10/13発売 原マスミ、四半世紀ぶりとなる4作目のオリジナルアルバムが遂に完成

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2012.10.09

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原マスミ NEW ALBUM「人間の秘密」待望のリリース決定


独創的な世界感と独特な歌声で、ミュージシャンや著名人の信奉者も多いアーティスト、原マスミ。その熱狂的なファンの間でも長年完成を待たれていたオリジナルアルバムが遂にリリース。原マスミのメロディメーカーとしての存在感が際立つ、ファンの間でも音源化が待たれていた名曲ばかりが揃った全12曲。ジャケットも自身の書き下ろしイラストによるもの。
 

ライブを中心に充実した音楽活動を続けながら、近年では画家・イラストレーターとしての才能も高く評価され、よしもとばなな等多くの装丁画や絵本、さらにイラストレーターとしては異例の、公立美術館でおよそ2ヶ月にわたるロングランを達成した展覧会開催など、音楽シーンのみならず、多方面からリスペクトを受け、その影響を強く受けたアーティストも少なくない。圧倒的なオリジナリティ溢れる歌詞の魅力と共に、優れたメロディメーカーとしての才能も発揮し、ZABADAK、原田郁子(クラムボン)など様々なアーティストへの楽曲提供やゲストボーカルの参加など、ミュージシャンズミュージシャンとしても名高い。その特徴的な、しかしどこか懐かしさをはらんだ親しみある声は、ゲーム、アニメ、CM、TV番組のナレーションなどで、誰でも耳にしているはずである。


本作は、十数年共に活動してきたバンドメンバー、堀越信泰(el. gtr)内田Ken太郎(b)近藤達郎(kbd, acc, bgv)楠均(ds, bgv)など実力派ミュージシャンによるロックサウンドをベースに、梅津和時、知久寿焼(パスカルズ exたま)、小峰公子(ZABADAK)など多彩なゲストミュージシャンを迎え、エスニック調あり、グラム調あり、弾き語りありと、メロディアスでバラエティー豊かなアルバムに仕上がっている。イマジネイティブな発想を、研ぎ澄まされた表現とファンタジックでありながらリアリティある言葉で紡ぐ唯一無二の詩世界に加え、本作は表題作「人間の秘密」や、よしもとばななの小説の題材となり冒頭に全文が掲載された「海のふた」に代表されるように、人間の孤独の深淵をのぞく普遍的なテーマが全編に渡って流れている。その切なく叙情的な楽曲は、聴くものそれぞれに物語を喚起させ、心の奥底に触れる。

 

関連作品

原マスミ『夜の幸』


原マスミ『夢の4倍』


原マスミ『イマジネイション通信』


原マスミ 『シングルズ&コレクションズ』