【入荷】“三味線創作ジャズ・シンガー”金子純恵デビュー・アルバム

  • JAZZ
  • 新着ニュース

2013.05.11

  • LINE

  • メール
“三味線創作ジャズ・シンガー”金子純恵デビュー!!
NYの地で、ジャズ・ロック・邦楽を見事に融合させた、ワン&オンリーのネクスト・ジャズ。(塙耕記)





-Track List-
1. Yumeji
2. My Favorite Things(Rodgers)
3. The Way
4. I'm Not Good In The Morning
5. Initiation
6. Evergreen
7. MAIHANA
8. High Heels
9. Ringo-Oiwake(Yoneyama)
10. Miu -深海

SUMIE KANEKO 金子純恵

J-TRAD & MORE / J-トラッド & モア

THINK! / JPN / CD / DTHK017 / 2013年05月11日 / 2,300円(税込)

カートに入れる

 

フュージョンと呼ぶと全然ニュアンスが違ってくる。ミックスとかブレンドという表現も、ふさわしいとは思えない。折衷的? るつぼ? イースト・ミーツ・ウエスト? そんな堅苦しいものでもない。いったい、このCD『J-Trad & More』をどう形容すればいいのか。と考えていたら、「ようするに、ごった煮なんですよ」という言葉が飛び込んできた。言葉の主は、Sumie Kaneko。邦楽に精通した方には“金子純恵”と表記したほうが通じやすいかもしれない。現在の肩書きは“三味線創作ジャズシンガー”。新春シャンソンショーや、きゃりーぱみゅぱみゅ並に言いにくいフレーズだが、これこそ彼女のアイデンティティであり、ワン&オンリーなところである。 ※原田和典氏ライナーノーツより抜粋

金子純恵 / J-トラッド & モア (Think! Records / DTHK-017)
■Sumie Kaneko(vo , shamisen)、Michel Reis(p,key)、Shu Odamura(g , el-g)、Evan Gregor(b , el-b)、Pablo Eluchans(ds , per)、Akihito Odama(shakuhachi) 
■録音:2012年

 
<金子純恵 バイオグラフィー>
NY在住。山田流箏曲•三味線奏者、ワールドミュージックシンガーソングライター、プロデューサー。その独特な楽器の使い方と、日本の伝統を現代音楽とブレンドさせた色彩感覚あふれる音楽で知られる。
千葉県柏市生まれ。箏を五歳からはじめる。翌年NHK「邦楽のひととき」出演。1994年高崎芸術コンクール箏曲の部第一位。同時にジャズやポップスを独学で歌い始める。1996年東京芸術大学音楽学部邦楽科に入学、山田流箏曲を専攻し三味線の手ほどきを受ける。在学中各種受賞し将来を期待されるが、三味線のグローバルな可能性を感じ渡米を決意。卒業後ほどなくした2002年、マサチューセッツ州ボストンのバークリー音楽院ジャズボーカルパフォーマンス科に入学。
バークリー在学中は、Joe Lovano、Jamey Haddad、David Fiuczynski、Tiger Okoshiら第一線のプレイヤーたちに師事、邦楽の特徴を取り入れたオリジナリティ溢れる音楽性を高く評価される。2005年、後にライフワークとなるJ-Trad & More発足。当時は邦楽とジャズ、ワールドミュージックを掛け合わせたアレンジを既存の曲に加えて演奏していた。そのころから州外でも活動するようになり、ピューリツアー賞受賞者Paula Vogelによる"The Long Ride Christmas Home"の音楽監督および作曲演奏、カーネギーホールでの演奏などでその名を広める。2006年卒業後にはさらに活動の場を広げ、国際交流基金南米派遣事業によって南米4カ国を回る。その他全米学術講演会TED出演、ボストンバレエ団とのコラボレーションや有名大学でのワークショップなど。
2012年、NYに拠点を移す。オリジナル曲を多数制作、同年7月にデビュー作となるJ-Trad & Moreをブルックリンにて録音。バックに世界的に活躍するピアニストMichel Reisや尺八奏者小濱明人らを迎える。その他和太鼓のケニー遠藤や渡邉薫、雅楽伶楽舎より宮田まゆみ、中村仁美、笹本武志らと共演、実験的音楽の新しい可能性を常に探っている。2013年現在では活動の場をNY、ボストン、東京の三都市とし、特に東日本大震災復興支援活動と矯正施設での演奏に力を注いでいる。