても参加されるようですが...
P:久々に集中して鍵盤練習してまして、やっぱ弾くことは楽しいです。上手くなりたいなと思います。今回自分の憧れのヴォーカリスト、Jocelyn Brownがゲストで来られるということで、めちゃくちゃテンションが上がっています!Kenny Bobienも僕の大好きな歌を歌うみたいですし、すごく楽しみです。あと今回はコーラスもガッツリ参加されるので去年よりさらにパワーアップしたステージになりそうです。本当奇跡的なメンツと思うので、これは本当見るべきだと思います!是非皆さん遊びに来て下さい!
■それでは最後に、このアルバムを通じてメッセージをお願いします。
P:ヴォーカリストやミュージシャン、沢山の方々の力が加わった最高の内容となっています。是非何度も聴いて、色んな発見をしてもらえると嬉しいです。宜しくお願いします!
■ご協力ありがとうございました。
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2008/06/24 | INFORMATION | STUDIO APARTMENT・世界デビュー・アルバム「RISING SUN」リリース記念スペシャル・インタビュー!
KING STREETから、豪華リミキサーによるフロアヒット満載の全世界デビュー・アルバム「RISING SUN」をリリースしたSTUDIO APARTMENT(以下S)のスペシャル・インタビューをお届けします!
■今回のアルバムには多くの海外アーチストによるリミックスが収録されていますが、どのような経緯でリミキサーを選ばれたのですか?
S : 単純にお願いしたいアーティスト達にリミックスのオファーを出しました。もちろん期待通りのものもあれば、意外な仕上がりのものもあったり、面白かったですよ。
■全収録曲がヴォーカル・トラックでしたが、ヴォーカルものへのこだわり、または何か意識をされてのことでしょうか?
S : いや、たまたまリミックスをオファーしたトラックが、ボーカル物のトラックが多かったので、自然とそうなっただけです。
■収録曲の中で特に「この曲!」というお気に入り、思い出の曲はありますか?
S : やっぱり"Flight"ですかね。このリミックスは本当に最高です。
■このアルバムでのライブやツアーを行う予定はありますか?
S : はい。今月から9月にかけて、ツアーを行いますので、全国の皆さん、是非いらして下さい。
The Rising Sun Japan Tour 2008
06.21(土) @Warter(柏)
07.11(金) @JB'S(名古屋)
07.12(土) @GRAND Cafe(大阪)
07.18(金) @M-COSMO(熊本)
07.19(土) @Troopcafe(神戸)
07.20(日) @VOICE(水戸)
08.15(金) @lab underground(宮崎)
08.16(土) @O/D(福岡)
08.22(金) @RHYME(岡山)
08.23(土) @WORLD(京都)
08.29(金) @Planet cafe(浜松)
08.30(土) @club cafe' Air(沖縄)
09.05(金) @NEST(宇都宮)
09.06(土) @ADD(仙台)
09.12(金) @Air(代官山)
09.14(日) @CLUB BIBROS(松山)
09.19(金) @MUGEN∞5610(広島)
09.20(土) @WEST HALL(金沢)
09.22(月) @Sound Lab mole(札幌)
■海外でDJをされる機会も多いと思いますが、日本との違いを感じることはありますか?
S : DJの評価がそのままフロアに反映されるんです。日本はネームバリュー的なものが大きいじゃないですか。そういう面では、素っ裸にされてる感じがして、とてもやりがいがありますね。
■海外での面白いエピソードがありましたら教えていただけますか?
S : う〜ん、面白い事、、、面白いというかマイアミとかだと、当日キャンセルやらドタキャンやら、普通によくありますよ。出番まで待てなかったから帰った、とか。(笑) 日本ではありえないですよね。
■最近気になるアーチスト、または今後コラボレーションしたいアーティストはいますか?
S : 何人かいますが、今は内緒で! 実現したらリリースでお知らせします。
■現在製作中の楽曲はありますか?
S : 今はDefectedからリリースする楽曲及び、9月にリリース予定の「STUDIO APARTMENT In The House」の制作や、他アーティストのプロデュース/リミックスを行っています。
■今後の予定について教えていただけますか?
S : 年内はDefectedからのリリースばかりですが、シングルを含めて、いろいろリリースしますので、楽しみにしてて下さい。
■最後に日本のリスナーへのメッセージをお願いいたします。
S : 来春には、企画盤的なアルバムをApt.でリリースしますので、楽しみにしてて下さい。宜しくお願いします!!
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2008/06/12 | INFORMATION | DJ LUU・デビューアルバム「ELECTRO REPUBLIC」リリース記念スペシャル・インタビュー!
DJ MOCHIZUKIを始め本物のハウス・ミュージックを提供するレーベル"LOOP SOUNDS"から、ファースト・アルバム「ELECTRO REPUBLIC」をリリースしたDJ LUUの(以下L)のスペシャル・インタビューをお届けします!
■まずは、リリースおめでとうございます。初めに簡単に自己紹介をお願いします。
L:ありがとうございます。みなさんはじめまして。DJ LUUと申します。独身です(笑)。DJは、かれこれ14年くらいになります。あっという間でした。レギュラーパーティーは「O-range@LOOP」「CSH4@WOMB」「LIVEN@module」「ElectekFhunk@module」などがあります。ウマいものを食べ、ウマい酒を飲むことが何より好きです。でも、そろそろ、クラブでショットのテキーラは呑みたくないです(笑)。
■音作りを始めたきっかけ、アルバム「ELECTRO REPUBLIC」が出来上がるまでのプロセスについて教えてください。
L:DJ MOCHIZUKIさんとのプロジェクト「MOL」の後、ソロでの制作はずっと準備していましたし、同時にY-parkくんと「2E2LRecordings」というレーベルの立ち上げを進め、配信でのリリースを予定していました。「2E2LRecordings」の哲学のひとつが「良質なダンス・ミュージックを、ジャンルの垣根無く出来る限り世の中に送り出す」ということでしたので、元々、シングル・リリースでの配信を前提としたたくさんのダンスミュージックを制作していました。そんな中で、LOOPSOUNDSさんと話が進み、「ではアルバムCDにしちゃいましょう」という話になりまして。そうは言ってもそれではアルバムにならないので、その中から数曲選んで、アルバム用にリエディットしつつ、アルバムとしてのコンセプトとパッケージにまとめられるよう新曲を加えていきました。
■レコーディングにおいて、音には大変こだわって作業されたようですが、そのあたりについて詳しく教えていただけますか?
L:意識したのは、音楽を「どういった場面やどういった目的で聴くのか」ということなんです。まず、僕の名前が「DJ LUU」と「DJ」を表記しているのにはこだわりがあって、プロデューサーであっても常に「DJ」でありたいと思ってます。そして「DJ」で最も大切なことは「空間を創ること」「空気を読むこと」だと思っています。そういう意味では、曲を創る上でも、リスナーがこれらの曲を「どういった場面で、どのような気持ちで聴くもの」なのか意識するのはとても重要なことです。今回のCDアルバムに収録されている曲はダンス・ミュージックです。ダンス・ミュージックは、やはり踊ること、もしくは踊っている気持ちで聴くものでそれに相応しい、音響設備や環境でこそ、その力を発揮します。回りくどくなりましたが、このCDは、そういった音響設備で聴くために、音のバランスを調整しました。端的に言えば、このCDはDJさんたちがそのままフロアで使用することが出来ます。音に詳しい方は周知の事実ですが、iPodをはじめとしたモバイル・ツールで聴くことのみを想定した楽曲の無謀な音圧の稼ぎ方をしたCDを、クラブで使うことは出来ません。音響設備が整っていればいるほど聴くに堪えません。つい最近まではプライベート・リスニングは「CD」、フロアユースは「バイナル」というように記録媒体が分かれていたのでまだよかったのですが、近年はCDでDJするのが主流であり、そういう意味では「CD」はiPodでもフロアでも使用する媒体になりました。繰り返しになりますが今回のアルバムは全てダンス・ミュージックです。キックやスネアの抜き差し、つまり、ひとつひとつの「音」を「楽」しむダンス・ミュージックであり、それはダンス・ミュージックが数多ある「音楽」の中での「存在意義」でもあると思うんです。この「存在意義」を失わないように、iPodでも楽しめることは前提としても、フロアでこそ最大に威力を発揮するバランス(音質)で構築しました。
■曲づくりで大切にしていることは何でしょうか?
L:総論で言うと「伝達」でしょうか。これは音楽のみならず絵画でも彫刻でも、芸術といわれる分野の「創作物」すべてに必要なことではないかと思います。そもそも、これらは「伝えたいことがあって、何を媒体にするのか」という違いにすぎないと考えています。つまり、目的は「伝達」で、手段が「何」かということです。人間が進化していく過程で、コミュニケーションの手段として行き着いた道具が「言葉」だとするなら、音楽や絵画は、それ以前に発見した「手段」であり、また、それ以後に、あえて抽象化し昇華させた手段なのだと思います。 例えるならば、「動物の鳴き声」や、「モノをたたいて」仲間の気をひくなどの行為は「音」を使ったコミュニケーションです。その後に「絵画」とも解釈できる象形文字などの「描画」を経て言葉が生まれたわけです。ただ、言葉が発明された後も、「描画」は「絵画」として、「音」は「音楽」として、娯楽もしくは商業になったわけです。今回のアルバムは、すべてインストでありながら「(詞ではなく)詩」をつけたのは、「言葉」と「音」が「そもそも意思の伝達手段である」ことを振り返らせる試みでもあります。「詞」の無いインストゥルメンタルは、限りなく抽象でメッセージを強要しません。その一方で、伝達の最終進化形である「言葉」を、「詩」という抽象表現でセパレートして置くことで、音と言葉のギャップを楽しめるようになったと思います。
■DJ LUUさんが尊敬する、もしくはとても影響を受けたDJ、プロデューサーがいらっしゃったら教えて下さい。
L:DJはFRANCOIS.K。プロデューサーは...僕が今まで聴いた曲を創った方、全てですね(笑)。すべての音楽から影響受けてます。間違いなく。。。
■DJをする時、いつもどんなことを心がけていますか?
L:
1.「脳ミソ」でプレイしないでVIVESでプレイすること。・・・・「脳ミソ」でプレイしたときはだいたい「ツマラナイ、ちゃんとしたプレイ」になります。多少お酒を呑んでるくらいが丁度いいです。
2.飽きさせないこと。・・・・・いい意味で「裏切る」展開を常に意識しています。
3.一音一音の喜びを強調すること。・・・・・この実現のため、僕にとってエフェクターとアイソレーターは必需品です。
4.メッセージを伝えること・・・・・感動ドラマです。出来ればラストで泣かせたい(笑)。
■自身のルーツと言える音楽を教えてください。
L:まず、幼少期、物心つくかつかないころ、耳に入ってきたのはクラシック音楽でした。母がバイオリン弾きで父がオペラLPのコレクターだったので。母のバイオリンで踊ってたりしてました。知識としてクラシックについてはほぼ無知ですが、かなりの曲は聴いたことがあると思います。10代のころは興味なかったですが、不思議と年を経るごとに興味が出てきましたね。年末には「第九」を聴きにいったり、たまにですがオペラを見に行ったりします。あと20年位したらクラシックばっかり聴いてるかも(笑)。その後、小学生のころは、5歳年上の兄の影響で、洋楽を聴き始めました。所謂ビルボートのチャート上位の曲を聴くくらいですが。兄と共通の話題を持ちたくて、兄から貰うカセットテープをウォークマンで必死で聴きあさってました。その一方でYMO、渡辺美里さん、浜田省吾さんの曲とかも聴いてました。あとおにゃん子クラブとかも(笑)。高校生のころはHIP HOPを聴いて、10代最後くらいに周囲の友人の勧めでソウル・ミュージック~4ツ打ちに出会いました。
■最後に、メッセージをお願いします。
L:ちょっと重複になりますが、作り手のイメージと、リスナーとして聴いた時のストーリーのギャップって面白いなーと常々思っておりました。僕が小さい頃に英語がさっぱり理解出来ないころ、「とても悲しげで大事な人が死んだような曲かなー」とか想像してて、でも歌詞を訳してもらったら愉快なおもちゃの曲だったり....逆にノリノリで踊ってた曲が悲惨な失恋唄った曲だったり....ということがよくあり...でも、曲って感性に委ねていいモノで「リスナー単位の解釈で千差万別あっていい」というのは著名な方がよくおっしゃることですが、僕もまったく同感でしてそこがおもろいといいますか。そう考えると、インストって歌詞による曲のメッセージを強要することが無くなるから逆に面白く、「インストであることに意味があるかな」と。でもまあ、本当に、「ひとつの音楽の楽しみ方」として再確認してもらえたら嬉しいなぁと考えております。「一度聴いてから詩を読んで聴いてみると2度楽しいよー」「インストなのに詞がある!あなたのイメージとのギャップをお楽しみください!」的なことで....そんなこんなの「詞」でございます。
あ、あと・・・2枚目のアルバムはダンスミュージックじゃないかもしれません(笑)
■ご協力ありがとうございました。
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2008/04/25 | INFORMATION | BROKEN HAZE・デビューアルバム「RAID SYSTEM」リリース記念スペシャル・インタビュー!
INSECTOR LABOから、今までのイメージを覆すような音楽的な要素を積極的に取り入れた野心的アルバム「RAID SYSTEM」をリリースしたBROKEN HAZE(以下I)のスペシャル・インタビューをお届けします!
■リリースおめでとうございます!! 遂にリリースですね! 率直な今の感想から教えていただけますか?
B : ここまでくるのにかなり苦しい思いをしたというのが正直な感想です。自分が何をやりたいのか、自分にとっての音楽は何なのか、未だに100%の答えは見つからないのですが、そこを徹底的に考えた上で作ったアルバムは、納得のできるものができてうれしく思っています。共に切磋琢磨してきたCHAOSと新しく加わったJOGAの存在があったからこそ、今回の方向性は打ち出せたし、INSECTOR LABOの広がりを見せれる結果となったのではないかと思います。
■アルバム・タイトルである「RAID SYSTEM」の由来はなんですか?
B : RAIDは、RADICAL ARTISTS INNOVATE DIGITALIZATION.の略です。いい意味でコマーシャルなミュージックとは一線を引いて活動するイカれたアーティストたちが、0と1でしかないデジタルを面白くしていると思うんです。そんなアーティスト(ネットワーク上にいるVIRUS)たちがが作る集合体であるシーン(SYSTEM)を構築していき、無意味なカテゴライズやマスメディアにより作られた仮想価値(ネット)を壊したいという思いでつけました。今回フィーチャリング・アーティストが多いのは、こういったコンセプトからなんです。賛同してくれたアーティストには本当に感謝してます。
■全体を通して聴いてみて、やはり「PHASE.01」の時の太く堅いキックとスネアは健在ですが、今回はメロディー・ラインの聴きやすさが新たなBROKEN HAZEの魅力として充分出た作品になっているなと思いました。今回のアルバムの曲をメイキングする事に関して何か意識した点はありますか?
B : 「PHASE.01」の頃は、かなり実験的な試みをしようとしていた時期だったと思います。INSECTOR LABO自体が確立していない、模索の時期だったと思いますし、自分自身でも”実験的な音”の追求という部分がかなり大きかったと思います。今回のアルバムができる前にも実は「PHASE.01」の延長的なものがアルバム出せるくらいできていました。でも、自分は音楽を作っていて、音を作っているわけではないかなとか考え始めて、全部リセットして、新しく作り始めました。自分の嗜好としても”音楽的要素”をたくさん入れたかったんですよ。ベースはヒップホップとエレクトロニカになると思いますが、自分自身が影響を受けてきたものはもっと幅が広いですし、自分のバックグランドを活かしながら作ったつもりです。いい意味で音への無駄なこだわりもそぎ落とせましたし、曲ごとに持つストーリーを表現することに最も重きを置きました。
■リミキサーに関しても凄く豪華なメンツですよね。簡単に参加アーティストについてのエピソードがありますか。
B : 今回の参加アーティストは、本当にがんばってくれました。TRAVIS(MACHINEDRUM)は、予想外のリミックスでした。こんなにいい意味での裏切りは久しぶり。かなり途中で試行錯誤してたみたいだけど、最終的にはとんでもないものができた。彼も新たなヒップホップ・スタイルを求めてアルバム作っているからぜひチェックしてください。そろそろできあがってるはずです。RICHARD DEVINEとはサンプルの交換をしながら、曲を構築していくプロセスはとても楽しかったね。今回のアルバムコンセプトでは彼のサウンドはどうしても必要だったんです。今回知らない人に注目して欲しいのはXLIIというラッパー。アルバム・タイトル曲に参加してもらったんだけど、ドンピシャにはまりました。あいつじゃなきゃだめだったんです。ASAの作品にも参加したり、ぜひ彼のラップをみんなに聴いて欲しい。けっこう意外だと言われたのは、COM.Aの参加。2000年くらいからずっとファンで、あの頃はまさか一緒にできるとは思っていなかった。ぼくのビートに上に疾走する狂ったブレイクビーツを乗っけてくれた。イメージだけを伝えて、ここまでやってしまうCOM.Aの才能は計り知れないです。"Fusion Process"は、タイトルどおり、ORGAとBROKEN HAZEという二つのウイルスが一つのシステムに統合していく様を表現しているんだけど、小節単位でのビートの掛け合いがあったり。お互いの「存在の発見・確認」「バトル」「融合」という流れをうまく作れたとんでもない作品だと自分たちでも思います。いったいいつ寝てるの?ってくらいファイル交換をしまくったし、スタジオで夕方から朝まで一緒に作ったりしてて、最後に完成したときは、二人でテンション上がりっぱなしでした。人に見せられないくらい(笑)
■個人的には6曲目の"rebuild"が気に入ってるんですが、一言でいうと凄くバランス感覚がいいなと思ったんですよね。アルバム全体としても、曲のバランスに関しても聴きやすさを失わせない、でも体は自然と揺れるようなヒップホップ・トラック特有のループの気持ち良さとエレクトロニカ特有の緻密さのバランス感覚といいましょうか…。
B : そんな誉めても何もでませんよ(笑)。でも、そういっていただけるととてもうれしいです。"rebuild"はぼく自身もアルバムの中でとても気に入っている曲です。INSECTOR LABOの新しい方向を示せた曲ではないかと思います。今まで最高の仲間であり、最強のライバルでもあるCHAOSと一生懸命INSECTOR LABOの世界観を伝えるために闘ってきました。昨年リリースされたCHAOSの最高傑作はチェックしてくれた人も多いと思いますが、今回のアルバムは異なる方向を出すことができたので、よい方向にINSECTOR LABOの世界を広げることができたと思います。というのは、意外といわれるのですが、ぼくらはけっこうはっきりしたメロディーの曲が好きなんです。あとは、メロディーをチョップしていく手法は、やっぱりヒップホップの影響が強いと思います。PRIMO(DJ PREMIER)の影響はとても大きいです。この"rebuild"のメイン・メロディーは、その前の3拍子のトラック("Maintenance")があるんですが主にそのメロディーをカットアップしたものなんです。
■以前お話しした時に、今のクラブシーンにおいても何か新しい試みをしていきたいというような思いを凄く感じたんですが、今回のリリースを機に今改めて感じてる事や思っている事はありますか?
B : INSECTOR LABOは世界観やストーリーをとても重要視して作品を作っています。ぼくもCHAOSもそこには気を使ってがんばってきました。ただ、それだけじゃなくてもっと遊びが効いているものや他ジャンルとの融合などもどんどんやってしまうような“遊び場”が必要なんじゃないかなと思っています。今回のアルバムでも旅団に所属するTOSHITAKA MUKAIYAMAの参加にけっこう驚いた方が多かったのですが、ぼくらにとってはとても自然な流れだったんです。生音が入ることに抵抗はありませんし、他ジャンル同士の融合というのは、ごくごく当たり前のことなんですよね。ぼくはクラブでライブやDJをやることのほうが多いですが、ライブハウスでバンドに混ざってやってみたいですし、その逆もありだと思います。そんな形で、シーンの融合によりインディペンデントな人たちが新たな大きなシーンを作っていくことは細分化された音楽カルチャーにとって重要なのではないかと思います。また、音とは別で、映像・グラフィックなど、異なるアートフォームとの融合は必要不可欠です。今回のアルバムは音だけで完成するものではないということを完成後、改めて感じました。今回は、カバー・アートワークにもOEIL氏に参加してもらい、CGでは出せないテイストを注入してもらうことで、表現方法がかなり豊かになったと思いますし、映像作品を収録したDVDとセットにすることで、強烈に視覚にも伝えれるものを作れたと思います。今回はぼくのアルバムというより、仲間とみんなで築き上げたアルバムですし、自分の居場所(シーン)そのものを表したものです。
■もし差し支えなければ使用機材を教えていただけますでしょうか?
B : 機材は、POWERBOOK, MACBOOKなどを使って、ソフトはLOGIC, CUBASE, その他のソフトシンセやプラグインをあげていくときりがないです! ハードは今回全く使ってません。強いて言えば、MIDIコントローラーくらいですね。KORGのZERO8をMIDIコントローラーとして使って、いじりまくって音を作ったりもしました。結局最後は波形の切り貼りになっていくので、けっこうシンプルなことしかしてないんですよ。
■今お気に入りのCDもしくはRECORDを3つあげてもらえますか?
B : 最近はちょっと前のものからじっくり聴き直したりしていて、その中でもヘビーローテーション中のものがあるので、多めに書いてみました。おそらく自分の音と系統が違うバンドとかもあるので、びっくりするかもしれません。
Tunng / good arrows
Sleeping people / growing
Folk squat / it could be done if it could be imagined
Snoop dogg / ego trippin
LMNO / P’s & Q’s
edIT / certified air raid material
apparat / wall
toe / new sentimentality ep
toeのかしくらさんとは一緒にやろうとお話をしてて、曲を作ろうと思っていたんですが、スケジュールや段取りの問題で今回できませんでした。次のアルバムでは実現したいと思います。
■今注目しているDJ・サウンドクリエイターがいたら是非お聞かせください。
B : 今注目しているのは、今回リミックスで参加してくれたTRAVISことMACHINEDRUMですかね。今回はラッパーをフィーチャーした作品が多いと思うので、かなり面白そう。あとは、GLITCH MOBの面々は、今JOGAとやっているユニットMAD SMACKとコンセプトが近くてかなり気になりますね。
■BROKEN HAZEにとってのDISK UNIONとは。
B : 自分の耳を育ててくれたショップだと思います。昔は1日何時間いれば気が済むんだろうってくらいいました(笑)。ひたすらアナログを掘ってましたね!さらに試聴とかが長くて、いつも一緒にいた仲間に怒られましてましたよ。
■今後の予定をお聞かせください。
B : アメリカのエレクトロニカ・アーティストHEADPHONE SCIENCEのアルバムにリミックスで参加していて、おそらく6月くらいに発売する予定です。あとはリリース・パーティーもやろうと思っているので、ぜひサイトやmyspaceをこまめにチェックしていただければと思います。
今後の動きとしては、INSECTOR LABOの仲間や今回参加してくれたアーティスト、と新しいプロジェクト兼レーベルをはじめます。名前は今回のアルバム名でもある"RAID SYSTEM"。INSECTOR LABOの独特の世界観とは別に、ジャンルレスで遊びが効いたものをやって
いく予定です。最初は、JOGAとのユニットMAD SMACKでミックスCDやオリジナルのリリースをしていくと思います。JOGAはまじでとんでもない逸材だと思うよ。こいつと、今CINRAというメディアで計画しているのは、バンドサウンドとの融合というところで、MIAOUさんなどとのリミックス企画なども挙がっています。もし、音楽・グラフィック・映像なんでもよいのでアーティストの方でわれこそはという方々は、myspace経由でもなんでもいいので、デモなど送ってください。また、BROKEN HAZE名義のほうでは、西海岸UNDERGROUNDで活躍するVISIONARIES(UP A BOVE RECORDS)のメンバーLMNOをフィーチャーして曲を作るとかリミックスをする話が進んでます。
■では、最後に自身からアルバムの紹介をお願いします。
B : ぜひ、今回のアルバム全体でストーリーを感じていただけたらなと思います。自分なりにいろいろなメッセージを込めて作ったつもりです。あともし気に入っていただけたら、フィーチャーリング・アーティストの作品もこの機会にチェックしてみてください。みんなとんでもないものを作っていますので。
その他、やりたいことは、山ほどありますね。一緒にやりたい人もいっぱいる。とにかく前進していきます。自分たちのスタンスでやり続けることに意味があるとchaosと誓った日を思い出します。
どうもありがとうございました!!
■ご協力ありがとうございました。
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2008/04/23 | INFORMATION | TIMMY REGISFORD・NEW ALBUM「PLACES AND SPACES IN TIME」リリース記念スペシャル・インタビュー!
NYハウスの伝道師、ティミー・レジスフォード(以下T)による最新アルバム『PLACES AND SPACES IN TIME』は、昨年リリースされた1st『Africa Calling』とまったく逆の性質を持った作品である。前作で顕著だった生楽器の響きは硬い打ち込みのビートへと姿を変え、スピリチュアルな歌声は電子音に変換されている。現在のクラブ音楽の潮流への返答とも受け取れる今作で、彼が標榜したヴィジョンはいったいどんなものなのだろうか。彼の生い立ちから探る『PLACES AND SPACES IN TIME』の世界を本稿で検証したいと思う。
(取材・文/高橋圭太)
■まず、あなたが音楽に初めて触れたのはいつごろですか?
T : 小さい頃からだよ。もともと親父がドラマーでレコード・コレクターだったから、音楽に興味を持ったのも早かったと思うけど。
■じゃあ、初めて自分で買ったレコードは覚えてますか?
T : 覚えてないなぁ。ブラックミュージックだと思うけど…忘れてしまったな(笑)。でも当時はスティービー・ワンダーやマーヴィン・ゲイがお気に入りだったよ。もちろん彼らは今も大好きなアーティストだ。
■今作を作るにあたって、インスピレーションを受けたものはありますか?
T : 前作は自身のルーツが下敷きになっていたんだけど、今作に限っては外部から受けた影響はあまりないかもしれない。このアルバムは集中してスタジオワークに専念した結果だよ。単純に優れたアルバムを作りたいと思って完成させた作品なんだよ。
■構想はいつぐらいからですか?
T : 前作をリリースしてからさ。
■制作期間はどのくらいですか?
T : 5ヶ月かな。その間はずっとスタジオに篭りっぱなしだった。ジムへ行って、スタジオへ行っての繰り返しだったんだ。
■制作はどのような環境で行われましたか?詳しく教えてください。
T : ロジックとプロトゥールズで僕が基本的なプログラミングをして、そこにライブ・ミュージシャンたちが音を加えていく、というようなスタイルで全編を通している。
■今作は非常にテッキーな仕上がりですね。これは現在のクラブ・シーンの状況も汲み取った結果なのでしょうか?
T : とはいっても色々な要素は織り交ぜてあるだろう?ストレートなテック・ハウスの作品と違う点はそういった部分だ。今のシーンでいうならミニマル・テクノはあまり好きではないな。僕は歌をすごく重視しているから、ああいったキックとハイハットのみで構成された音楽は退屈に聞こえるんだよな。プログレッシブ・ハウスなんかは時々いいリリースがあるけど。
■各楽曲のタイトルはどのような形でリンクしているのでしょうか。意味、メッセージがあれば教えてください。
T : ここ何年かでギリシャやロンドン、パリなどに行く機会があって、そういった場所でインスパイアされた言葉なんだ。僕はいつもトラックを先に作るから、そこから連想するタイトルをつけるって感じだね。
■現在のNYのクラブシーンはどのような状況ですか?
T : どんどんアンダーグラウンドな場所は少なくなってしまっているのは確かだ。ただそこに誰もいなくなってしまうことはないだろう。言ってみれば波のようなものだからね。
■NYハウスの新しい世代について訊かせてください。近年では、あなたの弟子筋にあたるクウェンティン・ハリスをはじめ、デニス・フェラーやカリズマなど、新世代のプロデューサーが秀逸な作品をリリースしています。彼らの印象と、ほかに注目すべきプロデューサーがいれば教えてください。
T : クウェンティンは素晴らしいね。彼の作品は欠かさずチェックしているよ。デニスもアルバムが非常にいい出来だったと思うよ。カリズマは……今年はちょっとハードワーク過ぎて似た性質の作品が多かったようにも思う。ただ彼も素晴らしい才能の1人だ。若い世代では他にもタイロン・フランシスってヤツがいる。コイツは是非チェックしてもらいたいね。
■シェルター・レコード以外にもいくつかのサブ・レーベルも運営していますね。それぞれのレーベルカラーと呼べるものはありますか?
T : 実のところ、特にカラーはないんだよ(笑)。どのレーベルも1ヶ月に1枚のリリース・ペースで作品をリリースしているんだ。だってシェルターのレコードを1ヶ月に4枚も買う奴は少ないだろ?
■レーベルを運営する上で苦心する点はどんなところでしょうか。
T : ビジネスはいつだって大変なことだけど、音楽制作の方がもっと大変なことだと思う。わかるだろ? でもその反面すごくクリエイティブだよね。ビジネス面でいったら僕のレーベルは5人のスタッフで動かしているから、慣れるまではすごく大変だった。いま働いてくれているスタッフをリスペクトしているよ。
■ティミーにとって優秀なDJの必須条件とは?
T : えぇとね、まずたくさんのアーカイヴを持っていること。そしてDJに対してパッションを持っているということ。最後に重要なのが、正しい知識を持っているかどうか。レコードをかけるくらいのことは誰でもできるだろ? だけどパーティーで一晩を作り上げるためには、そこに編みあがった1つのストーリーを提供しなくてはならない。その為には正しい知識が必要になってくるんだ。ただ正解は人の数だけあるから、そこにDJの個性が滲み出るんだと思う。とにかくダンスを止めない術を持て、ってことだよ。僕はシェルターでのDJセットを毎回録音して、後で聴き直すんだ。ジムでのワークアウトやランニングの時なんかにね。もうものすごい量、録りためてあるんだ。
<ティミー・レジスフォード・NEWアルバム「PLACES AND SPACES IN TIME」ご購入はこちらから↓>
More Info;
http://www.newworldrecords.jp/index.html
http://www.myspace.com/djtimmyregisford
http://157shelterrecords.com/
2008/04/15 | INFORMATION | 九州から発信される大型野外イベント、EFFECT 08スペシャル・インタビュー!
5月3日から4日にかけて、九州は鹿児島で行われる注目のクラブ系大型野外フェス「EFFECT 08」について、主催スタッフの方へインタビューを行いました!
■今回イベントが行われる運びとなったきっかけは何ですか?
昨年沖縄を旅行した際に色々な方たちとの出会いがあり、その中で九州の音楽シーンをもっとみんなで盛り上げようという話になり、今回特別協賛でもあるWESTコーポレーションの方たちと話をしたところ協力をいただけるということになったので実現しました。
■EFFECT 08とはどのようなイベントなのでしょうか?
EFFECT08とはこの名のとおり色々な効果を生み出すイベントです。共通の意識を持った色々な人が集まりそこから生まれるつながりであったり、環境対策などを通して生まれる環境に対する意識などなど。自分たちでも想像のつかないような効果が生まれると思っております。
■ロケーションやステージ/施設の特色について教えていただけますか?
開催地の霧島は天孫降臨のゆかりある土地で、温泉郷が広がる日本国有林も指定されている場所です。野外ステージ後方には霧島連山が連なり、とても神秘的なロケーションです。会場のみやまコンセールは、普段オーケストラの会場として世界中からオーケストラ団体が公演をしに訪れる場所です。今回クラブミュージックの大規模なイベントは会場でも初となります。設備はもちろんのこと管理もしっかりとした会場です。
■出演者について教えていただけますか?
出演者は国内外の第一線で活躍する素晴らしいアーティストばかりです。一つのジャンルにとらわれることなく様々なジャンルの方の出演が決定しております。石野卓球 ケンイシイ BOOMBOOMSATELLITES 大沢伸一 LITTLETEMPO RYUKYUDISKO THABLUEHERB 犬式 などなど今までのどのフェスでもありえない面子が勢ぞろいします。
■EFFECT 08ならではのポイント、見所は?
出演者の演奏はもちろんのこと、EFFECT08だけのスペシャルコラボなどもご用意してます。会場の演出としてキャンドルアートスペースもあったりと目で見ても楽しめる空間を演出します。フードエリアでは九州の名産ブースが並び味覚も満足していただけます。
■環境問題への取り組みや鹿児島の特産品の販売もあると伺いましたが。
今回環境対策協力としてアシードジャパンさんがごみゼロナビゲーションを行います。ごみの分別などを通して、環境に対する考えを一人でも多くの人に理解していただけたらなと思います。開催後は空き缶50個を苗木1本に変えていただき会場周辺に植えるというリサイクルも行います。飲食エリアには鹿児島はもちろんのこと、九州各地の特産品を使用した飲食ブースが並びます。薩摩黒豚、地鶏、ラーメン、スイーツ、川魚の串焼きなど盛りだくさんです!
■最後に、皆様へのメッセージをお願いいたします。
会場に来ていただいたお客様には絶対に満足していただけるように精一杯努力しますので是非皆様で遊びにいらしてください!大自然の中での最高の音楽、そして集まった人たちの新たなつながり。色んなEFFECT(効果)をみんなで生み出しましょう!!
■ご協力ありがとうございました。

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前売りチケット発売中! →<<EFFECT 08チケット>>
さらに、ディスクユニオン・クラブミュージックショップが5/3~5/4の2日間限定でEFFECT 08会場内に出店いたします。
2008/04/03 | INFORMATION | DJ NOBU “Creep Into Shadows-The Midnight D Edits” スペシャル・ロング・インタビュー!
最新MIX CD「Creep Into Shadows-The Midnight D Edits」を発売したばかりのDJ NOBUのスペシャル・インタビューをお届けします!
(NOBU) 生2つ、それから金目とスズキ、握りで。食う?
(Y) はい、じゃあもう一貫ずつ。それからシシャモ焼きを。
(NOBU)今度ね、Move Dとやることになったんだよ。
(Y)へぇ~どこでですか?
(NOBU)デカダン(DECADENT DELUXE)とキースフラッグで。すげーお世話になってるとこ。あれ知ってる? Workshopっていうレーベルから出ているやつ。これすげーいいよ。生魚なんでも好き?
(Y)何でも食えますね、白身系が好きですねー。はまちお願いします。
(NOBU)俺も白身好き、あと貝とか。最近どういうの売れてんの?
(Y)やっぱVillalobosとか。最近出たJay Hazeも売れてましたね。
(NOBU)やっぱ、あーいうの売れるんだ、やっぱかっこいいもんね。
(Y)もう(アルバムの)マスタリング終わってるんですか?
(NOBU)終わってない終わってない。4月が曲の締め切りでそれからだから。
(Y)じゃあまだ曲も全部固まってない感じですか?
(NOBU)そうだね、今は曲の完成度を上げてる感じ。MIX-CDみたいにして出したいんだけどさぁ、でもそれだと「オリジナルアルバム」感が出ないかなー、とかそういうことも考えてるんだけど。
(Y)うん。
(NOBU)でもやっぱサラっと聴かせたいしね。
(Y)そうですね。じゃあ(曲を)全部つなげていくんですか?部分的に?
(NOBU)部分的に。4つ打ちのとこは全部つないじゃってもいいかなって。
(NOBU)すいません、司牡丹ください。グラス2つで。

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(Y)NOBUさんてDISCOGSってサイト見ます?
(NOBU)いや、全然見ないけど。
(Y)あのサイトって今、カタログ調べるだけじゃなくってレコードの売買が出来るんですけど。2CB(*注1)ってレーベルたまたま見てたら、今UKで50ポンド(1万円前後)もしてて。
(NOBU)え?!そんなすんの?
(Y)一般的なレコードは至って普通の価格なんですけどね、2CBはUKで値上がりしてるみたいで。まぁそれにしても正直(フィルが亡くなって)びっくりしましたね。
(NOBU)そうだよねぇー、年末近いくらいだったよね。
(Y)オレもずっと疎遠になっていたから、いつか連絡取り合いたいな手気持ちはずっとあったんだけど、なかなかきっかけが無いとそういう風にもならなくて。 NOBUさんが曲作り始めたのって2CBの頃が最初ですか?
(NOBU)もうちょっと前かな?
(Y)その頃作っていた曲っていわゆる「No Future」(*注2)とか当時呼ばれてたじゃないですか。ああいう感じの音ですか?
(NOBU)いや、そんなこと無いかな、逆に今度出すアルバムに近いかも。結局理解されなかったんだよね、当時って。昔やってたことを今もやってるだけのことかもしれない。
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(NOBU)食べんのゆっくりだよね。
(Y)そうですね、チビチビで。あんま酒飲めないくせに(笑)
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(NOBU)どうなの最近周りは?
(Y)俺の回りもだいぶ落ちついちゃってますよ。俺も忙しかったりして昔に比べればパーティから離れてる部分もあるし。でもNOBUさん見てるとそういう意味ではぜんぜん変わんないですね。現役だし。
(NOBU)逆に俺の周りは若いやつが落ち着くの早いよ、遊びに来てもいい意味でガツガツしてるヤツも少ないし。FTも客が入れ替わってきてる。最近自分自身をどんどん突き詰めているから、周りで合う人が本当に減っちゃってきてて。それが悩みかも。
(Y)最近(NOBUさんと)合うなって思う人って?
(NOBU)CMTとハルカ君ってさ、山形でスゲーやつがいるんだよ。まだ24なんだけど、あれはすごい。俺も刺激受けられるもん。
(Y)感性が他の人と全然違うんですか?
(NOBU)俺と似てる部分もあるし、本人独特のものも持ってるからさ。
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(Y)FTをはじめたきっかけってなんだったんですか?
(NOBU)昔、(SUBHEADの)フィルと俺が一緒にやってた時期があって、でも結局やめちゃって。1999年位かな。2000年の夏に千葉でいろんなやつらがパーティをバンバンやり始めてたんだけど、「こうじゃないでしょ、俺の方がおもしろいこと出来ますよ」って。自分のプライドがそれを許さなかったっていうのがあって。(FTの) 1回目来てたでしょ?
(Y)行きましたね、結婚式場借りてやったやつ。当時働いてた(ディスクユニオン)千葉店の同僚と車で。一発目のあれって今思い返すと”変”でしたよ、あれはあれで凄かったしカルチャーショックでしたよ。
(NOBU)いやぁ~あれは”変”だったでしょ、俺もあんま意味わかってなかったけど、あの空気感て今は無いもんね。あの”場”の空気もあるし。隣はマンションなのに、いきなりあんなとこでやっちゃって。やっぱレイヴカルチャー的なものにすごく影響受けていたから、みんなその場所を探していたし、いざドアを開けてみたら「あ、これ面白いじゃん」みたいなものをね、ワクワクするようなものを作りたかったし。俺の後輩経由で結婚式場の社長が「NOBUさんはライヴとかやってるみたいだし、ここでもパーティーできるんじゃないの?」って。箱代も安かったし。
(Y)なんか、パーティーって今までクラブしか行った事無かったし、結婚式場のイメージって着くまで沸かなかったんですよ。中に入ったら建物の中暗くてああいう音がかかって、でもウェディングドレスとタキシード着た夫婦の写真とか普通に壁に飾ったままじゃないですか(笑)
(NOBU)ああいう場所って今ホントにないよねー。ああいうとこでまたやりたいって思うし。TAM(注3)とかもそうだしさー。あれはあれで凄かっなって思うもん。
(Y)あれってまた次のステップの頃ですよね。
(NOBU)TAMでやる頃って完成されてからだったね。
(Y)あそこも口コミである程度人が集まる状況でやってたと思うんですけど、フロアはいつもどおり真っ暗でストロボ一個でブースしか明りが無いような。お客さんのノリもヤバかったですよね。
(NOBU)異常だよね。
(Y)あの回りの環境も含めてゲットーだなって、よく例えられると思うんですけどね。
(NOBU)ああいう場所欲しいよね。夏とかにそういうのやりたいし。やっぱ変な場所でやるっていうことに快感を覚えるからね。
(Y)ははは(笑) バロウズも今思うと変でしたね、今思うと雰囲気が。FTとは別で木曜、帯でやってたじゃないですか。
(NOBU)あの時とかも面白かったもんね、一緒にやったりして。でも結局みんな平日遊ばなくなっちゃったからさー。まぁ仕事も大変だし、今3時間だけ寝て肉体労働とかキツイじゃん。で、今後はスタジオでやろうかなって。
(Y)どっか場所あるんですか?
(NOBU)周りが借りてるスタジオがあるんだけど、まぁパーティーを平日やろうかなって。音も出せるし。
(Y)プライベートで身内な感じですか?
(NOBU)うん、来られるやつは来るって感じで。うちから歩いて10分くらいなんだよね、そこ。まったく苦情こないし、そこカラオケボックスが潰れたとこだからさー、FTの感覚がそこには残ってる。
(Y)あーいいですね。
(NOBU)そういうような場所で音楽作ってるから。ageHaで今回のCDを宇川君に渡したときにさ「これコンテナ?コンテナ?」とか言ってすげー喜んで(笑)「そう、コンテナ、コンテナ」って(笑)コンテナから生まれた感じなんですよ。

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(Y)今そういえばあの廃ビル(注4)ってどうなってるんですか?
(NOBU)あーあれもう今完全に無い。
(Y)取り壊しになっちゃったんですか?
(NOBU)そう、もうまっさら。取り壊しでもう無いんだよね。
(Y)あそこもヤバかったですよね、おれ、あの時がFTの一度目のピークなんですよ。
(NOBU)そりゃそうだよ、俺もあれが(1度目の)ピーク!結婚式場と揉めて使えなくなっての一発目があそこでしょ。場所が無いって探して見つかったのがあそこだったから。
(Y)昼間ビルの中、みんなで掃除してましたよね。
(NOBU)うん、やってたね。
(Y)中に入るとでもまだ埃臭くて、壁とか剥き出しな感じでキャバレーか何かの鏡がそのままだったり。とにかく人も凄く多くて、でも換気も全然無くてタバコの火もまったくつかない状況で、しかも壁は水滴まみれで(笑)
(NOBU)今あんなとこでパーティーやったらヤバいよ、みんな風邪引いちゃうでしょ。
(Y)俺もヒドかったですよ、翌日。
(NOBU)ヒドかったよ、鼻の穴とかみんな真っ黒だったし(笑)風邪引いたりもしてたりしたし。今だったらみんなもっといいとこでやろうよっていう事になっちゃうと思うけど。
(Y)フロアの上の階にはよくわかんない部屋があって、ぶっ倒れてるヤツとかもいて。あの建物(周りは民家)音漏れも凄かったし。
(NOBU)明け方警察来ちゃったしね。ユニオンぐらいまで音が行ってたからね、アレはヒドいよね。バロウズの最後の時もさー、ストラグルのライヴ始まって音の漏れが凄かったもん、凄すぎた。
(Y)千葉で働く前って都内のパーティーで遊ぶことが多くて、割とみんなおとなしく踊ってるようなのしか知らなかったら。アレを味わっちゃったから「コレはヤバい」って。
その後、話が脱線。飲み屋。ご当地ウマいもの、ラッキーピエロの話とか・・・
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(Y)だいぶ話が脱線しちゃいましたね(笑)話を戻しましょう。じゃあ、今回のCDの音源になっているレーベルMoods & Groovesを主催しているマイク・グラントを呼んだきっかけとか聞かせてくれますか?
(NOBU)MOVEMENTであいつが会場をウロウロしながらフライヤー配ってて。
(Y) へぇー会場で会ったんですか。
(NOBU)なんか知んないけど「俺のパーティー来いよ」って誘ってくれて。話して仲良くなって、実際行ったらDJも凄かったし。当時の感覚でいうとああいういいレーベルって無かったし。
(Y)じゃあそれで千葉に呼ぼうってなったんですか?
(NOBU)そう、ちょうどもMoodsのレーベル発足の5周年のタイミングで。
(Y)その時はTAMでしたね。
(NOBU)次につながったしね。でも今そういう手ごろな人がいないんだよね。
(Y)ギャラが高いとか?もし関係なかったら呼びたい人いますか?
(NOBU)FTだったら?Thomas Fehlmanは最近異常にハマってるんだよなー、あの音世界はやっぱり凄いじゃん、天才だよね。女の子とかに聴いて欲しいよね、もし聴いてたらセンスもいいなって思うし。あとHenrick Schwarzも呼びたい時期があったね、流れちゃったけど。
(Y)いいですね、その辺りも。
(NOBU)あと他いるかなー、最近外タレの聴いてショックを受けるようなのに出会ってないからなー。あ、そういえば横浜で呼んでた、あれ凄かったらしいじゃん。あれ誰だっけ、Bill(Hardy)が来られない変わりに来てた。
(Y)あ、Jamieですね。
(NOBU)行った?
(Y)行きましたよ。
(NOBU)何かけてたの?
(Y)基本的にはディスコ、クラシックス。少しだけシカゴハウスはさむ位で。全体的に安定感ありましたね。
(NOBU)聴きたかったんだよね。
(Y)あそこのロケーションも面白いですよね、千葉に近いなって。
(NOBU)そうそうそう。
(Y)そういえばJamieとかその辺のつながりでRahaanっていうのがいるんですけど。
(NOBU)おぉーRahaan大好き。
(Y)あいつ無茶苦茶ヤバいんですよ、シカゴ行った時に会ってパーティも行ってきたんですけど、住人がいないアパートみたいなとこにシステム持ち込んで、ヤバい状態の黒人ばっか集まってて。超ゲットーな感じで。
(NOBU)あの感覚いいよね。
(Y)いい意味で荒くて男っぽいですよね。
(NOBU)でさー、きっちりあのゾーンに持っていくじゃん。
(Y) 千葉に合いますよねーあの音は。そうそう、Rahaanの話を浅沼さんにしたことがあって、ちょうどTheoのインタビュー終えて帰ってきた頃で。「Theo周辺もRahaanの話をしてましたよ」って。シカゴとデトロイトって街は違ってもやっぱりそういう話になるんだなって。
(NOBU)俺が一番困るのはRahaanにしてもVillalobosにしてもさー、「感覚」として聴いているとこは一緒なわけじゃん。
(Y)いっしょですね、「何か」があるか無いか、なんですよね。
(NOBU)それをさーうまく表現したいよね。
(Y)仮にネットで聴けるミックスだけでも「わかってるなー」て伝わりますよね。ああいう人の音を体験するとことで音の価値って変わりますよ。
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(Y)今回のMIX-CDにあたって、選曲の基準って何だったんですか?
(NOBU)それは単純に自分でいじりやすい音。
(Y)エディットを前提に選んだんですか?
(NOBU)最初はしなくって、ただミックスを作ったんだけど全然良くなくって。それでエディットをはじめて。
(Y)エディットの方法って、エデットを先にするんですか?それともミックスしたものをエディットするんですか?
(NOBU)先に曲をエディットしてつなげていく感じ。聴いた?
(Y)聴きましたよ、仕事中に聴いても鳴りがヤバいなって、脳内に埋もれてる何かがシュワーって出てきましたし(笑)
(NOBU)はははは(笑)いい意味でMoodsの雰囲気が無くなっっちゃってると思うんだよね。
(Y)凄かったのが音の余韻とか。あれってわかってる人しか作れないなって。
(NOBU)あれは苦労するよ、普通につないで作っても面白くないもん。
(Y)作るときこだわった点とかあるんですか?
(NOBU)やっぱ、いかに俺らしさを出せるかって感じでしょ。ディープハウスのレーベルなんだけど、どれだけ自分の音に近づけるかってことじゃないかな。ダサいMIX-CDとか多いじゃん、こういう音をやる人っていないから使命感的なものはやっぱりあるよね。俺がやらないと誰もやらないじゃんって。それに、もしただのミックスだけして出したら俺を知っている人は誰も買わないと思うんだよね。
(Y)そうですね。
(NOBU)「感覚を楽しむ」ってデカい事だと思うんだよね、絶対に。そこを考えた結果、音を自分の感覚に近づけていいものができたし。自分がかっこいいって思えないと納得できないしリリースしたくないし。自分に嘘はつけないから。
(Y)楽しんでもらいポイントもその辺ですね。
(NOBU)そう、Omar-SとかM.Pittmanとか、ああいうデトロイトの感覚にした感じなんだよね、Moodsの音を使って自分の音にして。
(Y)“No Way Back”と雰囲気だいぶ違いますね、今回の。
(NOBU)あの時はだいぶ選曲的に譲歩した部分もあったんだけど、周りの人に聞くと誰もそんなこと思ってなかったみたいで。でもそれって大事だなって。
(Y)今回の方がドープですね。
(NOBU)“機能的”でしょ。
4/2 千葉にて。インタビュー Y=Yoshitaka Shimada
注1 SUBHEAD(PhilとJason)が主催していたUKのテクノレーベル。
注2 90年代後期に確立されていた音のスタイルのひとつ。Cristian VogelやJamie Lidellなど。
注3 ネオン煌く裏通りにあるレストランの名前。貸しきって1Fをバー、2Fをフロアに。Terrence Parker, Mike Grant, Luke Solomonもここでプレイ。結構広いのにいつもキャパシティーオーバー。
注4 ディスクユニオン千葉店から約20メートル先にあったビル。
2008/02/06 | INFORMATION | 池田正典・NEW MIX CD「NEW BALEARIC HOUSE」リリース記念スペシャル・インタビュー!
FLOWER RECORDSから、今までのイメージを覆すようなエレクトロニックなトラックで纏め上げられた冒険的MIX CD「NEW BALEARIC HOUSE」をリリースした池田正典(以下I)のスペシャル・インタビューをお届けします!
I : 有り難うございます。内容、音質ともに久々にオリジナルで非常に良い物が出来たと思っています。いつも、何年経ってもフレッシュな一枚を作りたいと思っているのですが今回は非常にタイムレスな物が仕上がったと思います。
■日本においてこのスタイルのサウンドのMIX-CDは珍しいと思うのですが、製作をされようと思われたきっかけは何かあったのでしょうか?
I : ただ単純に現在のDJの現場とレコード・ボックスの中身を反映した内容にしたらこうなりました。あと、常に自分が良いと思える新譜をリアルタイムで評価していきたいという姿勢は保って行きたいと思っています。
■"New Balearic House"というのは一見、音のイメージが沸きやすそうで人によってそれぞれ解釈の違うネーミングだと思うのですが、池田さんにとっての"New Balearic House"とはどのようなものなのでしょうか?
I : 実際、人に指摘される前まで自分の中でのバレアリックというイメージも90年代初頭のウェザウォール等のイメージだったのですが、ここ数年自分がやっている様な感覚的に気持ち良く、かつダンサフルなDJセットも含まれることは知りませんでした(笑)。"New Balearic House"とは単純に自分の感覚としての“ハートと腰にくるダンスミュージック”ですね。そして、音楽のいちジャンルというよりもそこに拘らず自分が気持ち良いと思えるものを提示してフロアーやこうしてMIX CDにして皆と分かち合う体験というか。
■収録されているアーチストや楽曲は日本であまり知られていないものが多いと思うのですが、どのような基準で選曲をされたのですか?
I : プログレッシブ・ハウスやサイケデリック、チルアウト的なトランスが多く収録されているという指摘も多かったのですが、自分的にはジャンルに対して気にせず自由な感覚で選曲したつもりです。自分は、知られている、知られていないを基準に選曲をしたことがあまりないので判らないのですが、単純に自分がよくプレイをしたり、好きな物を選んでいったらこうなりました。曲の流れの方を重視するので、商業的に狙って皆が知っているものをあえて選ぶということは考えたことがないです。あと、もし持っていても何が皆に知られているのか自分自身が全く分かっていなくて。そこに関しては完璧に勉強不足です(笑)。
■レコーディングにおいて、機材には大変こだわって作業されたようですが、そのあたりについて詳しく教えていただけますか?
I : 機材はもちろんですが、ダイレクトに素直な太い音を出すためにレコード針からカートリッジのリード線や機材ケーブルまで結構こだわりました。だから明らかに以前より今回の作品は音が良いはずです。製品になる過程でも、どれだけ周波数などをダウン・トランスせずにCDに出来るかを考えてレコーディングしました。今回はよりピュアな状態のものを皆さんに届けられたと思います。
■最後に収録されている"City Lights"のカバーについて、製作時のエピソードがあったら教えていただけますか?
I : 製作当初は色々アレンジを施したものを考えてプリプロしていたのですが、あまりにも自分がオリジナルに思い入れが強く結果オリジナルに近いフィーリングなものをアップデートした感じになりました。DJの現場でもオリジナルを最後の方にかけたりするので、今回ラストに自分のバージョンを収録出来た事を嬉しく思っています。
■池田さんの近況、今後のスケジュールを教えていただけますか?
I : とりあえず"New Balearic House"のDJツアーで日本各地に行きます。皆さんの前で"New Balearic"なDJセットを披露できるのを楽しみにしています。そして、夏に向けて何か新しい作品を届けられたらと頑張っています。
<リリースパーティー>
『New Balearic House DJ Mixed by Masanori Ikeda Release Party』
3月22日(土)@asia(渋谷)
DJ:池田正典、井上薫 (chari chari)、高宮永徹…and more...
【お問い合わせ】☎03-3476-6533 http://www.clubasia.jp(asia)
<レギュラー・パーティ>
2月8日(金)『 Free Room 』@青山OATH(以降、毎月第2金曜日に開催)
2月29日(土)『 TOKYO BALEARIC 』@恵比寿LIQUID LOFT(以降、不定期開催)
More Info;
www.flower-r.com
www.myspace.com/flowerrecords
www.myspace.com/masanoriikeda
■ご協力ありがとうございました。
2008/01/04 | INFORMATION | デトロイトハウス・レジェンドRICK WADEスペシャル・インタビュー!
リリースの遅れていたHARMONIE PARKからの12"も入荷したばかり、デトロイトハウス・レジェンドRICK WADE(以下R)のスペシャル・インタビューをお届けします!
■まずあなたのバックボーンについて伺いたいのですが、幼少の時はどんな音楽を聴いていましたか?
R : 俺の両親はとても信仰深くて、小さい頃はよく教会に連れて行かれたよ。確かに教会音楽は素晴らしいものだが好きじゃなかった。当時はシカゴから1時間ほどにある郊外の町に住んでいたから、シカゴのローカルなテレビやラジオをチェックすることが出来たんだ。両親が寝静まるのを待ち、母親の古いトランジスタ・ラジオを自分の部屋へ持ち込むんだ。そして親にばれないように小さなボリュームで「WBMXミックスショー」(注1)を聴いていたよ。俺が学生の頃にはもう親は非宗教的な音楽を聴いていようと気にしなかった。そのころからDJに興味があったからミックスショーでかかるレコードを買い始めたんだ。
■ 自身で楽曲製作をはじめるきっかけや、あなたのレーベルについて教えてくれますか?
R : 1990年前後だったかな、俺はデトロイトやウィンザーのローカルなクラブでベースやゲットーテックと呼ばれるダンスミュージックのDJをしていたんだ。同時に俺は”RECORD TIME”(注2)というレコードショップのアシスタントマネージャーをしながら、ラジオDJもこなしていたよ。その頃はハウスがとても人気があって、俺はラジオ用にハウスのDJもしていたけど、ミックスするうちに「足らないメロディーやトラック」があることに気が付き満足できなくなったんだ。とにかく「もっとこういった曲があればいいミックスが出来る」って強い確信があった。だから最初はリリースする為ではなく自分自身のミックスショーの為の曲作りをして、それをプレイしていたんだ。俺のミックスショーがオンエアされた一週間後、そのプレイを聴いた Dan Bell(注3)が「その曲をリリースするべきだ」って連絡をしてくれてね。彼の強い説得もあって俺とDanはHarmonie Parkレーベルを立ち上げ「Late Night Basix Vol.1」をリリースしたんだ。DanはDBXとしてAccelerateが世界的にブレイクし始めた頃で忙しく、俺は一人で全てをこなさなくてはならなくなった。そして次の作品をMike Huckabyに依頼したんだ。Danの忙しさを俺とハック(Mike Huckaby)は知っていたからその時から彼の助けを求めることは無かった、Danには自分のレーベルに集中して欲しかったんだ。今ではDanと疎遠になってしまったが彼には今でも感謝の気持ちでいっぱいなんだ。
■ではHARMINIE PARKレーベルの今後の予定は?
R : 一番近いものだとWhistle Bumpを引用した「The Vinyl Refresher」という12インチをHarmonie Parkからリリースする。その後にはレーベルのベスト盤をCDでリリースするんだ。そのCDには俺やTheo Parrish, Mike Huckabyの初CD化音源や未発表音源も含めるつもりだ。来年にはハックとの共同プロデュースも考えているよ。
■あなたの過去の作品によく使われる「Angly」(「怒り」「腹立たしい」「憤慨」など)の意味について教えてくれますか?
R : これは1つの意味を指しているわけではなくて、いろんな時に得られるインスピレーションなんだ。セオとハックはこの意味を理解しているよ。あの街で感じられる全ての痛みや悲しみ、怒りや不満を俺は音楽製作に向けて発しているんだ。
■新しいアルバムがYOREレーベル(注4)からリリースされると聞きましたが。
R : 08年の春までに「The Good, the Bad and the Deep」というアルバムをアナログでリリースする予定がある。今までの作品の中で最も満足できた作品のひとつであることは間違いないし、同時にさっき述べたような多くの俺の気持ちが反映させられているんだ。リスナーの感情やイマジネーション、様々なリズムの境界が無い深い作品なんだ。
■最近親交の深いデトロイトのアーチストはいますか?
R : デトロイトにいる殆どのアーチストと連絡を取り合っているよ。さっき述べたMike HuckabyやTheo Parrish, Keith Worthyとも仲がいいんだ。彼等とプライベートで会うときは音楽やビジネスについての話をすることは無いし、家族についてや、別の話題で話し合うことが多いんだ。もちろん冗談も言い合うしね。
■最近のデトロイトの音楽シーンをどのように感じますか?
R : デトロイトのハウスシーンについて言えば、新しいアーチスト達がしのぎを削りライバルとして、いい競い合いをしているように感じるよ。しかし多くの場合その競い合う場はデトロイトではないんだ。数年前から様々な問題によって、自分自身で物事を考えられなくなっているのかもしれない。デトロイトのテクノについてはハックに聞いてみたい話だな。
■最後に日本のリスナーへのメッセージをいただけますか?
R : 俺はまだ日本へは行ったことは無いが昔から足を運びたいと思っていた唯一の場所なんだ。日本のアニメーションや秋葉原には興味を持ているよ。何より世界的に見ても様々な技術において最前線に位置していて、かつ伝統と多くの遺産に囲まれた他には無い国だからね。
(注1) 80年代、多くのクラシックを生み出し、シーンを発展させるきっかけを作った先鋭的ラジオプログラム。DJはJack Master Funk, Frankie Knuckles, Hot Mix5クルーなど多数。deephousepageでも聴くことが出来る。
(注2) デトロイトのアーチストであれば知らないものはいない老舗レコードショップ。90年代のメイン・ダンスミュージックバイヤーはMike Huckaby。今現在も営業中。
(注3) =Daniel Bell, DBX. デトロイト出身の白人プロデューサー。ブリープ~アシッドなミニマルテクノの基礎を築いた1人。かつてPlus 8レーベルからRichie Hawtinと共に作品をリリースしている。
(注4) ドイツの新興レーベル。主催はAndy Vaz. Rick Wadeの他にTodd SinesやTerrence Dixonなどデトロイト勢がシングルをリリースしている。
2008/01/04 | INFORMATION | DISC SYSTEM MEETS INNER SCIENCE・アルバムリリース記念スペシャル・インタビュー!
■リリースおめでとうございます。では、簡単に自己紹介をお願いします。
YASU2B(以下Y) : 2人組DJユニットのDISC SYSTEMで活動しているヤス2Bです。
WACHI(以下W) : 同じく、ワチです。
INNER SCIENCE(以下I) : インナー・サイエンスこと西村です。
■今回こういったコラボレーションとしてのリリースになったきっかけを教えていただけますか?
Y : 僕とINNER SCIENCEで「何かコラボレーション企画みたいな物がやりたいね」って話したのがきっかけです。もう何年も前からお互いに顔見知りだったし、音楽性も認識し合っていたから、お互いが混ざり合う事によって新しい発見や、感覚が生まれたらいいな‥って言う感じで。ちょうど1年位前の話ですね。
■何度か既にコラボレーションという形でイベントにも出演されてますが、曲創りとライブでのコラボレーションの仕方だったり、音創りに関してやはり違いはありますか?もしよろしければ、ライブと楽曲制作での使用機材を教えていただけますか。
Y : 曲創りに関しては、INNER SCIENCEが製作したトラックを各パーツ(ビートやベースライン、ハイハット、エレピなど)ごとに細かく分類して、そのパーツをDISC SYSTEMはCDJを使用し、INNER SCIENCEはPCを用いて新たに構築するといった形態になっております。ライブでも同様の過程を踏み、その中で各パーツに変化を付けるようにエフェクターを使用しております。
W : 完成された作品を繋ぎ合わせる現場でのDJとは違い、一つ一つの単音を組み立ててグルーブを作り上げていく行為は新鮮でした。普段はCDJとかあんまり使わないですしね。
I : 自分は基本一人で制作やライブの全行程ができるわけなので、今回のプロジェクトではまずディスクシステムの存在ありきで発展して行く可能性がある部分に焦点を当てて行きました。音創りに関しては、意識的に普段とは微妙に違う感覚を投入したりしたつもりです。
[使用機材]
DISC SYSTEM : PIONEER CDJ-800×3 , VESTAX PMC-07 PRO×2 , KORG KAOSSPAD 3×1 , PIONEER EFX-1000×1
INNER SCIENCE : ableton LIVE , evolutionのMIDIコントローラーx2 , M-AUDIO Trigger Finger
■聴かせて頂いた感想として、BEATの抜き差しの感覚だったり全体から流れ出す空気感が凄くライブ的というか、音が刻々と流れていくように感じました。お互い今回の楽曲において特に意識された部分を教えて頂けますか?
Y : トラックメーカーとDJのコラボレーションが同時進行する上で必然的にライブ感は強くなりましたね。今回、作品製作→ライブでは無くて、ライブ→作品製作という逆の順序で工程しております。また、1枚のアルバムを1曲とも考えられる構造になっており、その中でDJ的なビートが流れていく&動いていくといった感覚があるのでライブ的と感じられる方も多いと思います。
I : 制作順序がそうであったからこそ、最初から当然のようにMIX CD仕立てのアルバムにすることが決まっていましたね。
■今回のコラボレーションにおいて、お互いの音楽性等再度確認する事になったと思いますが、振り返って頂いて楽しかったところ、逆に難しかったところなどエピソードがありましたら是非教えてください。
Y : まず、3人のプロジェクトなのでお互いにスケジュールを合わせるのが大変でしたね。基礎となるトラックを製作してきている側と、実際にDJブースの前でトラックの構成を確認する立場で多少のタイムラグはありましたね、そこらへんが難しかったです。
W : 3人で黙々と製作するって事はちょっとバンドっぽい不穏な空気が流れそうですが、実際は楽しく作業できました。
I : いつもは一人なので、人と制作をする事自体が久しぶりで楽しかったですね。珍事件も多々あり。
■現在、アナログレコードの需要と供給が以前と比べ減ってきている中で、ご両者ともクラブミュージックや現場で何年も携わって改めて感じるアナログレコードの存在価値で思うことがあれば教えていただけますか?
Y : クラブミュージックのリリース形態がアナログレコードからデータに意向してきているのは感じますね。実際好きなアーティストの音源がデータのみだった、ていう場合もありますし、現場のDJがPCを使用しているのも見ています。今後、データのみのリリースにシフトチェンジして行くのであれば、データを使用していくと思いますが、現状は分岐点のような気がするので慎重に柔軟に対応していきたいと思います。実際、パッケージされた物の方が価値観が重いと思いますし、何よりも大切に扱いたいって心が生まれると思います。アナログ世代なんで、どうしてもレコードにはこだわってしまいますね。これからも買い続けては行くと思いますし、レコード屋さんが無くなったら本当に悲しいですからね~。
I : 創り手としては、あれくらいの曲数で収まるパッケージ感がまず魅力ですし、買い手としてはそこに詰める情熱みたいな物を信じたい所です。まぁ自分はまだレコードをリリースしているので、それ自体が現時点の答えでもあります。
■DISC STSTEMさん、INNER SCIENCEさん共に、様々な音楽に触れていると思える音の幅の広さを感じましたが、特に影響を受けたジャンルやアーティストを教えていただけますか?また、最近注目しているアーティストがいましたら教えてください。
Y : もともとはお互いがヒップホップのDJから始めたので、やはりヒップホップのアーティストには影響されてますね。そこからダンスミュージックに派生して行った感じが現状のDJスタイルにもなってますね。DJで言ったらコンピューマさん(スマーフ男組)が好きですね~、最近注目しているジャンルはHYPHYとかCUT UP HOUSEとかですね。
W : あとワールド・ミュージックとか。
I : 同じくヒップホップからの影響は大きいと思います。あとはクラブミュージック全般から諸々、影響はその都度受けていると思いますが、それを安直に真似しないようにしてきたつもりです。制作ばかりで最近のは全然聴いてません…。
■今後の予定・スケジュールを教えて頂けますか。
Y : 三軒茶屋のorbitという場所でDISC SYSTEMで主催している「WHo'S HoUSE???」というパーティー、DJ MONOLITHとの「stardom」、代官山SaloonにてDIZITSというイベントのレギュラーを中心に活動して行きます。
W : DJ以外に現在、タブラを叩いているのでDJや古典楽器とのセッションを現場に取り入れて行きたいと思います。もちろんDJもやっていきます。DISC SYSTEMでは、今年僕がメキシコ旅行に行った際に持ち帰って来た音源をもとにミックスCDを製作予定になります。
I : 最近だと、自分のレーベルから12inch"elegant confections e.p."をリリースしました。あと、12月にflower recordsからリリースされたeicoのアルバム"メルテッド"にも参加&リリパでDJします。他、詳しくは自分のサイトやROMZのページにて、随時掲載されていますので、是非チェックしてみてください。http://www.masuminishimura.com http://www.romzrecord.com/
■では最後にDISC STSTEMさん、INNER SCIENCEさんご自身からアルバムの紹介をお願いします!!
Y : 既存のトラックを解体、再構築した作品性のあるミックスCDのような内容に仕上がっております。良かったら聴いてみて下さいねっ!!
I : 面白いものが出来ました。二度と出来なさそうな、ある意味奇跡の結晶なので是非聴いてみてください。
■ご協力ありがとうございました。













