【発売中】■ブラジル新譜■ ジョアン・リラ <2014年5月来日公演> 約半世紀に渡りブラジルの音楽シーンを支えてきたギタリスト名手、待望のソロ・アルバム

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2014.03.25

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ブラジル・ギター・ファンの間で語られる名手ジョアン・リラの自作アルバム完成!!国内盤CDで発売決定!!

●ジョアン・リラ/トカドール <João Lyra / Tocador>
(フロレッセール 見開きペーパースリーヴ仕様CD 2,315円+税)
絶賛発売中


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卓越したガット・ギタリストを輩出しつづけるブラジル音楽シーンにおいて、ショーロ / MPBの両フィールドで最も活躍している名手として多くの尊敬を集める偉大な名手が、ジョアン・リラである。MPBの立役者であるジョアンは、演奏家/アレンジャーとして約半世紀に渡り数多くのシンガーを支えてきたキャリアが中心であったため、日本のブラジル音楽愛好家の間でも語られる存在でありながら、彼自身の「音楽」に直に触れる機会が多くはなかった。そんな中で、満を持してリリースする稀有のソロ・アルバム。ジョアンの原点であるブラジル北東部(ノルデスチ)のショーロを綴った初のアルバム「Tocador」と冠された1枚だ。

ノルデスチの持つ自然美を湛えた独特のオリジナル・レパートリーが実に素晴らしく、作曲家としての才能も伺える。サポートにはクリストーヴァン・バストスルシアーナ・ハベーロをはじめとする朋友の名手を交え、ショーロ特有の繊細なアンサンブルながらも、リオやサンパウロのそれとは異なるジョアン・リラならではの世界を創出した見事な演奏が全編を彩っている。敬愛するギタリストであるカニョート・ダ・パライーバジョゼ・ド・カルモジョアン・ペルナンブーコといった先人にささげられた、ジョアン・リラの魅力が大いに詰まった1枚。ナチュラルなギター・サウンドを愛するブラジル・ファンの心の中に入り込んでくることは間違いない傑作の誕生だ。

【Tracks】
1. Seu Rafa
2. Tem Animal na Varanda
3. Dom Bastos de Marechal
4. Meus Três Amores
5. Coringuinha
6. Do João pra Pernambuco
7. Varandão
8. J. da Gema
9. Descaso
10. Banzo


2014年5月15日には、新作発売記念の来日ライブがモーションブルー横浜で予定されている。
▼詳細はこちら
http://www.motionblue.co.jp/artists/Joao_Lyra/

ジョアン・リラの仲間である演奏家からも絶賛の声!

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◆ジョアン・リラは、類まれなギタリストだ。ノルデスチ音楽の土台を形成しているあらゆる要素を自分のものとし、ショーロに対する造詣も深い。彼のギターの音色と彼の作品を聴くと、それらがノルデスチのショーロの巨匠たちから受け継いだ遺産の結実によるものだということがよく分かる。ジョアンは、彼の音楽と演奏によって、ノルデスチの心から生まれたブラジルショーロのすべての富を統合しているのだ。ジョアン、祝福を授けてくれ!【※ブラジルには、敬意を込めて目上の尊敬する相手に祝福を請う習慣がある。】
(マウリシオ・カヒーリョ)

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◆ジョアン・リラは、クリエイティブで、特別な音色を生み出す偉大なギタリストであると同時に、才能豊かな作曲家でもあります!彼と演奏できることは最高の悦びです!彼は、ジョアン・ペルナンブーコ、メイラ、ゼ・ド・カルモ、エンリッキ・アンネス、カニョート・ダ・パライーバを始めとする名演奏家・作曲家たちを輩出した100年以上の歴史を有するノルデスチのショーロの最も優れた系統の現代表者なのです!このアルバムは、豊かな音楽性を持つクリストーヴァン・バストスの参加によって更に特別なものになりました。ジョアン、このような作品が他にもたくさん生み出されますように!そして、あなたが持つその特別な声で我々の詩人パウロ・セザール・ピニェイロとの素晴らしい共作曲を歌うことも忘れないで!ブラジルの音楽はあなたに感謝しているわ!
(ルシアーナ・ハベーロ)

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◆ジョアン・リラは、名ソリストの技と音色を持つブラジルの偉大なギタリストだ。デュオであれ、バンドであれ、レコーディングの場であれ、彼との演奏は常に楽しいものだ。彼が特別で類まれな音楽家だということは確実である。大きな抱擁を。
(クリストーヴァン・バストス)

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<ジョアン・リラ・プロフフィール>
(João Lyra、本名:João Pinheiro de Andrade Lyra Filho)

・ブラジル北東部(アラゴアス州サン・ジョゼ・ダ・ラージェ)出身のギタリスト/作曲家/アレンジャー。カヴァキーニョ奏者の母親から音楽の初歩を学び、その後、兄からギターを学ぶ。マセイオにて、ショーロやボサノヴァを演奏形態とする様々なMPBのグループに参加するとともに、ロックのグループにも参加。

・レシフェの連邦大学音楽学部に入学。ジョゼ・カヒオンに師事し、クラシックギターを学ぶ。その後、ペルナンブーコ州立音楽院に入学し、同音楽院で9年間教師も務める。同時に演奏者・編曲者・作曲者としてオルケストラ・ジ・コルダス・デジリャーダス・ジ・ペルナンブーコ(弦楽合奏団)に参加し、数多くの曲をレコーディング。また、レシフェ現地のアーティストらのアルバムにも参加した。リオデジャネイロにて、カメラータ・カリオカのメンバーとして、ジョエル・ナシメントマウリシオ・カヒーリョルイス・オターヴィオエンリッキ・カゼスベト・カゼスパウロ・セルジオ・サントスと共に活躍し、米国ツアーにも参加。

エリゼッチ・カルドーゾアルタミーロ・カヒーリョジンボ・トリオ、ショーロ・カリオカと共に来日。シヴーカのバンドに6年間在籍し、欧州ツアーにも参加。シヴーカとは2枚のアルバムをレコーディング。幼少期よりブラジルのノルデスチ(北東部)の音楽を自らのアイデンティティとしてきたジョアン・リラがシヴーカとペアを組むことは完璧なことであり、数々のジョアンの作による曲をレコーディングした。

クリストーヴァン・バストスとは15年間デュオを組んでおり、彼ら自身の作品の他、エルネスト・ナザレー、ベネジート・ラセルダ、ピシンギーニャ、ジャコー・ド・バンドリン、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ネルソン・アルヴェスなどの作品を含む幅広いレパートリーを持つ。

・ギタリストとして数多くのMPBアーティストのアルバムに参加。
(ナナ・カイミ、ガル・コスタ、ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、ファギネル、アンジェラ・マリア、ジャヴァン、イヴァン・リンス、エルバ・ハマーリョ、ゼ・ハマーリョ、アルセウ・ヴァレンサ、エラズモ・カルロス、エミリオ・サンチアゴ、シコ・ブアルキ、タニア・アルヴェス、アギナルド・ハヨル、アルシオーネ、ミルチーニョ、シモーネ、ホベルト・カルロス、エリゼッチ・カルドーゾ、ジョアン・ボスコ、マリア・ベターニア、フランシス・ハイミ、マルチーニョ・ダ・ヴィラ、ゼカ・パゴジーニョ、ミウシャ、ネルソン・ゴンサルヴィス、アルテマール・ドゥトラ・ジュニア、アルタミーロ・カヒーリョ、ジョエル・ナシメント、ドミンギーニョス、カニョート・ダ・パライーバなど)


■ジョアン・リラがクレジットされている主な作品
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