【発売中/試聴可】■ブラジルCD■ダニ&デボラ・グルジエル・クアルテートの新作の発売が決定!来日も決定!

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2014.08.03

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各所から大絶賛されたデビュー・アルバム「UM」から1年。
ブラジル音楽シーンの新風を牽引する母娘カルテット、
ダニ&デボラ・グルジエル・クアルテートの新作の発売が決定!



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●DANI , DEBORA GURGEL QUARTETO / ルース-光-

ランブリング・レコーズ / JPN / CD / 2014年08月27日発売 / 2,700円(税込)


ボサノヴァ以降、ブラジル音楽のイメージといえば「MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)」が主流となっていたはずだ。しかし、近年、ブラジル音楽の新たな潮流として注目されているのが「Novos Compositoresノーヴォス・コンポジトーレス」と呼ばれているムーヴメント。これまでのMPBの流れを踏襲しつつも、大胆で斬新なアレンジを施した次世代のブラジル音楽だ。そのシーンの牽引車としてブラジル音楽愛好家から愛されてきたダニ・グルジエールによるカルテット・バンド、ダニ&デボラ・グルジエール・クアルテートが一年ぶりの新作アルバムを発表する。

アーバンかつアヴァンギャルドなジャズアレンジに、そして全曲スタジオで一発録音をするという緊張感も伴った作風が絶賛され、大ヒットとなった前作『UM』(2013)。アルバムからはM・ジャクソンのカヴァー・チューン“Rock With You”が日本ラジオチャートを賑わせ、2013年9月には東京JAZZへの出演のほか、東京と鎌倉でワンマン・ライブを成功させたことも記憶に新しい。

今回、カルテットが挑むテーマは<光>。行く先を照らし出す<光>や、将来への希望を表す<光>など、カルテットの各メンバーから放たれるそれぞれの<光>が昇華され、完成したアルバムは前作を勝るとも劣らない力強い作品に。収録された全11曲から、11色の輝きを放つ<光>を感じてほしい。


DDG4 New Album “Luz ~光” Release Tour 決定!!!

DDG4_ツアーイメージ画像

昨年の東京ジャズに出演し、また東京公演のチケットは全てソールドアウトだったダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートが再来日します!!最先端のブラジル音楽と超絶テクニックをぜひ体感ください!
昨年、東京JAZZ他でのライブで初来日を果たし、その想像を超えたライブのスキルとグルーヴ感で日本のオーディエンスを沸かせたDani & Debora Gurgel Quarteto (DDG4)。彼らの新譜「LUZ-光」リリースを携えたJapan Tourが決定しました!ジャズを基調としながらも、ジャンルを超越したまったくあたらしいブラジルからの音楽をぜひこの機会に体感してください!


■ Luz ~光” Release Tour の日程と開催地

●9/19(金)@HERMIT DOLPHIN
静岡県浜松市中区田町326-25 KJスクエア
TEL:053-451-1807

 

●9/20(土)@Música & Bar Marcelo
愛知県名古屋市中村区椿町13-24 サンルイス2F
TEL:052-451-0003

 

●9/21(日)@HUMMOCK Cafe
兵庫県姫路市的形町的形1864
TEL:079-254-1400

 

●9/22(月)@ROYAL HORSE
大阪市北区兎我野町15-13 ミユキビル1階
TEL:06-6312-8958

 

●9/24(水)@アクロス福岡円形ホール
福岡市中央区天神1-1-1
TEL:092-725-9111

 

●9/25(木)@鎌倉cafe vivement dimanche
(トークショー)
神奈川県鎌倉市小町2-1−5
TEL:0467-23-9952

<1部 talk show>
Dani Gurgel
伊藤亮介(大洋レコード)
堀内隆志(cafe vivement dimanche)

<2部 Dani Gurgel & Debora Gurgel Live>
Dani Gurgel ( vo)
Debora Gurgel (p)


●9/26(金)
@SARAVAH東京
●9/27(土)
@SARAVAH東京

東京都渋谷区松濤1-29-1 渋谷クロスロードビル B1
TEL:03-6427-8886

音楽選曲:吉本宏、山本勇樹、河野洋志(bar buenos aires)

 


●9/28(日)
@鎌倉cafe vivement dimanche
神奈川県鎌倉市小町2-1−5
TEL:0467-23-9952

<1st> Open 17:00 Start 17:30
< 2nd> Open 20:00 Start 20:30




■今作のTRACKLIST  (ダニ自身の楽曲解説付き)

1. ne? (ネ?)
子供たちっていつも、当たり前と思っていることに対しても「どうして?」と尋ねてきますよね。私(Dani)もそうでした。いつもいつもDebora に尋ねてばかり。そしてこの曲は、DaniがDeboraに、これはなぜ?あれはなぜ?と尋ねることを再現したもので、しかしそれは、「いろんなことを知りたい」と思わせること自体が、私たちを前に進めてくれるのですよね。この曲は最初は途中からマラカトゥのリズムに変わる4分の3拍子サンバで始まり、グルーヴが生まれ始めます。

2. ルース~光
この曲は、最初は半音階の流れで始まりメロディとハーモニーがよりディープになり、それはまさに最後まで行き着くところまで進みます。そして一気に上がり、逃げ場のないところまで上がります。それはまさにトンネルの最後のところで放っている光を見つけ、それを頼りに力を振り絞ってそこまで進もうとする力-それこそが「光」だと思います。

3. サイ・デッサ<オリジナル:エリス・レジーナ>
ブラジルの歴史的歌手エリス・レジーナの1980年のアルバム『エリス』に収録されていた彼女の後期の代表曲。この時代のエリスの公私に渡るパートナーだったセーザル・カマルゴ・マリアーノの現在のトリオのメンバーはチアゴとシヂエルだ。デボラのローズ・ピアノとシヂエルのエレキ・ベースは、あの時代へと誘ってくれる。

4. ヴィヴェール・ヂ・アモール+アンリクワイテッド
この曲ではアメリカのピアニストのブラッド・メルドーの「報われぬ思い( Unrequited )」をベースに、トニーニョ・オルタとホナルド・バストスによる「愛に生きる( Viver de Amor )」のメロディーと歌詞が乗るという実験的な試みが行われている。

5. ポウカス・パラーヴラス
時として、言葉では表現できない気持ちを感じるときがありますよね。この曲はまさにそういう瞬間を表現したもので、”言葉で表現できないなら、とにかく歌おう”ということで、スキャットの後、曲が始まります。

6. マジック(邦題) <オリジナル:The Police>
『UM』で「ロック・ウィズ・ユー」を取り上げて昨年大きな話題になったように、本作ではポリスの81年の大ヒット曲「マジック」をddg4の感性でカヴァー。ジャズ系ミュージシャンがポップスの名曲をカヴァーするのは珍しくないが、ddg4のセンスには脱帽だ。サウンド面での前作との違いといえば、3,5,10の3曲で聴くことができるデボラのローズ・ピアノとシヂエルのエレキ・ベースだ。優しく包むローズの音色とグルーヴしているベース。ddg4の表現の幅は更に広がっている。

7. トアーダ
それは世界のどこかですでに歌われている曲のように感じて、そしてそれは文字に落とし込んで言葉として表現してもらうのを待っている・・・。この耳障りとも取れる荒涼とした時間の中で、これはまさに自然に生まれた曲なのです。それはまさに祈りを捧げる人のように。
物事がうまく進まず、両手は縛られたようで背中は曲がり足も弱ってきて、そんなすべての重責が両肩にのしかかっていると感じて疲れ果てた一日を表現していて、その日の夜に、明日こそはもっと良い日であることを願ってこの曲を歌う、そんな曲です。この曲を書いてから、あまり良いことが無かった日の終わりにこの曲を歌うようになりました。


8. ウン・ヂ―ア
これは、「Toada」の曲で触れた、願いを込めた日の歌です。家で過ごして、新聞を読んで、太陽の光を浴びて静かに過ごす・・・。とにかく「喜び」を感じる日で、義務感から解き放たれた時間のことを歌っています。

9. テーハ・ド・ソル
日本に行くことは夢でした。そしてこの曲は2013年、初めての日本で出会ったいつも微笑んでいる愛すべき人たちに捧げた曲です。
POP要素が入ったBossaで始まりブラジルと日本が出会ったその喜びを讃えています。文化も違うけれど、でもホームにいるような気持ちにすら
させてくれる、そんな気持ちです。
私たちを喜びを持って迎え入れてくれた、そこには音楽に対するリスペクトも感じられて、それを曲の最後では皆さんとまさにパーティをしているかのようなイメージで創ってみました。


10. メウ・アミーゴ・フィロー
私の好きな曲の1つにジョビンの”Meu Amigo Radames”という曲があるのですが、それはRadames Gnattaliに捧げられた曲です。そこからこのタイトルは拝借して、まさに”マイフレンド、Filo”ということです。これは、Filo Machadoに捧げた曲で、彼はとってもSwingしていて、素敵なアーティストでもあり第一人者ですが、彼は私(Dani)のPodcastの”Musica de Graca”で一緒に出演した際に曲を書いてくれたりしてくれました。私はこの曲を彼の似顔絵に色を付けていく、そんな気持ちで作りました。Swing感とハーモニーにあふれていて、それはFiloこそが最も得意とするところだと思います。

11. アウロラ
このバイアォンという音楽は、元来、引き寄せられる2つの物ということとは全く逆の考えから生まれたものです。つまりそれが、メジャーコードとマイナーコード、夜と昼、アドリブとリズム、激しいリズムとぼんやりとしたフレーズ・・・。人生のように、バランスというのがちょうど真ん中に位置していて、それはオーロラ(夜明け)が厳密に夜でもなく昼でもない、でも夜でもあり昼でもあるともいえる、それをオーロラの特徴で表現をしてみたのです。



▼ 前作 UM (ONE)の記事
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